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「嫌われる勇気 第10話 最終回」あらすじ・ネタバレ

      2017/03/21

簡単なあらすじ

1) 青山年雄(加藤シゲアキ)は、入院していた病院を抜け出して大文字哲人(椎名桔平)の研究室に駆け込む。そこで、大文字の所有していた、庵堂蘭子(香里奈)の誘拐事件の捜査資料を発見する。

2) 蘭子の監禁場所に、大文字が現れて拘束や目隠しをとる。そして、次に駆けつけた青山は、大文字がメシアであると考え、拳銃を向ける。だが、大文字はその推理を否定する。そして、「警察内部にメシアがいる」と指摘するのだった。

3) メシアは、鑑識の梶準之助(正名僕蔵)だった。梶は、蘭子の誘拐事件が起きた1年前に起きた強盗殺人事件で、逮捕された容疑者は冤罪であると突き止めた。そのことを報告するも、蘭子の父・道則らは、その事実を握りつぶした。その事実を公表するため、梶は蘭子を誘拐したのだった。

4) その後、捜査を1人で続けた道則は、梶に「冤罪などなかった…二度と娘に手を出すな」と警告する。その言葉に激昂した梶は、道則を殺害したのだった。梶こそがメシアであると突き止めた蘭子は、梶のことを「許せない」と言いながらも、復讐せずに逮捕するのだった。

詳細なあらすじ

青山年雄(加藤シゲアキ)は、入院していた病院を抜け出して大文字哲人(椎名桔平)の研究室に駆け込む。大文字は行方をくらませており、青山は大文字のデスクから、18年前の庵堂蘭子(香里奈)の誘拐事件の記事、そして赤い印が付いた森の地図を発見する。

大文字は、監禁された蘭子の前に現れた。そこには、土方登志郎(寿大聡)の射殺体が転がっていた。その場に、地図を頼りにやってきた青山がやってきて、大文字に拳銃を向ける。

鑑識の梶準之助(正名僕蔵)らは、現場に残された足跡が、土方と警察関係者を除くと、大文字のものだけであったと判明する。大文字こそが「メシア」であり、黒幕と警察は考える。

監禁場所は、報道されていなかった。その地図を、どうして大文字が持っているのか、と半田陽介(升毅)は追求する。だが、大文字は「地図は捜査関係者からもらった。誰からもらったかは覚えていません」と言う。

大文字は、「それだけの物証で、自分と土方が共犯関係だと考えるのは浅はかな推理です」と言い、取調室から悠々と出て行く。大文字は、蘭子に「忘れ物だよ」とハンカチを手渡す。そこには、メモが挟んであった。

メモには、「メシアは警察内部にいる。明日、10時に私の研究室へ来てください」と書かれていた。大文字のもとに、青山と蘭子がやってくる。「誘拐事件は深追いするな」とお達しが出ていた。だが、蘭子の父親・道則は捜査を継続し、大文字にも協力を仰いだのだった。

犯人と警察上層部には、裏取引があったのではないか、と道則は考える。そして、道則は「俺のせいで蘭子は誘拐されたんだ…先生にまで迷惑はかけられない。忘れてくれ。今まで預けた資料は処分してくれ」と大文字に電話をかけた。

「メシアに明日、会ってくる」と道則は言い、姿を消したのだった。「今でも、父はどこかで眠っているんですね…誰も見つけてもらえず」と蘭子は言う。大文字は、道則が「蘭子に見られた」と言っていたことから、蘭子が犯人の姿を見ていたはずだ、と指摘する。だが、蘭子は思い出すことができなかったのだった。

蘭子は、再び実家を訪れる。そこで、父のいた幸せな家族の姿を思い出していた。いつしかソファで眠ってしまっていた蘭子は、インターホンの音で起きる。青山は、「裏取引であれば、誘拐事件が起きた1999年、神奈川県で起きた犯罪絡みのことではないか」と推理しており、蘭子にそのことを告げる。

「私の課題です…」と言いかける蘭子に、青山は「僕の課題でもあります。犯罪を追うのは、刑事全員の課題です」と言う。蘭子は、大文字に「封印されていた記憶を思い出したいんです」と依頼する。

青山は、半田に「警察内部にメシアがいる」と報告し、過去の犯罪を見直すよう協力を仰ぐ。一方、蘭子は大文字による「文脈再現」によるアプローチで、過去のことを思い出す。

父がいなくなった日のことを、蘭子は思い出していく。様子のおかしい父を追って、蘭子は父の書斎に入った。だが、そこに父の姿はなかった。さらに、記憶を辿って蘭子は絵を描き始める。蘭子は、庭の絵を描いていた。女子高生であった蘭子は、自ら庭にオルゴールを埋めていたのだった。

青山は、蘭子の誘拐事件が起きる1年前に起きた強盗殺人事件に目をつける。その事件は、道則が犯人を逮捕していた。だが、その犯人は冤罪を主張し続けていたのだという。

蘭子は、庭を掘り始める。そこには、オルゴールが入れられており、その蓋を開くと、そこには血の付いたナイフが入っていた。

蘭子は、鑑識の梶に、森の中で花が咲いていた場所を調べるよう依頼する。梶は、「白い花なんか咲いていないじゃない」と言う。だが、蘭子は花の色を告げてはいなかった。梶こそが「メシア」だった。

土方の死亡した現場で、蘭子は特徴的な足音を聞いていた。それは、現場に足跡を残さないように足カバーをつけた足音だった。そのため、土方、大文字の足跡しか現場に遺されていなかったのだった。

強盗殺人事件は、やはり冤罪であった。ナイフには、逮捕された容疑者とは別の指紋が付着していた。その冤罪の証拠を道則に報告したのだが、その証拠は握りつぶされた。

梶は、冤罪を公表させるために蘭子を誘拐した。「事実を公表する」と警察上層部は約束したのだが、その約束は守られなかった。

その後、梶が誘拐犯であると突き止めた道則は、「冤罪事件などなかった…娘には手を出すな」と一方的に言ったのだった。その言葉に激昂した梶は、道則をロープで絞殺した。梶は18年前に妻を亡くし、冤罪事件と相まって自暴自棄になっていたのだった。

蘭子は、梶に「あなたはただの臆病者です…父もまた、臆病者です。あなたに冤罪を公表すると言われ、証拠を隠した」と言う。だが、「どんな理由があっても、私の父を殺したあなたを許すことはできない」と言い、蘭子は梶に拳銃を向ける。

梶は、「いいよ…殺してくれ」と言う。だが、蘭子は「だけど…私は刑事です。殺人という卑劣なやりかたで解決することを、明確に否定します。あなたは、殺人犯として罪に向き合ってください」と言う。

蘭子は青山に、「私は、父に生きてて欲しかった。正義感に厚く、優しいお父さんとして…だから、父の罪から目をそらし、生きていると思うように、記憶を封印したんです」と言う。青山は、無理が祟ってその場に倒れてしまう。

梶は、事情聴取に素直に応じ、道則の遺体を埋めた場所を自供した。三宅隆俊(桜田通)は、「梶は、土方たちを殺したのも、過去を精算するためでは」と考える。

蘭子は、父親が隠蔽した冤罪事件を、自ら解決・告発しようと考えていた。その後、蘭子は父親の墓参りを行う。その場に、快復した青山、悠真もやってくるのだった。

青山は、大文字のもとを訪れ、「嫌われる勇気」について話をする。「アドラー心理学で分からないことがあります。結局のところ、どうしたら人は幸せになれるのか」と問いかける。すると、大文字は「では、お教えしましょう。幸せになる勇気について」と説明を始める。

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