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ドラマ「緊急取調室 シーズン2 第1話 傘をさす女」あらすじ・ネタバレ

      2017/05/04

簡単なあらすじ

1) 東京都・立川市の路上で、宅配便の配達車内から、28歳の配達員・小牧修介(石田卓也)の遺体が発見される。死因はヒ素系の薬物であり、車内ではなぜか、ビニール傘が広げられていた。

2) 警察が現場を保存し、捜査を開始しようとしている中、77歳の老女・白河民子(三田佳子)が警察官に声をかけ、自首するのだった。緊急事案対応取調班の真壁有希子(天海祐希)が取り調べを行う中、白河の証言があやふやで怪しいものであると判明する。結果、白河は小牧と不倫をしていた主婦・綾野文香を庇っていた、と白状するのだった。

3) 文香と小牧の不倫関係は明らかであり、別れ話のもつれから文香が殺害したのではないか、という見方が強まる。さらに、毒物が検出された水筒から、文香や彼女の子供たちの指紋が検出される。だが、真壁は白河の犯行であると確信していた。

4) 白河は、文香の家にあった指紋つきの水筒と同じものを購入し、すり替えたのだった。さらに、毒物であるヒ素は、彼女の夫が描いた絵の絵の具を削り、手に入れたものだった。白河はその絵を捨てたのだが、ゴミ集積場から発見される。その絵は玄関に飾られており、傘を差した白河の姿を描いたものだった。そのため、小牧はダイイングメッセージとして、車内でビニール傘を広げたのだった。

5) 白河は、小牧に「初恋」をしていた。だが、不倫を諭したところ居直られ、「キスくらいならしてやってもいい。10万円くらい必要だがな」などと小牧に言われ、想いを踏みにじられたため、殺意を抱いたのだった。

詳しいあらすじ

東京都・立川市の路上で、宅配便の配達車内から、28歳の配達員・小牧修介(石田卓也)の遺体が発見される。

死因はヒ素系の薬物であり、アクアブルーの水筒のお茶に混入されたものと考えられた。そして、車内ではなぜか、ビニール傘が広げられていた。

警察が現場を保存し、捜査を開始しようとしている中、77歳の老女・白河民子(三田佳子)が警察官に声をかける。彼女は、小牧殺害を仄めかし、自首するのだった。

白河の取り調べを、緊急事案対応取調班の真壁有希子(天海祐希)が担当する。白河は、公表されていない、水筒の色を「アクアブルー」と答えた。彼女の犯行かと思われたが、水筒に彼女の指紋は検出されず、代わりに別の人物の指紋、そして、2人の子供と思われる指紋が検出されていた。

水筒の中身は、セージ系のハーブティーが入れられていた。ところが、白河は「煎茶を入れて、小牧さんに渡した」と話し、事実との食い違いが見られた。さらに、白河は動機として、「壁に落書きをしていたところを小牧さんに目撃されてしまい、強請られていたから殺害した」と話していたのだが、落書きをしていたのは中学生であると判明した。

白河の犯行ではないという見方が強まる中、彼女は「実は、見てしまったんです。小牧さんと、上の階に住む主婦の綾野文香さんが不倫をしていて、別れ話をしているのを」と明かす。痴情のもつれで、文香が小牧を殺害してしまったと考えた白河は、自ら罪をかぶり、文香の子供たちが辛い目に遭わないようにしたかった、と話す。

文香は歯科助手をしており、古い医院に勤めていたため、毒物を手に入れることは可能だった。ところが、文香は犯行を否定。さらには、「あのババァの話を信じないで」などという。

文香は、子供たちのことを白河は嫌っており、とても子供たちのために犯行を庇ったとは思えない、と話すのだった。さらに、「あの人、小牧さんにも偉そうに説教して」などと言い、小牧に「あの女と付き合うのはやめなさい」と諭していたことが明らかとなる。

真壁は、「白河を釈放すべきではない」と主張するのだが、「老人を誤認逮捕したとなれば、警察への批判は避けられない」として、上層部は釈放を決めてしまう。だが、真壁は白河の犯行であると確信していた。

真壁は、小牧の勤務先である会社を訪れる。そこで、小牧が毎日のように白河の家へ配達しに行っていることが明らかになる。さらには、その伝票を確認すると、送り主の筆跡は白河であり、白河は自分宛てに物を送っていたと判明する。白河は、小牧と会いたいがためにコンビニから物を送っていたのだった。

さらに、白河は「傘を差す妻」という絵を捨てていた。彼女はその絵を玄関に飾っており、小牧はその絵を何度となく見ていた。小牧が亡くなった際、ビニール傘を広げたのは、白河の犯行であるというダイイングメッセージだったのだ。

また、その絵にはエメラルドグリーンが使用されており、アセト亜ヒ酸銅が含まれており、その絵の具を削り取ってお茶に混ぜ、毒物として使用したのだと考えられた。

真壁は、もう一度白河に事情聴取をすべきであると主張し、認められる。白河は犯行を否定するが、真壁は白河が文香が子供たちのためにと用意した水筒と、同じものを購入している防犯カメラ映像を見せる。白河は、その水筒を持参して文香がいないのを見計らって綾野家を訪れ、子供たちの目を盗んで水筒を交換、ハーブティーのティーバッグを盗んだのだった。

真壁はさらに、宅配伝票を見せて揺さぶりをかける。そして、白河の捨てたはずの絵が、ゴミ集積場から発見され、傘の部分の絵の具が削られ、下地の赤が見えていた。

「亡くなった子供の面影を、小牧さんに重ねていたのでは」と真壁は指摘するのだが、白河は「私は、彼に恋をしていたの」と明かす。49歳も年下の彼に「初恋」をした白河は、小牧に「あの女と不倫をやめるように」と諭した。だが、小牧は「俺のこと好きなんだろ?バレてるよ。だから、黙ってろよ。なんなら、キスしてやってもいい。だけど、10万は必要だな」などと言われたのだという。

恋心を踏みにじられた白河は、殺意を抱いたのだという。白河は話を終えた後、「嘘よ。信じたの?今の話。49歳も年下よ」などと言う。真壁も煙に巻かれる中、白河は「私が殺しました…理由は、息子みたいに思っていたのを裏切られたから。これでいい?」と自白する。

「さてと…雨はやんだかしら?」と言う白河に、真壁は「いいえ。まだ土砂降りです」と言う。白河は「しばらく花に水をやれないから、よかったわ」とつぶやく。白河の取り調べのデータファイルに、真壁は「ミセスレインの初恋」とラベルをつけるのだった。

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