「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断 第9話」あらすじ・ネタバレ

簡単なあらすじ

1) ピアノコンクールに出場した藤原ひかり(根岸姫奈)は、ピアノ教師に反発するように、フルートを吹き始める。するとその直後、彼女は意識を失い、痙攣する。ひかりは東光大病院に搬送されてくる。

2) 意識消失・痙攣の原因が分からず、解析診断部が診断を担当することになる。原因検索が行われる中、ひかりは熱いお茶を飲んでいる最中に、胸をおさえて苦しみだす。ひかりは、狭心症を起こしていた。さらに、冠動脈カテーテル検査が実施され、そこでアセチルコリン負荷試験が行われた結果、冠攣縮性狭心症と診断される。

3) 志帆は、再びひかりにフルートを吹いてもらう。再び意識消失をきたしたひかりを見て、脳血管造影検査をオーダする。結果、ひかりはもやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)と診断される。フルートを吹く、お茶を冷まそうとするといった過換気状態により、脳血管の攣縮が起こって意識消失・痙攣が起きたのだった。

4) ひかりの直接バイパス術実施を、志帆は自ら行うと言う。手術を避け続けてきたのだが、ひかりはどうしても自分で治したいのだという。志帆は新田雪野(相武紗季)に、爆破事故に巻き込まれて娘・真央が亡くなったこと、そして真央は自分よりも「私は大丈夫だから、あの子を助けてあげて」と、ひかりを助けるように言ったことを明かす。真央が繋いだ命を守るため、志帆はどうしてもひかりを助けたいのだという。

5) 手術当日、ひかりは手術室に運ばれ、麻酔がかけられる。だが、そこに志帆は現れない。彼女は、激しい頭痛を感じた後、自宅の廊下で倒れて意識を失っていた。

詳細なあらすじ

橘志帆(吉田羊)は、娘・真央とともに、広場で買い物をしていた。誕生日プレゼントとして、志帆は真央に白いクマのぬいぐるみを買う。一緒に話しながら歩いていると、男が志帆の肩にぶつかりながら逃げていう。

男のいた場所を見ると、黒いカバンが置かれていた。そのカバンには爆弾が入っており、爆発して真央は亡くなった。事件を夢に見た志帆は、真央に買ったクマを抱きしめる。

ピアノコンクールに出場した藤原ひかり(根岸姫奈)は、ピアノ教師に厳しくピアノの指導を受けていた。ひかりは、フルートやドラム演奏も好きだった。「ピアノのことを24時間考えなさい」と叱責され、ひかりは反発してフルートを吹く。だが、その直後、彼女は痙攣を起こして倒れてしまう。

集中治療室から、解析診断部に受け入れ要請がある。ひかりが入院するも、診断がつかなかったのだった。志帆は、ひかりの診察を行う。ひかりを見た志帆は、「どこかで会ったことある?」と言う。「真帆と同じ年だからかな」と志帆は一人で納得する。

頭部、胸部、腹部のCTでは異常はみられなかった。血液検査では、低血糖、低Ca、Na血症、薬物中毒は否定的だった。さらに頭部MRI、脳波も正常であり、海馬硬化像も見られなかった。

痙攣、意識消失の原因は依然として不明だった。志帆は、ひかりに話を聞く。「気を失ったり、痙攣は以前にもあった?」と訊くと、1ヶ月前にも気を失ったのだという。志帆は、行き過ぎた指導があったのではないか、と考える。

田丸綾香(吉岡里帆)はピアノ教室を訪れ、倒れた原因について訊く。そこで、「1ヶ月くらい前から、フルートを始めた」と綾香は知る。

ひかりが熱いお茶を飲もうとして、「フー、フー」と息を吹いていたところ、急に胸を押さえて苦しみだす。志帆は診察し、背中にミミズ腫れのような傷があるのを見かける。そこで、ひかりに見覚えがある理由に気づく。

真央が亡くなった爆破事故で、ひかりもその場にいて負傷して倒れていたのだった。そのことに気づき志帆は呆然とする。

心電図の結果、ST低下があり、雪野は狭心症と診断してニトログリセリンの舌下スプレーを行う。

爆破事故で、真央は「私は大丈夫。私より、あの子を助けてあげて」と言っていた。真央の指差す先には、ひかりがいた。

狭心症の原因を探るカンファレンスが開かれる。川崎病の後遺症や、高安病などの既往は見当たらなかった。精査のため、心臓カテーテル検査が行われる。志帆は、冠攣縮性狭心症を確認するため、アセチルコリン負荷試験を行うことを提案。

綾香は、「子供には危険では?」と言うが、志帆は「やらなきゃ原因が分からないじゃない!彼女を助けなきゃならないのよ」と声を荒げる。雪野は、志帆を冷静になるよう言う。その上で、万全の準備のもと、アセチルコリン負荷試験を実施する。結果、冠攣縮性狭心症と判明する。だが、痙攣・意識消失の原因は発見できなかった。

志帆は、ひかりに「フルートを吹いてくれないかな」と言う。ひかりはフルートを吹き始め、その途中で再び意識消失をきたす。志帆は、「これは一過性意識消失発作。大丈夫」と言う。

志帆は、次に脳血管造影検査をオーダする。検査の結果、もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)と診断された。ウィリス動脈輪の閉塞が進行し、不足した血流を補うため、細いもやもやとした血管が出現するため、もやもや病と呼ばれる。

フルートを吹いていて、過換気により脳血管の攣縮が起きていたため、意識消失などが起きたのでは、と志帆は考えたのだった。

ウィリス動脈輪閉塞症の治療のため、直接バイパス術を行う必要があった。志帆は、その手術を「私がやる。どうしても、私の手でひかりちゃんを助けたい」と言うのだった。

綾香たちは心配するが、志帆は執刀すると言って譲らない。岩倉葉子(伊藤蘭)は、雪野が助手につくことを条件に、手術を許可する。志帆が手術を行わない理由を「幻覚を見てしまうから」と知る雪野は、志帆と話をする。

雪野は、「真央ちゃんと何か関係あるんですか?…橘先生は、ひかりちゃんを見てから変でした」と言う。志帆は、「ひかりちゃんは代わりなのよ。真央は死んだけど、ひかりちゃんは生きてる。2年前、三井運動広場で、爆発事故が起きたの知ってる?あの場に、私と真央はいたの。そして、ひかりちゃんも」と明かす。

爆発事故は、工科大の学生がテロを真似て起こしたものだった。多数の負傷者がいる中、真央は「あの子、放っておいたら死んじゃう。助けてあげて」と言い、ひかりを助けるように志帆に言ったのだった。

志帆は、ひかりを背負って救急車へと運んだ。その後、志帆はすぐに戻ろうとしたが、再び広場で爆破が起きた。二度目の爆破が起きて、真央のところに戻ることすらできなかったのだった。志帆は、雨が降る中、真央が保護されてくるのを待った。ストレッチャーで運ばれてきた真央は、すでに亡くなっていた。

「あの時、真央がひかりちゃんを先に見てと言わなければ、ひかりちゃんは亡くなっていたかもしれない…真央ちゃんが繋いだひかりちゃんの命。ひかりちゃんが亡くなったら、真央の優しさが無駄になってしまうの。私は、ひかりちゃんを救わなければならないの」と言う。

北畠昌幸(高橋克典)院長、岩倉は「手術にもし何かあれば、私が責任をとる」と言う。手術の許可が出て、志帆が執刀を行うこととなった。

志帆はいつもと同じように、真央の分も朝食をつくりぬいぐるみに「真央、行ってくるね」と話しかける。出かけようとしたところ、志帆は激しい頭痛に襲われ、その場に倒れてしまう。

手術室では、真央の手術準備が始まっていた。綾香は電話をかけるが、志帆は家の廊下で倒れたままだった。

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