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「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断 第10話 最終回」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) ウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)である藤原ひかり(根岸姫奈)の手術直前、橘志帆(吉田羊)は自宅で倒れてしまう。意識消失していた志帆は、頭部CT検査で脳動脈瘤が発見される。

2) 志帆が、愛娘・真央を失ってから、しばらくして真央の幻覚を見るようになったこと、そしてその幻覚によって立ち直ることができたことが明らかになる。幻覚を見だしたのは、脳動脈瘤による脳脚幻覚症(中脳幻覚症)が原因だった。

3) 岩倉は、「脳動脈瘤の手術を受ければ、ひかりちゃんの手術を許可する」と条件を提示する。志帆は、幻の真央と話し合い、「いつもお母さんの心の中にいる」と言い、真央は手術を受けるよう志帆を説得するのだった。

4) 志帆は、新田雪野(相武紗季)の執刀で手術を受ける。1週間後、回復した志帆はひかりの手術を行い、無事に成功させる。ひかりは志帆に「手術の時、夢を見たの。二年前の事件で、私が倒れていたとき、真央ちゃんがずっと元気づけてくれたの。『苦しんでいる人を助けるのが私の役目だって、お母さんは言ってたの。絶対に助けてくれるから』って」と言う。志帆は、「あの子は、いつも誰かを励ましてる」とつぶやくのだった。

詳細なあらすじ

東光大病院に搬送され、解析診断部に診断が依頼された藤原ひかり(根岸姫奈)は、かつて橘志帆(吉田羊)の愛娘・真央(藤澤遥)が自らの命に代えて救った少女だった。

真央は、死後も志帆の前に幻として現れていた。そんな真央は、「ひかりちゃんを死なせたら、私の死が無駄になっちゃう」と言われ、志帆はひかりをなんとしてでも救おうと考える。

術中に幻覚を見てしまったため、志帆は手術を避けてきた。だが、ひかりだけは自分の手で助けたい、と執刀を申し出た。だが手術当日、志帆は激しい頭痛に襲われ、倒れてしまう。

志帆は、東光大病院に搬送される。意識消失の志帆は、頭部CT検査が実施される。

一方、現れない志帆に代わり、新田雪野(相武紗季)は、ひかりのウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)の手術を執刀する。だが、元脳神経外科である雪野にも、脳表血管が脆弱で、間接バイパス術による治療しか行なえなかった。雪野は、「橘先生なら…」と言う。

志帆は、検査で脳動脈瘤が発見される。北畠昌幸(高橋克典)院長は、「2年前、外傷を負ったのが原因でしょう」と言う。北畠院長は、三井運動広場爆破事件に志帆が巻き込まれたことを明かす。そして、娘を失ってしまい、人生を大きく変えてしまった、と言う。

志帆は事故後、家に閉じこもってしまった。真央の死は、自らが招いたことだと自分で責め続けた。だが、半年後に北畠に連絡があり、「医師として働きたい」と言ったのだという。その間、「海外留学していた」ということにして。

雪野は、回復した原因を「真央ちゃんの幻覚を見たから」と言う。そして、手術をやめたのは、真央以外の幻覚を見たのではないか、と岩倉葉子(伊藤蘭)は指摘する。にも関わらず手術を行いたいと考えた理由を、「ひかりちゃんは、あの爆破事件の現場にいたんです。真央ちゃんの代わりに救った彼女を、なんとしてでも救いたい」と思ったのではないか、と雪野は言う。

脳動脈瘤の位置から、雪野は「橘先生は、脳脚幻覚症(中脳幻覚症とも言う。中脳大脳脚を圧迫することにより幻覚が現れる)により、真央ちゃんの幻覚を見るようになった」と言う。岩倉は、「手術をするならば、脳動脈瘤の摘出手術を行わなければならない。でも、それはもう二度と真央ちゃんと会えないということを意味する」と言う。

岩倉は、志帆に説明を行いに行く。だが、志帆は「大分良くなったから、仕事に戻ろうと思って」と言う。志帆は、「すぐに、ひかりちゃんの手術の用意を」と言うが、岩倉は「脳動脈瘤の手術を行わなければ、ひかりちゃんの手術執刀は認めない」と言う。

岩倉は、志帆と2人になり、「ここからは、私個人として話すけどいいわね?…私にも子供がいる。子を亡くす気持ちを考えると、胸が張り裂けそうになる。今、あなたのそばに真央ちゃんがいて、橘先生が幸せにくらせているのなら、このままでいいのかもしれない。二度も子供を失うなんて、そんな必要ない。また別れる苦しみを味わうなんて苦しすぎるもの…ひかりちゃんを受け入れてくれる病院を探すわ…だから、あなたも後悔しないように考えて」と言う。

ひかりの容態が急変する。片麻痺がみられ、一過性脳虚血発作が起きていた。抗血小板療法により改善がみられたが、一刻も早く手術を行う必要があった。

転院の受け入れ先探しも難航していた。そんな中、関西の病院が名乗りを上げる。志帆が結論を出すのを1日待って、岩倉は転院すべきか決める、と言う。

志帆は、真央の幻と対話する。「真央は、いつでも私のそばにいて、私を助けてくれた…真央が亡くなって、生きる気力がなくなった時も、私を助けてくれた。あなたの借りたままになっていた図書館の本を見つけて、返しに行こうと思った。真央を亡くして、久々の外出だった。そんな時、図書館で胸を押さえて苦しそうな人がいて。その時、あなたが話しかけてくれた」と言う。

真央は「苦しんでる人がいるんだよ。人を助けてあげられるって、特別なことなんだよ」と言い、志帆は心筋梗塞を起こした官女に、救命措置を行ったのだった。

そして、志帆は「誰かを救うことで、真央が喜んでくれるなら、もう一度医師に戻ろうと思った。あの日、あなたが私の前に現れてから、あなたのために医師を続けている」と言う。

「なぜ、私は真央を先に診なかったんだろう。そうしたら…」と言うが、真央は「それは分からない。両方ダメだったかもしれない…脳動脈瘤、とって。それでもう一度、ひかりちゃんを救ってあげて」と言う。

「脳動脈瘤、とってもとらなくても、私は存在していない…目の前から消えるのが、そんなに怖い?見えることがそんなに大事?私はずっとここにいるんだよ。私がいるのは、お母さんの胸の中。そこにずっといるの」と言い、真央は志帆を説得する。

「苦しんでる人がいる…助けてあげないとね。ひかりちゃんを助けよう。真央、ありがとう」と言い、志帆は脳動脈瘤の治療を受けることを決意するのだった。

「ママ、大好きだよ」と真央は言い、微笑む。志帆は、「ママも、真央が大好きよ」と応じて抱きしめる。

ひかりは脳虚血発作を繰り返していた。志帆は、カンファレンスに現れ、「脳動脈瘤の摘出をお願いします」と申し出る。執刀は雪野に依頼し、「必ずひかりちゃんは私が救います」と言う。

雪野の執刀により、志帆の手術が行われる。術前、雪野は「私がまだ研修医だった頃、橘先生の手術を見たことがあります。スピードも正確さも、今まで見たものとまるで違いました。それから、橘先生は私の理想でした…私、また先生がメスを握れるようにします」と言う。志帆は、「この病院にきてよかったわ」と言う。

手術は無事に成功し、脳動脈瘤は摘出された。1週間後、志帆は回復する。ひかりに志帆は、「ひかりちゃんの背中の傷、二年前の爆破事件で負った傷よね…私は、あの事件の現場にいたの」と言う。ひかりは、「あの時、私を助けてくれたのは橘先生?そんな気がしてた」と言う。

娘の真央もいたという志帆に、ひかりは「真央ちゃんは、元気ですか?」と訊く。志帆は、「元気だよ」と即答する。

志帆は、ひかりの手術を行う。手術は成功し、ひかりは志帆に「手術の時、夢を見たの。二年前の事件で、私が倒れていたとき、真央ちゃんがずっと元気づけてくれたの。『苦しんでいる人を助けるのが私の役目だって、お母さんは言ってたの。絶対に助けてくれるから』って」と言う。志帆は、「あの子は、いつも誰かを励ましてる」とつぶやく。

ひかりは無事に退院し、北畠は岩倉に「将来の世界的ピアニストを救ったんですね」と言う。さらに、「実は私、院長を辞めようかと思って。解析診断部も軌道に乗ったので。それで、赤字経営の責任をとってやめようと思ったんです。そこで、いい時に誰かに受け渡したいと思いまして。お願いできますか?」と言う。だが、岩倉は「断るわ。私は、解析診断部の部長として注目を集めたいの」と言う。

カンファレンスで、志帆は再び真央の”声”を聞く。やはり真央は志帆のそばにい続けるのだった。

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