アシタカのプロポーズとも思われる言葉の後、サンは「アシタカは好きだが人間を許すことはできない」と返答します。
さらにアシタカは「それでもいい。サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。ともに生きよう、会いにいくよ」と言って分かれます。
さて、その後にサンとアシタカはどのような関係性となっていくのか、描かれていません。『もののけ姫』を見ていて、「この2人、どうなってくの?」とモヤモヤする部分です。
果たして、その「結末のその後」はどうなのか、映画では描かれずに見ている人に委ねられている部分ではありますが、宮崎駿監督は一応の答えを述べています。
宮崎駿監督曰く、「二人はしょっちゅう会っている」(もののけ姫-スタジオジブリ絵コンテ全集11)とのことです。サンはアシタカのプロポーズを受けた、と考えてもよさそうです。
サンは相変わらず森の中での暮らしを選び、アシタカが「通い婚」をしているような展開のようですね。