「倦怠期特効薬」(世にも奇妙な物語)あらすじ・ネタバレ・結末

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登場人物

卓也:ユースケ・サンタマリア
妻:田村たがめ / 井上和香

あらすじ

卓也(ユースケ・サンタマリア)は、妻・みゆき(田村たがめ)への愛情も薄れ、夜の営みもすっかりなくなっていた。そんな中、卓也は会社からの帰り道、偶然「我藍堂」という漢方薬局で、「倦怠期特効薬」があるという張り紙を見つける。

店内に入ってみると、店主に「一瓶、1ヶ月分で4万6千円」と薬「永伴侶」を勧められるが、卓也は疑って購入を躊躇う。すると店主は、「一粒試してみるかい?気に入るよ」と、一粒差し出すのだった。

卓也は自宅で飲んでみると、妻の顔が憧れの女性・井上和香そっくりになっていた。取り乱す卓也だったが、顔はたしかに井上和香だが、みゆきは相変わらずの様子だった。

卓也は、ベッドでみゆきと一緒になると、その晩は激しく燃え上がった。だが翌朝、薬の効果が切れると元に戻っていたのだった。そのため、再び薬局に卓也は向かい、そこで「この薬は心に作用して理想の女を妻に映し出す」と明かされる。

卓也は1ヶ月分の薬を購入し、内服して帰宅する。やはりみゆきは井上和香そっくりになっていた。それからも卓也は内服を続け、倦怠期もなくなった。

そんな中、同僚は浮気相手が会社に乗り込んできて、妻に実家へと帰られてしまう。その一件があり、なおかつ交際していた時期、新婚当初のことを思い出し、薬を飲むことで「妻を裏切っている」と感じ始めるのだった。

罪悪感を感じ、卓也はみゆきを避け始めてしまう。浮気を疑われるのだが、そこでプロポーズの時のことを思い出し、みゆき本来の姿で再び愛することができたのだった。卓也は漢方薬を捨て、もう飲むことはなかった。

だが、実はみゆきもまた薬「永伴侶 婦人用」を飲んでおり、卓也を憧れの俳優の顔で見ていたのだった。

情報

脚本:山浦雄大、佐藤久美子

演出:植田泰史

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