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ドラマ「緊急取調室 シーズン2 第2話 靴下を履かせる男」あらすじ・ネタバレ

      2017/05/04

簡単なあらすじ

1) 大学病院に間質性肺炎で入院する高木直明(高桑満)は、人工呼吸器に繋がれていた。高木は急変し、当直医である呼吸器内科医・糸山恵太(福士誠治)が対応する。看護師が家族を呼びに行ったところ、高木は人工呼吸器の電源を落とし、高木に靴下を履かせていた。

2) 糸山は殺人容疑で逮捕され、緊急取調室のチームによって取り調べが行われる。そんな中、警視庁留置管理課の警察官・宮沢俊哉(村田雄浩)が取り調べ室に立てこもり、糸山に拳銃を向けて威嚇する。真壁有希子(天海祐希)は説得を試みるが、宮沢は発砲し、SITによって逮捕される。

3) 糸山と宮沢は、15年前に起きた糸山の父親の事故死で繋がっていると考え、緊急取調室チームは再調査を行う。結果、糸山の父親の死亡現場と最初に到着したのが宮沢であり、さらにその死は事故と疑わしい点があると指摘されていたことが明らかになる。

4) 糸山の父親は、保険金を家族に残すため、自殺したのだった。宮沢は、その証拠を隠蔽した。その保険金で糸山は進学し、医師となった。宮沢は義憤に駆られたために犯行に及ぼうとしたと見られていたが、実はギャンブルによる借金まみれで、糸山を殺害したあと、自らも死を選ぼうとしていたことが明らかとなる。さらには、事故死ではない証拠を隠蔽したことで、糸山の母親にも現金をせびっていたのだった。

5) 糸山は、3ヶ月前に亡くなった母親から、父親が自殺であることを聞かされたのだった。糸山は、父親に赤い靴下をプレゼントしていた。「大事な日に履く」と父親は言っており、自殺した日に履いていた。息子に父親が自殺したと悟らせまいと、母親はその靴下を脱がせた。2月の寒い日、裸足で死んでいた父親のことを糸山はよく覚えていたのだった。

6) そのことが亡くなった患者・高木の話に繋がるのだった。高木の家は貧しく、妻が認知症の母親の介護を行っていた。自分が死ねば家族は楽になると考えた高木は、「このまま死なせて欲しい」と綴った手紙を糸山に渡していたのだった。それを読んだ糸山は、治療を継続することができなかった。糸山は、「私がベンチレーター(人工呼吸器)を切りました。申し訳ありませんでした」と自供する。

詳しいあらすじ

大学病院に間質性肺炎で入院する高木直明(高桑満)は、人工呼吸器に繋がれていた。高木は急変し、当直医である呼吸器内科医・糸山恵太(福士誠治)が対応を行う。看護師・桜井加代(和音美桜)が、家族に連絡をして病室へと戻ると、人工呼吸器は外され、高木が靴下を履かせていた。

糸山は、高木を殺害した容疑で逮捕される。状況から、高木が人工呼吸器を外したと考えられた。だが、糸山は「記憶にない。気づいたら人工呼吸器が外れていた」と容疑を否認するのだった。物証はなく、目撃者もない。立証が難しいため、真壁有希子(天海祐希)ら緊急事案対応取調班が「空白の9分間」解明のため乗り出す。

糸山は、小石川春夫(小日向文世)に「先生」と呼ばれると、「こんな騒ぎになったら、医師免許剥奪でしょ」などと言う。小石川は、なぜ靴下を履かせていたのかについても口を閉ざす。

そんな中、警視庁留置管理課の警察官・宮沢俊哉(村田雄浩)が「取り調べを見学させていただきたい」と言う。取り調べが終わった後、宮沢は糸山・中田善次郎(大杉漣)とともに取調室に籠城する。「甘いんですよ、あなた方は。私が代わって取り調べます」と言い、拳銃を向けて威嚇する。

宮沢は、「罪を犯すことは恐れていません」と言い、さらには「亡くなったのは、51歳の父親だ。君は、父親を若くして亡くした。家族の気持ちが分かるだろ」と糸山に向かって言う。

警視庁刑事部部長・磐城和久(大倉孝二)はSITを要請するが、真壁は「30分ください。その間に対処します」と言う。元交渉人である真壁が交渉を担当し、「自白を強要しても、証拠として採用されません」と言う。だが、宮沢は「警察官としての職務をまっとうする」と言う。

宮沢は15年前、糸山の住んでいた蒲田北署に勤務していたことが判明する。当時、糸山の父親は工場の事故で亡くなっていたのだった。宮沢はそのことを指摘されると、「お父さんの分まで頑張る。医師になると誓った。それが、こんな事件を起こして。君は、亡くなったお父さんに申し訳ないと思わないのか?」などと言う。

感情をあらわにした宮沢の隙をついて、中田は拳銃を取り上げようとして失敗する。宮沢は発砲し、SITの突入が指示される。宮沢はSITによって取り押さえられるのだった。

中田は負傷し、中田の命を危険に晒したとして、真壁は査問にかけられ、「失点を取り返せねば、緊急取調室の存続に関わる」と告げられる。

真壁は、取り調べの様子をおさめたVTRを見直す。そこで、「あなたの正義感は間違っている」と真壁が呼びかけた際に逆上したのではなく、最初から糸山を殺害しようと狙っていると真壁は気づくのだった。

真壁は、糸山と宮沢に15年前、なにか複雑な事情があるのでは、と考える。そして、15年前の事故について調査を再開する。メッキ工場の配管が爆発で糸山の父親は亡くなっていた。その際、胸部や臀部に殴られたような痕があった。前日、父親と糸山はケンカをしており、その仲裁を宮沢が行ったのだった。

さらに、糸山の死亡直前、保険金受取人が妻から糸山に変更されていた。宮沢は、糸山が父親を殺害していたことを知っており、そのことを黙っていた可能性があると真壁は考える。だが、再び糸山が殺人を犯したことで、義憤にかられて宮沢が立ち上がった可能性があるのではないか、と推察する。

看護師の証言で、元々は熱心な医師であったが、3ヶ月前、母親が死亡してからやる気をなくしてしまったのだという。

糸山の父親は、裸足で死亡していたことが明らかになる。さらに、糸山の高校の卒業文集で、靴下に関する記述があることも判明する。

真壁は、糸山と宮沢と一緒に呼び出し、取り調べを行う。真壁は糸山に「あなたの無責任さが、善良な警察官を犯行に走らせたの」などとわざと怒らせるようなことを言う。そして、過去の事件についても言及する。そこで宮沢は「過去の事件は関係ないのでは?」と言う。

糸山は「違う…」と反論する。真壁は今度は宮沢に「あなたは糸山を最初から殺そうとしていた。そして、自らも命を絶とうとした…あなたは、ギャンブルで多額の借金をしていた。ついには妻からも逃げられ、」

糸山は、母が亡くなる前、「事故に見せかけ、保険金を残すために自殺した」と明かされた。だが、その証拠を宮沢は隠蔽した。宮沢は、保険金が出た後に糸山の母親に現金を要求したのだった。

小石川は、「警察官として、真実を追求することで彼を導くべきだったんだ」と糸山を叱責する。そして、宮沢を取り調べ室から退出させる。

真壁は、糸山に、自身が書いた卒業文集を見せる。そこには、父親に赤い靴下をプレゼントしたことが書かれていた。その靴下を「大事な日に履く」と父親は言っていたのだという。そして、自殺する日もその靴下を履いていた。だが、息子に自殺を疑われまいと、妻はその靴下を脱がせたのだった。

母親は、その事実を亡くなる直前に糸山に告げた。糸山は、家族を守るため、父親が自ら命を絶ったと初めてそこで知るのだった。

そして、そのことが亡くなった患者・高木の話に繋がるのだった。高木の家は貧しく、妻が認知症の母親の介護を行っていた。自分が死ねば家族は楽になると考えた高木は、「このまま死なせて欲しい」と綴った手紙を糸山に渡していたのだった。

それを読んだ糸山は、治療を継続することができなかった。人工呼吸器をシャットダウンし、そして裸足のままで亡くなった高木に父親の姿を重ね、靴下を履かせたのだった。糸山は、「私がベンチレーターを切りました。申し訳ありませんでした」と自供するのだった。

真壁は、糸山の取り調べを行った資料に、「15年目の出発」とタイトルをつける。

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