ドラマ「リバース 第1話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 深瀬和久(藤原竜也)は、大学4年の冬、親友・広沢由樹(小池徹平)を事故で亡くしていた。その事故について、自分のことを責め続けてきたのだった。

2) 深瀬は、唯一の趣味であるコーヒーのため、豆を購入するため「クローバーコーヒー」を毎日のように訪れていた。そこで、女性客・越智美穂子(戸田恵梨香)と出会う。その後、アパートの自室の扉に「人殺し」という紙が貼られるのだった。

3) 深瀬は、美穂子と付き合うようになる。だが、美穂子の勤務先である「グリムパン」に、「深瀬和久は人殺し」という封書が届けられる。その手紙について質問された深瀬は、大学4年のことを話し始めるのだった。

4) 深瀬は、同じゼミの広沢、浅見康介(玉森裕太)、村井隆明(三浦貴大)、谷原康生(市原隼人)とともに、村井の別荘へと行くことになっていた。村井は事故を起こして遅れてやってくることになり、4人で別荘を目指すことになった。

詳細なあらすじ

深瀬和久(藤原竜也)は、過去に戻れるならば、10年前に戻りたいと考えていた。冬山で運転する親友・広沢由樹(小池徹平)を止めたいと、深瀬は真に願っていた。

深瀬は、事務用品メーカーで勤務していた。地味で目立たず、「コーヒーを淹れること」だけ期待されているような男だった。そんな深瀬は、唯一の趣味であるコーヒーのため、豆を購入するため「クローバーコーヒー」を毎日のように訪れていた。

マスターの乾圭介(バッファロー吾郎A)、その妻・乾恭子(YOU)とは、もう顔なじみであり、”指定席”もあった。そこに越智美穂子(戸田恵梨香)が座っており、話をするようになる。

恭子は、わざと美穂子に渡すコーヒー豆を「彼女いない歴10年」の深瀬に託し、美穂子との接点を作る。お礼に、と美穂子は勤務しているパン屋「グリムパン」のパンを渡す。

深瀬は、浅見康介(玉森裕太)の勤務する楢崎高校に文具品を卸す。そこで、高校サッカー部の部員がビールを飲んでいるのを発見してしまう。浅見はそのことを聞くと、部室へと真っ先に向かう。逃げ遅れた部員を1人捕らえると、「下手したら退学だ」と言う。「可哀想」と言う深瀬に、「罪は罪」と浅見は言う。

深瀬が帰ると、扉に「人殺し」という張り紙がされていた。その紙を貼った人物の後ろ姿を深瀬は目撃していた。

明教大学・山本講師の退官式が開かれ、深瀬は出席する。そこで張り紙についての情報を得ようとしたのだった。そこで、広沢由樹の母・広沢昌子(片平なぎさ)に声をかけられる。由樹の死に関わる深瀬、浅見、村井隆明(三浦貴大)、谷原康生(市原隼人)の4人は、気まずい表情を浮かべる。

帰りに、ジャーナリストを名乗る小笠原俊雄(武田鉄矢)が声をかけて「あの事件について話をしよう」などと言う。浅見、村井、谷原は慌ててタクシーを拾うのだった。

深瀬は、「間違えて貼られたのかもしれない…いつまでも拘っているのは、俺だけかもしれない」などと思う。

県議会議員である村井の父・明正は、不正融資の件をマスコミに追求されていた。そんな中、小笠原が再び村井のもとを訪れる。

深瀬は、クローバーコーヒーを訪れて、恭子にもらった映画のチケットで美穂子を誘う。嫌なことがあっても腹を立てず、子供に優しい深瀬に、恭子は心を惹かれていく。

深瀬は、美穂子に「どんな人生だったの?」と訊かれて言葉をつまらせる。「ビックリするほどつまらない人生だった」と深瀬は言う。大学になってようやく深瀬は由樹という親友に出会ったのだった。

深瀬は、美穂子に「彼氏はいるの?」と訊こうとして悩んでいた。そんな中、LINEで美穂子は「困ったことになった」と送ってくる。美穂子は、鍵をなくしてしまい、家に入れなかったのだった。深瀬は悩んだ末、「ウチに来る?」と言う。

深瀬は、美穂子にコーヒーを淹れる。そこで、「ポン」という音がして2人は驚く。由樹の実家で作られた、みかんのハチミツが発酵して蓋が外れていたのだった。一緒にハチミツを舐め、2人は笑いあったあとにキスをする。

谷原は、小笠原について村井と話をする。2人は、「どこから漏れた」などと話をする。村井は、谷原に「あの件で、俺に何か話をしてないことあるんじゃないか?」訊く。その後、深瀬がリークしたのではと考え、「一回、シメておくか」などと言う。

深瀬は、美穂子に一夜を過ごし、「僕と付き合ってください。大切にします」と言う。美穂子は、深瀬が差し出した手をつかむ。

サッカー部の部員たちは、自宅謹慎中となっていた。浅見は、キャプテンの相良了平(鈴木仁)の家を訪れていた。だが、父親は了平に会わせようとはしなかった。

深瀬のもとを小笠原が訪れてくる。「何か隠してるでしょ?今、話した方がいい。話さないと、このまま秘密を抱えて死ぬことになる」などと小笠原は言うのだった。

「あの時、君は自分を責め続けていた…俺はあのときに一緒にいたんだ」と言う。小笠原は刑事であり、事情聴取に同席していたのだった。

美穂子の職場に、封書が送られてくる。その晩、深瀬はクローバーコーヒーで待ち合わせする予定であったが、美穂子はやってこなかった。美穂子は、深瀬のアパートの前にいた。

ずぶ濡れの美穂子は、届けられた封書を手渡す。中を見ると、そこには「深瀬和久は人殺し」と書かれていた。

深瀬は、「いつかこんな日が来るとは思っていたが、幸せな真っ只中になるとは」と思っていた。そこで、小笠原の「秘密を抱えたまま死んでいくのか?」という言葉が脳裏をよぎった。そして、深瀬は「話せば長くなるけど」と前置きをした上で、広沢由樹のことを話し始める。

2007年、大学4年を迎え、同じゼミの5人が顔を揃えていた。そこで「村井の別荘に行って、スノボをしに行こう」という話になったのだった。深瀬は、内定が一つも決まっておらず、迷っていたのだが行くことになったのだった。だが、親友の広沢に言われて行くことになったのだった。

事件当日、村井は事故を起こして遅れてくることになっていた。深瀬、広沢、浅見、谷原の4人は車に乗って別荘を目指していた。途中、蕎麦を食べに行くことになったのだが、広沢は「あっちの店行ってもいいかな」と、1人だけカツカレーを出している店に行く。

深瀬は、浅見と谷原で蕎麦を食べる。そこで、広沢が村井の妹・明日香といっしょにいるのを目撃したという話題になるのだった。

途中の道の駅で、深瀬はハチミツを購入する。

広沢は、深瀬の内定が決定したことを自分のことのように大喜びする。だが、広沢の方は行政法人の内定が出なかったのだった。そのことを後で知り、深瀬は申し訳ない気持ちになる。だが、広沢はそんなこと気にせず、「この大学にこれてよかった。深瀬に会えたから」などと言うのだった。

車に乗っていると、ラジオでは「高校のスキー合宿で、貴重品が盗まれるという事件が起きました。この近辺では、同様の事件が多発しており…」などと報じていた。

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次話:ドラマ「リバース 第2話」あらすじ・ネタバレ

原作:湊かなえ「リバース」(ドラマ原作)あらすじ・ネタバレ

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