簡単なあらすじ
1) CIAの元工作員であるブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、自室で死亡していた元妻・レノーア(ファムケ・ヤンセン)の殺害容疑で警察に追われる。
2) ブライアンは自ら調査し、真犯人を見つけ出そうとする。実行犯はロシア系マフィアであるオレグ・マランコフであり、アジトに乗り込んでブライアンはオレグを撃つ。だが、オレグは「スチュアート(レノーアの再婚相手)に依頼されたのだ」と明かす。
3) スチュアートは、レノーアに1,200万ドルもの保険金をかけており、ブライアンを罠にハメた上で殺害することを計画していたのだった。
4) ブライアンはスチュアートに復讐しようとするが、娘のキム(マギー・グレイス)の懇願によりやめる。スチュアートは警察に逮捕された。キムは妊娠しており、女の子が生まれた際には、「レノーアと付けようと思う」と言い、ブライアンはそれを了承する。
起:レノーアの死
CIAの元工作員であるブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、娘のキム(マギー・グレイス)の誕生日を祝うために、LAにあるキムのアパートを訪れた。
そして、ブライアンは、元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)を食事に誘う。レノーアは、スチュアートと再婚したが、夫婦関係はすでに冷えきっていた。だが、スチュアートの手前、その誘いを断る。スチュアートは、ブライアンとレノーアの関係を知っており、ブライアンに近づかないように警告する。
翌朝、レノーアから「朝食を一緒にとろう」と連絡を受けたブライアンは、外出先から自室に戻ると、そこで彼女が寝室で殺害されているのを見つける。警察は匿名の通報を受け、駆けつけていた。ブライアンを逮捕しようとするが、彼は警察官を倒し、逃亡するのだった。
承:スチュアートへの疑惑
ブライアンは隠れ家に身を移し、レノーアの足取りを辿る。ガソリンスタンドの監視映像から、結果、レノーアは手に特徴的なタトゥーが入った男に連れ去られていたことが判明した。そこでブライアンは警察に逮捕されるが、再び逃げ出す。
ブライアンは、秘密裏にキムに近づき、「真犯人を見つけ出す」と告げる。するとキムは、自分が妊娠していることを明かし、そしてスチュアートは何かに怯えるように、ボディガードを雇ったと知らせるのだった。
スチュアートを疑ったブライアンは、彼を監視する。だが、逆に彼は乗っていた車ごと崖かあら落とされてしまう。ブライアンはスチュアートを捕らえ、「ロシア系マフィアであるオレグ・マランコフ(サム・スプルエル)に負債を返済しなかったことや、ブライアンの身元を明かしたことでレノーアは殺害されてしまった」のだと自白させる。
転:スチュアートの疑惑
ブライアンは、昔の同僚やスチュアートの助けにより、オレグのアジトへ侵入することに成功する。激しい銃撃戦の後、ブライアンはオレグを撃つ。オレグは死の間際、スチュアートが自分たちを騙しているのだと明かす。
スチュアートは、1,200万ドルもの保険をレノーアにかけ、そしてブライアンを罠にかけることを計画し、オレグと取引していたのだった。そして、ブライアン殺害に失敗した際には、オレグをブライアンに殺害させることも想定済みだったのだ。
結:決着
スチュアートは、キムを連れ去り、逃亡しようとする。スチュアートの乗った飛行機が離陸するのを阻止する。ブライアンは、スチュアートの息の根を止めようとするが、キムの懇願でやめるのだった。スチュアートは、駆けつけた警察官に逮捕された。
キムは、「生まれてくる子が女の子だったら、レノーアと名付ける」とブライアンに言い、彼は「きっと彼女も喜ぶ」と、それを承諾するのだった。
第1作目:「96時間」あらすじ・ネタバレ
第2作目:「96時間/リベンジ」あらすじ・ネタバレ