真田丸 第30話「黄昏」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 慶長伏見地震が起こり、建設中の伏見城が倒壊してしまう。大地震により、大損害を被ってしまい、秀吉は難破したイスパニアの船の積み荷を手に入れたいと考える。そこで、秀吉はバテレン追放令を盾にとり、キリシタンたちを磔にしてしまう。

2) 秀吉はさらに、明からの使節団による和平交渉の内容に激怒し、再び明へと派兵することを決める。

3) 石田三成(山本耕史)は、秀吉が老い先短いことを察し、秀吉の息子・捨を元服させる。信繁(堺雅人)は、大恩ある秀吉と兄・信幸(大泉洋)の間で板挟みとなるが、信幸に対し、秀吉の病状が思わしくないことを伝える。

4) 信幸は、秀吉の病状について、徳川側に伝える。徳川家康(内野聖陽)は、秀吉亡き後のことを見据え、動き出そうとしていた。

詳細なあらすじ

慶長伏見地震が起こり、建設中の伏見城が倒壊してしまう。羽柴秀吉(小日向文世)は、木幡山に新たな城を建てようとしていた。真田昌幸(草刈正雄)は、伏見城の増築という生きがいを奪われ、塞ぎこんでしまう。

イスパニアの船が難破して漂着してきた。積み荷を手に入れたいと考えた秀吉だったが、「積み荷を勝手に奪ってはならない」というお触れを出していたため、奪うことはできない。そこで、「罪があればいいのだな」と言い、秀吉はバテレン追放令を利用して、弾圧を実行する。

積み荷欲しさに、罪のない人々を磔にしたことについて、大谷吉継(片岡愛之助)は「太閤殿下は少々、生き過ぎた」とつぶやく。

明の使節団が和平交渉にやってくる。だが、明は降伏をしたわけではなかったため、秀吉は激怒。「再び、大陸へ攻め込む」と意気込む。興奮した秀吉は、その場で失禁してしまい、徳川家康(内野聖陽)は呆気にとられる。

信繁(堺雅人)は、春(松岡茉優)に「私は兄を裏切っている」と、苦しい胸の内を明かす。信繁は、秀吉の病状について信幸(大泉洋)のことについてウソをついていたのだった。信幸は、秀吉亡き後のことを考え、沼田城を堅牢な城へと作り変えることとした。

信繁は、秀吉がいなくなっていることに気づき、城の中を探しまわる。秀吉は、中庭におり、茶室を探していた。「利休が、儂に話があるようだ」と言う。

石田三成(山本耕史)は、捨を元服させる。捨は、秀頼と名を改めた。秀吉の老い先が短いことを見越してのことだった。

秀吉は、伏見城の天守閣から外を見下ろしていた。「成し遂げたいと思うことは、半分しかできなかった」とつぶやく秀吉に、信繁は「きっと、秀頼様が成し遂げてくださいます」と言う。

秀吉は、上杉景勝(遠藤憲一)に家康の動きを見張り、秀頼のことを守ってやって欲しいと言う。

醍醐寺の花見が開かれる。それは、秀吉最後の一大行事だった。捨の願いにより、秀吉は樹に登って「花咲か爺」を行う。だが、小枝に足をかけて落下してしまう。その日から、秀吉は床に伏せることになってしまう。立つことも難しく、三成は「そろそろ、覚悟しておいた方が良さそうだな」と言う。

稲(吉田羊)は、本多忠勝(藤岡弘)から密偵を行うよう言われていたが、そのことを信幸に明かす。そして、「私は信幸様の妻でございます」と、真田家の情報を漏らすことはしない、と言う。

信幸は、信繁に秀吉の容体について訊かれる。だが、信繁は答えることができなかった。信幸は、徳川に秀吉の容体を伝え、出方を伺うべきであると考えていた。吉継に、「自分のすべきと考えることをせよ」と言われ、信繁は秀吉の状態について正直に打ち明ける。

昌幸は、その情報を芸者の吉野太夫に伝える。退席しようとした太夫を、出浦昌相(寺島進)は仕留めた。彼女は、徳川家の差し向けたくのいちだった。

信幸は、忠勝(藤岡弘)に秀吉の先が短いことについて明かす。

秀吉は、形見分けをしたいと言い出す。だが、その場で信繁は秀吉に「知らん。誰だ?」と言われ、寂しい思いをする。

秀吉はしばらくして、信繁に「真田安房守の息子じゃな?」と声をかける。秀吉は、信繁と初めて出会ったときと同じようなことを口にする。信繁は、そんな秀吉の行動を否定せずに受け入れ、思い出話をしつつ秀吉を寝付かせる。

再び「大陸へ攻め込む」と言い出し、バテレンへの弾圧を強める。きり(長澤まさみ)が親しくなった玉(橋本マナミ)ら、キリシタンたちに危機が迫る。

秀吉の老いがますます進み、徳川家康(内野聖陽)ら大名たちに混乱を巻き起こす。信繁(堺雅人)らは必死に隠そうとするが、隠しおおせるものではなかった。

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次話:真田丸 第31話「終焉」あらすじ・ネタバレ

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