ドラマ「下町ロケット ゴースト 第2話」あらすじ・ネタバレ・結末

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佃航平は、帝国重工の宇宙航空部本部長・水原重治から、「新型エンジンのためのバルブ開発をお願いしたい」と依頼される。

ロケットエンジンの内製化を急ぐがあまり、短期間での開発になるため、佃は戸惑うが引き受ける。帝国重工はロケットビジネスから撤退する可能性があるため、なんとしてでも佃はやりとげたいと考えていたのだった。また、ヤマタニのエンジンバルブの採用が決定し、沸き立つ。

一方で、ギアゴーストではケーマシナリーから15億円を要求する特許侵害の訴状が届いており、伊丹大社長は頭を悩ませていた。ケーマシナリーの顧問弁護士は、中川京一弁護士であり、減額にも応じようとしない。ギアゴーストの末永弁護士は「勝ち目はない。金策をするしかない」と言うばかりであった。

伊丹社長が金策に奔走していることを聞き、佃は「15億円をウチから出せないか」と考え始めるが、経理部長・殿村らは反対する。そこで技術開発部長・山崎は、神谷修一弁護士に相談することを提案する。

神谷弁護士は、クロスライセンス契約について説明する。ケーマシナリーがギアゴーストの特許侵害をしている可能性を探ってみることを提案され、佃は動き始める。ケーマシナリーの特許侵害を見つけた上で、そのことをギアゴーストに伝えずに、「タダ同然」でギアゴーストを手に入れるチャンスがあった。

佃は、ボーリング場で島津と再会し、彼女のものづくりにかける情熱や純粋さに心を打たれる。さらには、娘・利菜から島津・伊丹が帝国重工内で左遷され、そこで出会ったことを聞かされる。

佃は、ギアゴーストの夢を大切にし、にクロスライセンス契約について教えるべきであると考える。「ビジネスに戦略は必要だが、フェアじゃない。尊敬の念を持つことが大事なんじゃないのか」と社員に訴え、理解を得る。

佃は、伊丹社長にクロスライセンス契約について伝える。リバースエンジニアリングの協力を申し出て、伊丹は佃の案に全てを懸ける。だが、末永弁護士は「可能性はほとんどない」などとやはり否定的なことを口にするのだった。島津も加わり、リバースエンジニアリングを実施する。

一方、佃製作所では、ロケットエンジンに搭載される新型バルブ開発も行き詰まっており、耐久性を上げるために、島津に新素材の会社を紹介される。

そんな中、殿村は病気で倒れた父親の代わりに農作業を行っており、そこで同級生の稲本に「農家で寄り集まって、法人化したい。ついては、田んぼを貸して欲しい」と提案される。父親はその案に猛反対する。

佃製作所とギアゴーストの社員間でも亀裂が生じる。立花の投影機使用を提案するが、ギアゴーストの社員は拒否する。島津は、投影機使用を取り入れ、作業を分担して行うこととする。

そんな中、ロケットエンジンバルブ開発は、島津のアドバイスもあり成功する。そのため、リバースエンジニアリング作業に注力することができた。結果、ポペットリリーフの形状が酷似しており、特許侵害となりうると考えられたが、パーツ数が異なっており、特許侵害とは言えなかった。

佃は、「15億円、ウチで出資できないか」と提案する。殿村らは反対するが、「無理をしてでも手に入れたい。あの人たちに惚れたんだ。あの技術や、夢を見捨ててはダメなんだ。無謀かもしれない。だが、挑戦があるからこそ未来は作られる。だからこそ、みんなに力を貸して欲しい」と熱弁する。

回答期限間際、佃は伊丹社長に買収を提案し、伊丹はそれを受け入れ、中川弁護士にその旨を伝える。

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