「38’25”(世にも奇妙な物語)」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 仁藤貴子(中村綾)の「アッシー君」(送り迎えとして使われる男)である土井淳二(勝俣州和)は、貴子からの呼び出しにいつでも応じられるよう、携帯電話を購入する。そんな彼は、まず自宅の電話にかけてみる。

2) 誰も出るはずがないと考えられたが、予想外にも誰かが電話に出て驚く。その38分25秒後、ナイター中継を見ていた淳二は、自分が過去に携帯でかけた電話に出る。さらに、友人に携帯で電話をかけ、その電話は38分25秒先の未来に繋がっていることを確認する。

3) 淳二は、競馬の結果を未来の自分に聞き、当たり馬券を購入する方法で儲けようとする。だが、そんなある日、未来の自分に結果を聞こうとすると、「すぐにその場を離れろ!」と言われる。しぶしぶ、淳二は離れると、その場にトラックが突っ込んできた。

4) 淳二は、慌てて自宅に戻り、過去の自分に警告しようとする。だが、貴子が淳二の浮気を疑って電話をかけてきてしまい、淳二は過去の自分に警告することができない。過去の時点で淳二は事故に巻き込まれ、未来の彼もまたその場から消えてしまったのだった。

詳細なあらすじ

仁藤貴子(中村綾)の「アッシー君」(送り迎えとして使われる男)である土井淳二(勝俣州和)は、貴子からの呼び出しにいつでも応じられるよう、携帯電話を購入する。そんな彼は、まず自宅の電話にかけてみる。

誰も出るはずがないと考えられたが、予想外にも誰かが電話に出て驚く。その38分25秒後、ナイター中継を見ていた淳二は、自宅電話に誰かがかけてきて出る。だが、間違い電話か、戸惑ったような様子の男は、すぐに電話を切った。

淳二は、友人に電話をかける。だが、奇妙なことに、まだ8回表のはずのプロ野球の試合が、9回裏で大逆転により終わることをその友人は知っていた。時間を尋ねると、友人の告げた時刻は、自宅の時計の時刻よりも38分進んでいた。

「携帯電話で電話をかけると、38分25秒先の未来に繋がる」ことを知った淳二は、そのことを利用してカネ儲けができないか、と考え始める。自宅にいる未来の自分に結果を聞き、確実に当たる馬券を買う。結果を確認した上で、38分25秒以内に自宅に戻り、過去の自分からの電話を待つ・・・というのが、淳二の考えた方法であった。

淳二は、その方法で着実に儲ける。だが、大穴馬券で400万円を手にした淳二は、イタズラ心で「過去の自分に結果を伝えなかったらどうなるのか」と思い、電話で結果を伝えない。すると、手元にあった400万円は消えてしまった。

そのことから、未来での行動が過去にも作用することが明らかとなる。過去が変わることによって、それにともなって未来も変わるのであった。

淳二は、再び競馬で稼ごうとする。パラソルとテーブルのあるスペースで電話をかけていると、未来の自分は「すぐにその場から離れろ!」と焦った様子で告げる。なんのことかと思いつつ、しぶしぶ淳二は移動すると、その場にトラックが歩道に乗り上げ、突っ込んできた。自分の代わりに座った男は死亡してしまった。

淳二は、「このことを過去の自分に伝えなくては!」と思い、急いで家に戻る。だが、最近連絡をとっていなかった貴子が待ち伏せしていた。淳二はそんな貴子を振り切って自宅に戻るが、そんな彼のことを貴子は「浮気をしているのでは」と疑っていた。

淳二は、なんとか38分25秒以内に自宅に戻ることができて、ほっと胸をなでおろす。かかってきた電話に出て、自分の危機を伝えようとするが、その電話をかけてきたのは、貴子であった。

慌てて貴子に電話を切らせようとするが、間に合わなかった。過去にいる淳二は、「なんだ、話し中か」と言い、未来の自分と話をすることができなかった。突っ込んできたトラックに轢かれ、淳二は即死してしまう。

未来の淳二は、自宅前の公衆電話からかけてきている貴子に、必死で「電話を切れ」と言っていたが、その姿が消えてしまう。その様子を見ていた貴子は驚く。

一方、淳二の部屋で流れていたニュース番組では、淳二がトラックに轢かれて死亡したのであると伝えていた。

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