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「家売るオンナ 第5話」あらすじ・ネタバレ

      2016/08/17

簡単なあらすじ

1) フリージャーナリストの独身女性・日向詩文(ともさかりえ)、そして出版社の校閲部で働く地味な独身OL・草壁歩子(山田真歩)が同じマンションの同室を買いたいと言う。お互いに譲る気持ちはなく、先に申込書を書いた草壁が購入するかに思われた。

2) だが、日向も譲らず、担当していた庭野聖司(工藤阿須加)に「なんとかしなさい」と詰め寄る。庭野は、同じ間取りの空き部屋が出たことから、草壁に別階の部屋を勧める。500万円価格が下がるため、草壁はその部屋を購入すると言う。

3) だが、本契約を前に日向、草壁は「やっぱり購入はやめる」と言い出し、二の足を踏む。そこで三軒家は、「アリとキリギリス」の童話を持ち出し、それぞれ別の解釈で2人を説得する。結果、2人ともマンションの部屋を購入するのだった。

4) 庭野は、三軒家の過去について聞く。三軒家は、幼くして両親を亡くしていた。そして、父の残した5千万円もの借金を完済し、1人でずっと過ごしてきたことを明かす。幼くしてホームレスとなり、公園で過ごした1週間のことについて、「あれほど辛いことはなかった。あのことを思えば、どんな辛いことでも耐えられる」と話す。庭野は、ずっと1人で過ごしてきた三軒家に同情するのだった。

起:女単

庭野聖司(工藤阿須加)は、三軒家万智(北川景子)チーフが異動してきてから、平穏だった中堅不動産会社・テーコー不動産の新宿営業所は変わってしまったと感じていた。三軒家と一緒にいると、庭野は動悸がするようになっており、「これはストレスか…それとも」と思う。

屋代大(仲村トオル)は、白洲美加(イモトアヤコ)の営業成績ゼロの連続記録を作っており、「このままでは飛ばされるかもしれない」と考えていた。三軒家は、白洲を鍛えるよう布施誠(梶原善)に依頼され、木造アパートにチラシをポスティングするよう、白洲に指示する。家賃を抑え、将来、家を立てるための貯金をしている人物がいる、と三軒家は睨んでいたのだった。

庭野は、フリージャーナリストの独身女性・日向詩文(ともさかりえ)を担当する。フットワーク軽く働くため、「都心で駅に近い家」を日向は望んでいた。不動産屋では、女性単身客を「女単」と呼び、日向はまさに「女単」であった。

白洲の配ったポスティングチラシを見て、出版社の校閲部(出版物の間違いを探す部署)で働く地味な独身OL・草壁歩子(山田真歩)は不動産屋にやってきた。チラシに誤字がなかったことから、草壁は「このチラシは素晴らしい」と褒める。

三軒家万智(北川景子)は、草壁にチラシにあった4,100万円の物件を紹介する。草壁は、「『結婚する予定はないんですか?』って訊かないんですね」と言う。三軒家は、「結婚と家を買うことは別の問題です」と言う。

屋代は、「女単」の客が増えてきていることに、時代の移り変わりを感じる。そんな中、三軒家は「女単でも、誰であろうと家を買える人に売るのは、当然です。認識を改めるべきです」と言う。

承:解決策

庭野は、ワガママな上に強気な日向に振り回される。困った庭野は、三軒家が売ろうとしていた家を日向に紹介する。「気に入った、ここ。今、すぐにサインするわ」と言う。だが、草壁の方が先にサインしていた。日向は、「申し込み書に法的拘束力はない」と言うが、三軒家は「順番は、順番ですから」と言う。

日向は、草壁について「彼女のやってることは、書き手に恨みでもあるかのように、アラ探しをしている」と言う。その上で、「永田町に住むのは、私の方がふさわしい」と三軒家に言う。だが、三軒家は「順番は順番」と言って立ち去る。一方で、日向はあくまでも物件を買うつもりであると言う。

「お客様が部屋にこだわるなら、やることは一つ」と三軒家に言われ、庭野はマンションに向かう。そこで、マンションを売るつもりのある人物を探そうとする。そんな中、同じマンションに住む老女に出会う。トイレがつまったり、電球を替えるのに困っている彼女を庭野は手伝う。さらに、住み替えを考えていると聞き、庭野は「私に売らせてください」と申し出て、了承を得る。

庭野は、日向に「空き部屋が出ました」と知らせにいく。だが、草壁が7階、空き部屋が2階であることに日向は納得しない。「同じ間取りでも、500万円も安いんですよ」と庭野は言うが、「それだけ価値が低いってことじゃない」と言って、なんとかするように庭野に言う。

庭野は、草壁に会いに行く。「2階なら、売値が500万円安くなります」と交渉する。草壁は、「500万円安くなるなら助かります。208号室で」と、208号室への変更を了承する。

転:本契約

庭野は、三軒家に「草壁様に、208号室を売りました」と報告する。三軒家は、「庭野が、私を出し抜いて家を売りました」と屋代に言う。三軒家は、そのまま事務所を飛び出す。そんな三軒家に、庭野は「黙って行動してすみませんでした。どうしても三軒家チーフに勝ちたくて」と言う。三軒家は「本契約まで気を抜くな!」と庭野に捨て台詞を吐く。

庭野は、日向に契約について話をしに行く。頭金について話をするが、日向は「頭金はないわ。貯金ないの、私」と言い、唖然とする。庭野は、「頭金なしで、月々12万円の支払い35年でご購入いただけます」と説明する。

日向、草壁が、購入目前となる中、2人とも購入を翻す。草壁は、「貯金がゼロになるのは不安で…」と言い、草壁は「頭金なしで、月々12万円の支払いを35年続けるのは辛い」と言う。2人の契約がなくなったことで、庭野は落胆する。

そんな庭野に対し、三軒家は「二枚目気取ってんじゃねぇ!」と檄を飛ばす。三軒家は、庭野を連れて草壁の仕事場へと向かう。アリとキリギリスの話をし、「あなたはアリとキリギリスのアリなんです。校閲の仕事を10年続け、貯金しました。校閲の仕事も、アリの仕事そのものです。スポットのあたる作者の陰で、書籍の質を保つ勤勉さには頭が下がります。それが報われる時が来ました。今こそ、家を買いましょう!」と言う。その言葉に、草壁はマンションを購入しようと決意する。

一方、三軒家は日向のもとへ向かう。再び、アリとキリギリスの話をする。だが、今度は「アリは、歌を歌ってなんかいたから冬に飢えたんだとあざ笑います。しかし、キリギリスは『食糧を貯めこむだけで、本当に人生を謳歌していると言えるのか?歌うべき歌を、歌っていたのか?』と言います。人生を謳歌して、苦しい時には物件を売る。それが日向様です」と説得する。日向もまた、物件を購入することにしたのだった。

結:三軒家の過去

庭野は、物件購入のお礼を日向にする。日向は、婚約者と一緒に暮らしていた。「この部屋を買ったら、急にモテ出しちゃって。今度、結婚するの」と言い、庭野は驚く。また、草壁は、アニメのキャラクターの壁紙で壁を張り替え、庭野は再び驚く。

庭野は、三軒家と雨宿りをする。そこで、庭野は三軒家がホームレスだったという話について聞く。三軒家の両親は、彼女が子供の頃に他界。そして、父の膨大な借金が残った。家も失い、引き取ってくれる大人もいなかった。放り出された三軒家は、公園で1週間過ごしたのだという。

そのホームレス生活の中、肺炎を起こして倒れたのだった。保護され、入院の後に施設で暮らしたが、そこも三軒家は飛び出した。そこから働きだし、ようやく5千万円の借金を支払い終わったのだという。そして、「家のない生活を送った1週間は、3年にも感じられた。あれほど辛さを味わった時はない」と言う。

両親が亡くなってから、ずっと1人で暮らしてきた彼女を、庭野は同情の眼差しで見ていた。

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