「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断 第6話」あらすじ・ネタバレ

簡単なあらすじ

1) 新田雪野(相武紗季)がかつて手術を行った北村詩織(高橋かおり)が救急搬送される。彼女は、拡張型心筋症と診断され、セーブ手術を雪野が行った。だが、詩織はその後も心不全を繰り返し、医療ミスと疑われていた。さらに、再手術を高杉祐樹(小林且弥)が行ったのだが、再び急変して救急搬送されてきた。

2) 雪野は、拡張型心筋症以外の可能性を考え、医療ミスではないと証明しようとする。ヘモクロマトーシスと考え、鉄キレート剤による治療を開始するが、その治療が原因で急性呼吸不全を起こしてしまう。

3) 雪野は、独断専行を詫び、詩織の治療を継続するため、頭を下げる。血液検査が行われ、詩織はHHV6によるウィルス性心筋炎の可能性があった。だが、詩織がぬるいお湯に電撃痛を感じていた、無汗症であることから、ファブリー病の可能性を考える。

4) 心筋生検が実施され、ファブリー病と確定診断される。患者が多い男性ではなかったことや、典型的な肥大型心筋症ではなく拡張型心筋症であったことから、誤診されていたのだった。詩織は、酵素製剤により治療が開始された。雪野は、汚名を晴らすことばかり考えていた自分を恥じ、心臓血管外科に戻ることが許されるが、自ら選んで解析診断部に残ることを選ぶ。

詳細なあらすじ

橘志帆(吉田羊)には、娘はいなかった。だが、志帆は娘がいるかのように話しかけ、まるで一緒に暮らしているかのように感じていた。

新田雪野(相武紗季)は、志帆のことを秘密を探っていた。そんな彼女に、北畠昌幸(高橋克典)院長は、から「誰でもあるでしょ。触れられたくない過去の一つや二つ。私にも、新田先生にも」と言う。

雪野は一年前、ある心臓外科手術が原因で、手術することを許されなくなってしまった過去について思い出していた。

国会議員・北村英一郎(飯田基祐)の妻・詩織(高橋かおり)が急性心不全で運ばれてくる。そのことを聞いた雪野は、救命治療室に急ぐ。詩織は心停止を起こし、高杉祐樹(小林且弥)は、蘇生措置を行う。

北村代議士は、病院にやってくる。彼は、手術による医療ミスだと、雪野たちを激しく責める。

詩織は、拡張型心筋症と診断されていた。心臓移植が行われるまでの間、1年の間にセーブ手術(左室形成術)をニ度行っていた。本来ならば一度で済む手術が、ニ度行われ、北村代議士は医療ミスを疑っていた。最初の手術は雪野が執刀し、再手術は高杉が行っていた。雪野は、手術ミスはなかった、と主張する。

拡張型心筋症以外の疾患としては、サルコイドーシス、真菌アスペルギルス、ミトコンドリア病、シャーガス病などが鑑別疾患として挙がった。雪野は、フェリチン上昇が見られていることや、手足の痛みがあったため、ヘモクロマトーシスの可能性を指摘する。だが、病理診断では否定的だった。雪野は、確定診断を行う前に、鉄キレート剤を投与してヘモクロマトーシス治療を行う。

志帆は、北畠に話をしに行く。そこで、雪野が「責任をとる形で心臓血管外科を追い出された」と北畠は明かす。雪野は、脳外科、心臓血管外科と渡り歩き、外科手術の腕を上げることに専念してきた。だが、北畠は「手術の腕ばかり上げようとしている…だが、危なっかしくて」と言う。そのこともあり、北畠は解析診断部に雪野を所属させたのだった。

志帆は、雪野にヘモクロマトーシス以外の可能性を指摘し、治療について提案をしようとするが、雪野は聞き入れようとせず、「私が治療します」と言う。雪野は、ヘモクロマトーシスと証明し、心臓血管外科に戻ろうと考えていたのだった。

志帆は、詩織がお湯の入ったカップに触れた途端、ビクッと反応したことに気づく。志帆が勝手に詩織に近づいたことで、雪野は彼女に文句を言う。「解析診断なんて、二流がやること。私は医療の最前線に戻ります」と言う。

血液検査の結果、血清鉄が低下して、改善が見られていた。ところが、詩織は急性呼吸不全で再び人工呼吸器管理が必要となる。鉄キレート剤の使用で、急性呼吸不全が起こったと考えられた。

志帆は、雪野に「私たちの事情なんか、患者さんにとって関係ない。患者さんを救う、それ以外にない」と言う。

北村は、「どうして医療ミスを繰り返すような医者に治療させるんだ。こんなのは殺人と同じだ!」と怒鳴る。岩倉葉子(伊藤蘭)は「心中はお察しします。ですが、ここにいる医師は、皆、奥様を助けようと必死でやっています」と諌める。

岩倉は、「この先は、新田先生には外れてもらいます。あなたの独断専行がこの状況を招いた」と言う。だが、志帆は、「ヘモクロマトーシス以外の可能性を、私達は出せていません。新田先生も一緒に、詩織さんの治療を行うべきです」と言う。雪野は、「どんなことでもしますから…患者さんを救うためなら、なんでもします」と言う。

志帆は、雪野と高杉が行った手術記録を見直す。やはり、手術に問題はなかった。雪野は、「もう、ダメかも…」と諦めてしまいそうになる。そんな雪野に、志帆は「苦しんでいるのは、患者さんやその家族。彼らの前で、同じことが言える?」と言う。

志帆は、詩織に熱と発疹が現れているのを発見する。さらに、汎血球減少、肝機能障害を認めたため、遅発性の薬剤アレルギーが起きており、抗凝固薬、抗血小板薬が原因ではないかと考えられた。

詩織は、HHV6の抗体価が高く、ウィルスによる心筋炎の可能性があった。だが、根治療法はなく、心臓移植が必要だった。

志帆は、熱くもない、お湯の入ったカップに触れた途端、詩織が落としてしまったことを思い出す。

志帆は、詩織の周囲にヒーターを設置し、高温環境下に置く。だが、詩織は汗をかいていなかった(無汗症)。そのことで、雪野もどんな疾患なのか答えにたどり着く。心筋生検が実施され、ミエリン・フィギアが認められ、ファブリー病と確定診断された。

患者が多い男性ではなく女性、なおかつ肥大型心筋症ではなく拡張型心筋症であったため、ファブリー病の可能性が見落とされていたのだった。

ファブリー病の酵素製剤により、治療を開始される。北村代議士は、雪野に「君には散々酷いことを言った。すまなかった」と謝罪する。だが、雪野は「私は何もしていません。治療できたのは、解析診断部のおかげです…私は、自分の汚名を晴らすためだけに行動していました。私は医師として失格でした」と言う。

だが、詩織は「そんなことないわ。私を必死に助けようとしてくれたのは伝わっていたわ。いつも真剣で、融通が利かなくて。橘先生とケンカばかりしていたけど、私に向き合ってくれましたわ」と言い、さらには「この1年、あなたも大変でしたね。新田先生、助けてくれてありがとう」と感謝する。

北畠は、雪野に「心臓血管外科に戻れますよ」と言う。だが、雪野は「私、心臓血管外科には戻りません。解析診断部に残ります」と言う。

雪野は、高杉から志帆の娘・真央が2年前に亡くなっていることを知る。志帆は、亡くなった娘が実在しているかのように、話しかけているのだと雪野は気づく。

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