簡単なあらすじ
1) アフリカにある国であるワカンダは、鉱石「ヴィブラニウム」を産出し、目覚ましい発展を遂げる。だが、その「ヴィブラニウム」の存在やパワーについて、ワカンダはひた隠しにしていた。
2) ワカンダのN’Jobu王子は世界中のアフリカ系民族と技術共有を行い、彼らを虐げるものから解放しようとしていた。だが、ティ・チャカ王は、そんな弟の行動に反対する。叛乱を起こしたN’jobuをティ・チャカ王は殺害し、その長男エリック・キルモンガーを追放する。
3) ティ・チャカの亡き後、ティ・チャラが王位につき、「ブラック・パンサー」を継承した。エリックは、ティ・チャラに挑んで勝利し、「ブラック・パンサー」の座を奪う。そして、N’jobuの計画を遂行しようとする。
4) ティ・チャラは再びエリックに挑み、彼を倒す。ティ・チャラはエリックを助けようとするが、エリックは投獄よりも死を選ぶ。ティ・チャラは、ワカンダが秘密のベールに包まれていることをよしとせず、大使館を建てる。そして、国連でワカンダについて説明をしようと出向くのだった。
詳細なあらすじ
アフリカで、鉱石「ヴィブラニウム」で構成されたエイリアンと戦い、戦士はその鉱石の力により、超人的な力を得る。その中の1人は「ブラック・パンサー」となり、5つの部族を1つにまとめ、ワカンダという国を作ったのだった。ワカンダはヴィブラニウムにより、目覚ましい発展を遂げるのだった。
ヴィブラニウムが悪用されないよう、世界各国にスパイが存在して秘密を守っていた。だが、ワカンダのN’Jobu王子は世界中のアフリカ系民族と技術共有を行い、彼らを虐げるものから解放しようとしていた。だが、ティ・チャカ王は、そんな弟の行動に反対する。
N’Jobuは、ティ・チャカの友人であるズリを殺害すると脅し、ティ・チャカはN’Jobuを殺害する。そして、その事実を隠蔽すべく、N’Jobuの息子であるエリック・キルモンガーを追放するのだった。
爆破テロでティ・チャカは死亡し、息子のティ・チャラが王位に就くことになった。闇の武器商人ユリシーズ・クロウが暗躍しているという情報を得て、ティ・チャラ、幼馴染のナキア、親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長であるオコエは韓国へと向かう。クロウは、カジノで盗品を売却するつもりだった。
しかし、その書いてというのは、CIAのエージェントであるエヴェレット・ロスだと判明する。取引は失敗に終わり、クロウを追跡するカーチェイスが起こる。CIAに捕まるが、クロウは元アメリカの秘密工作員エリック・スティーブンス(国外追放されたエリック・キルモンガー)に助けられる。CIAのロスは、ナキアを助けるために重傷を負ってしまう。そこでティ・チャラ王たちはロスを国に連れて行き、最先端技術で彼を救う。
エリックはクロウを殺害し、その遺体を持ち込んで種族の長老たちに自分の身元を明かし、王座に挑戦することを宣言するのだった。キルモンガーは、ティ・チャラ王に闘いを挑んで勝利する。そして、ティ・チャラ王を滝へと投げ込み、ブラック・パンサーとなるのだった。
エリックは父親の計画を実行すべく、ワカンダの兵器を密輸し始める。一方、ティ・チャラはワカンダの山奥に棲むジャバリ族のリーダー・エムバクによって昏睡状態で発見され、救助される。ティ・チャラ王はハート型の薬草で快復し、ワカンダへと戻る。そして、ブラック・パンサーのスーツに身をまとうエリックと再戦する。
ナキア、ティ・チャラの妹シュリたちは、ジャバリ族の手助けによりエリックの追手から逃れる。一方、ロスはジェット機の遠隔操作により、武器を密輸しようとする飛行機を撃墜するのだった。
ティ・チャラとエリックが戦闘する中、ヴィブラニウム鉱山にその場所を移していた。そんな中、金属を輸送する音により、ブラック・パンサーのスーツは弱体化されていた。ティ・チャラは、エリックをダガーで刺す。ティ・チャラはエリックを助けようとするが、エリックは投獄よりも死を選び、ダガーを引き抜いて死亡するのだった。
ティ・チャラは、ワカンダが秘密のベールに包まれていることをよしとせず、大使館を建てる。そして、国連でワカンダについて説明をしようと出向くのだった。