真田丸 第43話「軍議」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 大阪城に入った幸村(堺雅人)は、牢人たちの勢力争いに巻き込まれてしまう。そんな中、幸村は茶々(竹内結子)に再会し、「私の愛した人たちは、皆、死にました…秀頼を死なせないで」と頼まれる。

2) 幸村は、軍議で「京へ打って出て、家康の首をとるべき」と策を提案する。だが、茶々や大蔵卿局(峯村リエ)、秀頼の側近・大野治長(今井明彦)らは「籠城すべき」と考えていた。

3) 毛利勝永(岡本健一)は、幸村の提案を支持する。さらに、治長に買収されていた明石全登(小林顕作)らも意見を変える。最後まで頑強に反対していた後藤又兵衛(哀川翔)は、「死に場所を求めにやってきた。この大阪城以外に、その場所はない」と言う。だが、そこで幸村は「我らは決して負けない。ここに死に場所はない。死にたいのなら、徳川方につくべきだ」と言う。

4) 後藤も京へ打って出る策を支持することになった。秀頼もまた、その策に出ることを決定するが、茶々に「信用できるのは、真田だけ。他の者たちが裏切らぬとは限りません。籠城です」と言われ、秀頼は籠城に意見を変えてしまう。

詳細なあらすじ

大阪城に入った幸村(堺雅人)は、牢人たちの勢力争いに巻き込まれてしまう。そんな中、真田信吉や信政は、大阪を目指していた。徳川秀忠(星野源)は見回り、そこで本多正信(近藤正臣)に、信吉たちは幸村が大阪城入りをしたことを知らされる。

信幸(大泉洋)は、幸村の好きなようにしてもらいたいと考えていた。そこで、姉・松(木村佳乃)に、「信繁の決意が鈍らぬよう、息子たちに最前線に立たぬよう伝えてもらいたい」と言う。

片桐且元(小林隆)は、徳川家康に説得され、徳川方につくことになった。そこで、「豊臣には、10万以上の兵があつまり、食料はもって半年」と言う。

茶々(竹内結子)は、幸村(堺雅人)とかつて隠れて会った、武器庫に再び幸村とともに入る。そこで幸村は、「これよりある軍議で、私は秀頼様に必勝の策を申し上げます。私の策は、籠城ではござらん」と言う。

茶々は、幸村に「ずっと待っておりました。私の愛した人たちは、この世に未練を残して死にました」と言う。幸村は、「太閤殿下は?」と言うが、茶々は「”私の愛した人たち”と言いました…秀頼を死なせないで」と懇願する。抱きついた茶々の手を、幸村は離して軍議の準備を行いに行く。

秀頼の側近・大野治長(今井明彦)は、大蔵卿局(峯村リエ)に「あくまでも主導権を握るのは、我ら」と、牢人たちの好きなようにはさせるな、と釘を刺す。

軍議では、「籠城が一番。真っ向から戦っても勝ち目はござらん」と言う。五人衆に意見を求められ、幸村は「打って出るべき」と主張する。伏見、京、大津などで戦い、「徳川の兵を分断する」というのが幸村の策であった。

治長は、「兵糧は数年もつ」と主張し、籠城でまとめようとする。幸村は、「ろくに吟味もせずに却下されるのであれば、やる気も起きません」と言い、自室に戻る。

木村重成(白石隼也)が迎えにきて、秀頼が「話を詳しく聞きたい」と言う。幸村は、京の家康を襲撃し、「まずは首をとる」と言う。その後、近江などを戦場に戦っている内に、伊達政宗らが味方するのではないか、と語る。

籠城を主張するものが過半数だったが、毛利勝永(岡本健一)は、幸村の提案を支持する。毛利は、「ここにきたのは、自分の力を示すためだ。京に攻め込む役目を、俺にやらせろ」と言う。

明石全登(小林顕作)は、治長に「幸村の策には反対しろ。そうすれば、キリシタンの布教に協力してやる」と言われたのだという。さらに、長宗我部盛親(阿南健治)もまた、「籠城に賛成すれば、長宗我部を再興することに協力する」と言われていた。

幸村は、「豊臣が負けてしまえば、夢は潰えます。この戦に勝つためには、城から出る以外にはありません」と言う。

治長は、城から出ることを大蔵卿局らに提案するが、やはり籠城でまとめるよう指示されてしまう。だが、明石、長宗我部も城を出ることを賛成する。

木村は、「まとまりのない牢人たちが力を発揮するのは、一箇所にいることではないか」と幸村に言う。だが、幸村は「籠城は最後の策にとっておいて、外に打って出るべきだ」と言う。木村もまた、京で家康を襲撃することに賛成する。

幸村の案に反対する後藤又兵衛(哀川翔)に、幸村は「あなたは死に場所を求めてこの場にやってきた…私はここに勝つためにやってきた。勝つ気のない者には、この城を出て行ってもらおう」と言う。

後藤は、「勝てるなんて思ってるのは大間抜けだ」と言う。だが、幸村は「我らは異なる思いを持ってこの場にやってきた。だが、生きのびるという思いは同じだ。だからこそ、我らは強い。我らは決して負けない。ここに死に場所はない。死にたいのなら、徳川方につくべきだ」と言う。

後藤は、「その言葉、忘れねぇぞ…実は、俺も籠城は早いと思ってたんだ」と言い、京に打って出ることを主張する。

だが、織田有楽斎(井上順)は、「籠城に最初から決まっておる。所詮、お前らは、カネで雇われた牢人たちだ。我らの意見に従っておればいいのだ」と言う。

秀頼は、「決めた…籠城はせぬ。打って出よう」と決める。有楽斎は、「このこと、大蔵卿にお伝えする」と捨て台詞を残して立ち去る。

毛利に、幸村は「あんたは何のためにここにきた?」と訊かれる。だが、幸村は「実は、私にもよく分からないのです」と言う。

秀頼は、「明日、毛利が2万の兵とともに京へと向かいます」と茶々に報告する。だが、茶々は「信用できるのは、真田だけ。他の者たちが裏切らぬとは限りません。籠城です」と言い、その言葉に秀頼は籠城に意見を変えてしまう。

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