簡単なあらすじ
1) 高梨あすか(西内まりや)は、名波竜(山村隆太)と付き合うことになる。だが、初めてのデートにも関わらず、桜木夕子からの「もうダメみたい」とのメッセージに、名波は「ごめん、桜木さんのところ行ってくる」とあすかを置いて出て行ってしまう。
2) 名波は、夫の不倫で夕子が思い詰めているのだと思って、彼女の家に行くのだが、夕子は悠然と食事をしていた。そして、「夫が出て行った」と明かすのだった。名波は「もう直接、連絡しないでください」と距離をとろうとするが、夕子は「今晩、一緒にいて」と言う。
3) この一件で、2人はすれ違いの日々が続く。あすかは名波に対して苛立ちを感じるようになり、そんな中、神谷暁人(山崎育三郎)は「名波と桜木夕子、親しげだったよ。桜木夕子は夫と離婚するって噂だし」などとあすかに揺さぶりをかける。
4) あすかは、バレンタインデーで名波が好きだと言っていたコイン型のチョコを大量に渡し、2人は仲直りする。だが、神谷は、名波のメッセージに微笑むあすかを見て嫉妬を感じ、タクシーを降りたあすかに神谷はキスをする。その様子を名波は目撃してしまうのだった。
詳細なあらすじ
高梨あすか(西内まりや)は、名波竜(山村隆太)と付き合うことになる。そんな中、名波が不倫していた桜木夕子(高岡早紀)の夫が、若手女優と浮気していることが報じられる。
プロデューサー・氷室統哉(杉本哲太)は、「騒動に巻き込まれるなよ」と忠告する。一方、名波は、あすかと交際を始めたのだと、三上響(沢村一樹)に報告。三上は、「よかったじゃん…でも、気をつけろよ」と言い、2人で行くように、スパの招待券を渡す。
あすかは、名波とデートをする。名波は、マスクに帽子をして変装して現れ、思わずあすかは写メを撮る。名波は手を繋ごうとするが、「目立ってるよ」と言い、気をつけるように言う。
そこで名波は、2人きりになれるスパへと行くことを提案する。2人だけの空間で、名波はようやくあすかの手を握る。
夕子からの電話があり、出ないと「もうダメみたい」とのメッセージが送られてきた。デートの最中にも関わらず、名波は「ごめん、桜木さんのところ行ってくる」とあすかを置いて出て行ってしまう。
夕子は、悠然と食事をしていた。彼女は結婚記念日で料理を作ったのだが、夫は出て行ってしまったのだという。そんな夕子に、名波は「今後は、直接連絡はしないでください」と言う。さらに、「今、付き合ってる人がいるんです」と明かす。
「辛いんでしょ?別れたらどうですか」と言う名波に、夕子は「一緒にいてくれない?今夜、一人でいたくないの」と言う。
一方、あすかは、家に戻るとつい桜木夕子について検索を行ってしまう。そして、苛立ち紛れにマニキュアを落とす
。
名波は、夕子と一緒にいることにした。そんな中、名波はあすかに電話をかけるが、あすかは入浴中だった。あすかは電話をかけるが、名波は電話に出られず、夕子は気づかれずにこっそりと通話履歴を消去する。
あすかが、神谷暁人(山崎育三郎)と一緒に受けた街頭インタビューが放送されていた。高梨家、そして会社でも話題となってしまう。神谷は、「冗談です。僕達は付き合ってないです」と釈明するが、「でも、狙ってますけど」と余裕の発言をする。
あすかは神谷に、「私、付き合い始めたんです」と明かす。「だから、もうああいうことは…」とあすかは釘を刺す。
あすかは、神谷とAI投信プロジェクトを担当することになる。そんな中、名波から「時間ある時、連絡もらえるかな?」とメッセージを送るが、勝手な名波にあすかは苛立つ。
夕子は、「私が悪かったのかな…」と夫が出ていったことをつぶやく。名波は、「自信を持ってください」と励ます。
神谷は、名波が夕子と親しげであることを目撃する。メイクスタッフにかまをかけ、名波が夕子と付き合っている情報を引き出すのだった。そこで、神谷は「名波さんと桜木さんが親しげにしてた。桜木さんは、旦那さんと別居中で、別れるそうだよ」と言い、あすかはショックを受ける。
あすかは、桐山莉央(中村アン)や牧瀬桃子(岸井ゆきの)に名波のことを愚痴る。一方、名波は「あすかのことを怒らせたか…」と言い、小野広紀(森田甘路)は「最低だな、お前」と呆れる。
名波は、「会って話したい」とメッセージを送る。莉央と桃子は、あすかを小野の家につれていく。そこで、名波は「2人で一度、話そう」とあすかをベランダに連れ出す。
謝る名波に、あすかは「置き去りですか…そんなに桜木夕子さんが心配ですか」と言う。名波は、「精神的に不安定な人で、最悪なことを考えてしまった」と言う。そこで名波は、夕子が着信履歴を消したことに気づく。
名波は、夕子の別居・離婚について、「好きでもない相手と一緒に居続ける…だから結婚はイヤなんだよ」と言う。
ニュース番組に出演する名波は、どこが元気なさげだった。三上は、「あんまり振り回しちゃダメだよ。俺達みたいな職業の人間と付き合うのは、リスキーなんだから。普通より大事にしてあげなきゃ」と言う。
神谷は、あすかにバレンタインチョコを渡す。あすかは「何も用意してなくて…」と申し訳なさそうにする。落ち込んでそうなあすかに、神谷は「付き合ってる人に、結婚願望ないって言ってたよね。その人が、5年先、10年先も結婚したがらなかったらどうするの?」と問いかける。
名波は、「恋人同士の喧嘩は恋の更新なり」というナレーションの言葉を読んだ帰り、あすかに声をかける。そして、名波が好きだと言っていた、コイン型のチョコレートを大量に渡す。
帰ろうとするあすかを、名波は抱きしめる。寒さで凍えるあすかは、「何時間待ったと思ってるの…愛でしょ」と言い、名波は「少しは温かくなった?」と言う。
「チョコ、ありがとう」「結婚したくなった?」「全然」と2人は冗談めかして言い、笑い合う。名波は「もう、不安にさせないから」と言い、あすかにキスをする。
あすかは、神谷に食事に誘われるが、「今夜、予定があって」と言う。「送ってくよ」と誘う神谷は、名波のメッセージに微笑むあすかを見て嫉妬を感じる。そして、タクシーを降りたあすかに神谷はキスをする。その様子を名波は目撃してしまう。