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ドラマ「先に生まれただけの僕 第1話」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) 総合商社樫松物産の商社マン・鳴海涼介(櫻井翔)は、青森支社の支店長として営業成績を2年で赤字から黒字化させる。順調に東京へと戻れるものかと考えられたが、目をかけていてくれた専務が失脚し、買収した「不人気高校」である私立京明館高等学校に出向を命じられる。

2) 不採算部門と化していた京明館高等学校は、いわば「公立学校の受け皿」であり、学業・スポーツともに振るわなかった。まず鳴海は、事務長 兼 副校長である柏木文夫(風間杜夫)とともに、教師たちと面談を実施するのだが、教師たちのあまりの意識の低さに憤る。

3) 鳴海は、学校改革を行い、受験生を増やしたいと考えるのだが、上手くいかない。さらには、会議の場で「あなた方は、問題意識が低すぎる」と教師たちに言うのだが、教師たちは「会社と学校は異なる」と反発する。

4) さらに、良かれと思って「奨学金は借金である」と、加瀬龍之介(佐久間悠)という生徒に説明を行うのだが、加瀬は「知りたくなかったよ。今、奨学金を受けるべきかどうかなんて判断できるわけない」と、感謝されるどころか迷惑がるのだった。

詳細なあらすじ

総合商社樫松物産の商社マン・鳴海涼介(櫻井翔)は、青森支社の支店長として営業成績を2年で赤字から黒字化させる。順調に東京へと戻れるものかと考えられたが、目をかけていてくれた専務が失脚し、買収した「不人気高校」である私立京明館高等学校に出向を命じられる。

不採算部門と化していた京明館高等学校は、いわば「公立学校の受け皿」であり、学業・スポーツともに振るわなかった。まず鳴海は、事務長 兼 副校長である柏木文夫(風間杜夫)とともに、教師たちと面談を実施する。

そこで鳴海は、教師たちが赤字にも関わらず問題意識に乏しいことに愕然とする。「プリントに裏紙を使う」「音楽の授業で使っているヴァイオリンを別の学期にする」など、経費削減を提案するのだが、聞く耳をもたなかった。

さらには、担当銀行員と再建案について話し合う中で、鳴海の経費削減案は一蹴される。そこで成美は、「入学者数を増やす」という抜本的な改革を行わなければならないと気付かされるのだった。

鳴海は、嫌々ながらついてきた現代社会の教師・真柴ちひろ(蒼井優)とともに、受験する生徒を増やすため、塾や中学に「営業」へと出向く。だが、「不人気校」である京明館を受験するよう勧められない、と断られてしまう。

鳴海は、加賀谷圭介(高嶋政伸)専務に呼び出され、敵対する専務に可愛がられ、さらには「誰にも良い顔をする」鳴海のことが嫌いであったと告げられる。だからこそ前任の校長がメンタル疾患で倒れた学校へと出向させたことを仄めかす。話を聞かされ、部屋を出ようとする鳴海に、加賀谷専務は「不祥事には気を付けろよ。生徒が問題を起こし、お前が謝罪会見するようなことになれば終わりだ」と釘を刺す。

悩む鳴海は、柏木副校長とともに話し合うのだが、解決策は思いつかなかった。そんな中、加瀬龍之介(佐久間悠)とほかの生徒がケンカになっており、鳴海と真柴は事情を聞くことにする。

加瀬の父親がくも膜下出血で入院しており、そのことを知っていた別の生徒が「お前の父親、大丈夫か?」などと声をかけたことで加瀬が殴りかかったのだという。加瀬は、父親が会社を退職せざるを得ないのではないか、大学進学をあきらめねばならないのではないか、と悩んでいた。

そこで、進学クラスの授業も担当する真柴は、加瀬の成績がいいことを知っており、「奨学金があるから」と言って大学進学はできる、と励ます。だが、鳴海は「奨学金」という言葉に一人考え込んでいた。

鳴海もまた、中学の時に父親を亡くしていた。そして、大学進学するために奨学金を利用していたのだった。ところが、鳴海は「奨学金は借金であり、そう簡単に勧めていいものか」と思っていたのだった。

その翌日、鳴海は教師たちを集めて会議を開こうとする。ところが、教師たちは時間になってもなかなか現れない。「企業だったら、連絡もなく会議に遅れるのはありえない」と憤る。

鳴海は、ようやくやってきた教師たちを前に、「問題意識がなさすぎる」と話し出す。そして、「生徒は商品でありクライアント、生徒の親は株主」であり、その生徒、親たちを満足させるためにも、意識を高める必要があると檄を飛ばすのだった。

ところが、教師たちは「会社と学校は異なる」と反発する。そこで鳴海は「たとえば、奨学金。そのことについても、生徒たちに十分な説明をすべきだ」と発言する。だが、それに対しても真柴は「私たち教師は、社会経験がないとバカにしているんですか」と反発するのだった。

及川祐二(木下ほうか)も、「仕事に戻ってよろしいですか」と会議を終了させようとする。鳴海は引き留めようとするが、教師たちは出ていってしまうのだった。

鳴海は、自身も奨学金を利用していたとは明かさなかった。教師たちが出ていった部屋にやってきた加瀬に対し、「僕も奨学金をもらっていたんだ。でも、それが借金で、大学に行ったあとに帰さなければならないとは知らなかった。総額600万円、それを月3万円、これから10年先も返し続けるんだ」と説明する。

そこから「大学に行き、真面目に授業を受けて、就職に有利なような遊びをする。その後、就職して自分にしかできない仕事をできるような人になってほしい」と鳴海は説明するのだが、加瀬は「知りたくなかったよ。今、そんなことを判断できるわけない」と言って逃げ出してしまう。

その様子を見ていた真柴は、「高校生と言えど、まだ子供なんです」とあきれ顔で言う。だが鳴海は、なぜこんなことになるんだと理解できなかった。

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