サクっとあらすじ

映画・ドラマ・小説のあらすじを簡潔にまとめて紹介します。

「臨床犯罪学者 火村英生の推理 第4話 ダリの繭」あらすじ・ネタバレ

      2017/01/14

火村英生(斎藤工)と有栖川有栖(窪田正孝)は、高級レストランで食事をしていた。そこで、宝石商の堂条秀一(岩城滉一)がレストランで女性と一緒にいるところを見かける。堂条は、テレビにも出演する有名人だった。

堂条は、連れの女性と食事を行っていた。火村は、彼女が有栖川の小説に登場する女性と特徴が似ており、彼女が有栖川の理想のタイプに違いない、と指摘。有栖川は、図星を指されてしまっていた。

堂条は自宅で殺害されていた。第一発見者は、秀一の弟で副社長・堂条秀二(合田雅吏)と、レストランで堂条と食事していた秘書・鷺尾優子(内田理央)だった。

堂条の遺体は、彼が「繭」と呼ぶフロートカプセルの中にあった。頭部から血液を流しており、撲殺されたようだった。カプセルには、特殊な液体が満たされ、堂条はその液体に浮かんでいた。

火村は、優子に「社長は、あなたに特別な感情を抱いているようでしたが」と指摘するが、彼女は否定する。優子は、ジュエリーデザイナーの長池伸介(忍成修吾)と恋仲であると噂されていた。

火村は、現場を見に行く。死亡推定時刻は、金曜の23時から深夜2時の間、遺体のヒゲは剃られていた。金品が盗まれた形跡はなく、犯人は秀一に殺意を持った人間であると考えられた。そんな中、宣伝部長の吉住則夫(渋谷謙人)が事情聴取を受けていた、吉住は、有栖川の大学時代の友人であり、秀一の弟だった。吉住は、有栖川に無実を訴えるが、火村は何かを見透かしたように、「本当に何もやっていないのなら、全てを話した方がいい」と言う。

シャングリラ十字軍の指導者・諸星沙奈江(長谷川京子)は、同組織に所属する女性が殺害された事件で、「犯人は10代の女性」と言い当て、検事の難波洋(松澤一之)は驚く。

デザイナー・長池は、事情聴取を受け、そこで有栖川は「鷺尾優子さんの彼氏ではないんですか?」と思わず訊いてしまい、顰蹙を買ってしまう。火村は、そんな有栖川を見かねて、優子と有栖川を2人きりにする。

優子は、長池のデザインしたジュエリーが好きだと話をする。そこで、有栖川は優子が初恋の人に似ている、と話をする。有栖川は、初恋のその彼女へ、ラブレターを渡した。だが、次の日から、彼女は登校してこなかった。彼女は、家で手首を切ってしまっていたのだった。自殺未遂に終わったが、どんな思いでラブレターを読んだのか、有栖川は結局訊けずじまいだった。

有栖川は、吉住に呼び出される。「火村さんと一緒に来て欲しい」と吉住は言う。有栖川は、秀一のカバンに入った血が付いた服を見せられる。

吉住は、ポスターデザインのチェックのため、堂条の家を訪れていた。彼は「カプセルの中に入ってデザインを考えなおせ」と言われ、カプセルに入った。眠ってしまった吉住は目が醒めると、自分のシャツに血液が付着しており、堂条の遺体を発見した。冤罪で逮捕されると考えた吉住は、遺体をカプセルに入れ、シャツを持ち帰って逃げ帰ったのだという。吉住の靴は、犯人によって持ち去られていた。

堂条の家の近くで、堂条の靴、吉住の靴、凶器である女神像が発見される。吉住は、女神像の持ち主は長池だと言うが、長池の家には、目の形が微妙に異なる別の女神像があった。女神像は2体しか作られておらず、土産物店でハンチングをかぶった男がもう一体を購入したのだという。

火村は、大家・篠宮時絵の「いつもないものがあるのは違って見えるように、いつもあるものがないのも、違って見える」という言葉で、事件の真相にたどり着く。

火村は、関係者を堂条家に集め、事件を解説する。犯人が女神像を凶器に使用したのは、長池を犯人に仕立てあげるためだったと指摘する。女神像を購入したのは、堂条自身であった。堂条は、ヒゲを剃って変装し、土産物店に行って女神像を購入したのだった。

堂条は、吉住を目撃者として証言させるために呼び出していた。そして、現場にはもう1人、呼び出されていた。その人物こそ、長池だった。優子は、長池を庇うが、長池は「もういい…犯人は僕です」と自供する。

堂条は、長池を殺害しようと試みたが、凶器を奪って逆に返り討ちにした。長池は、カプセルの近くにあったシャツで、吉住がいたことに気づき、血液を付着して犯人に仕立てあげた上で逃げ出したのだった、靴を盗んだのは、時間を稼ぐためだった。

堂条は、長池を殺害した後、遺体を長池の自宅に運び、用意した女神像を転がしておくことで、「死体移動トリック」によってアリバイを作ることを考えていたのだった。彼は、長池に優子をとられると思い、長池を殺害する動機を持つようになった。堂条は、優子に母親の面影を見ており、長池に奪われたくなかったのだった。

原作:

ダリの繭 [有栖川有栖]

価格:713円
(2016/2/7 21:57時点)


次話:「臨床犯罪学者 火村英生の推理 第5話 ショーウィンドウを砕く」あらすじ・ネタバレ

前話:「臨床犯罪学者 火村英生の推理 第3話 准教授の身代金」あらすじ・ネタバレ

 - 臨床犯罪学者 火村英生の推理 ,