「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 小牧幹久(田中圭)は、近所に住むという高校生の中澤毬江(土屋太鳳)を昔から妹のように可愛がっていた。そして、オススメの本を毬江に紹介し、交流していたのだった。

2) だが、小牧は、毬江に勧めた本をきっかけに、メディア良化隊に勾留されてしまう。聴力障害者である毬江に、同じ障害を持つヒロインの登場する小説を勧めたのが問題視されたのだった。

3) 図書隊は、毬江に記者会見を開き、そこで小牧に毬江を傷つける意図がないことを訴えて欲しい、と依頼する。毬江は了承し、切々と小牧に自分を傷つける気持ちがなかったのだ、と訴える。

4) 世論の今回の騒動の見方は変わり、勾留期限の切れた小牧を、堂上篤(岡田准一)たちは奪還することに成功する。小牧は毬江に再会し、恋愛感情を持っていることを打ち明けるのだった。

起:王子様の正体

笠原郁(榮倉奈々)は、高校生の時に自分をメディア良化隊から救ってくれた「王子様」の正体が堂上篤(岡田准一)ではないかと気づいてしまい、動揺を隠し切れない。

そんな郁は、小牧幹久(田中圭)の近所に住むという高校生の中澤毬江(土屋太鳳)に出会う。小牧は毬江のことを妹のように可愛がるが、毬江には別の感情が沸き起こり、好意を持っていた。毬江は、高校1年のときに突発性難聴を患い、聴力をほとんど失っていた。そんな彼女に、小牧はオススメの本を度々、紹介していた。

さらに、郁は両親が突然現れたことに驚く。両親には、図書隊のタスクフォースチームに入隊していることは知らせておらず、堂上にも口裏合わせを頼む。

承:小牧の逮捕

郁の親友・柴崎麻子(栗山千明)を食事に誘う朝比奈修二(中村蒼)が現れ、突然の恋のライバル出現に手塚光(福士蒼汰)は、やきもきとしていた。

郁は、両親にタスクフォースチームに入隊していることが発覚してしまい、「危険な仕事、すぐに辞めなさい」と母親に言われ、口論になってしまう。一方、父親は、郁が入隊していることを知っていた。

小牧は、毬江に聴覚障害を持つ女性が恋をする小説を勧める。障害を持ちながらも、力強く生きるヒロインを描いた作品であり、毬江も勇気づけられる。だが、この本をきっかけに、問題が起こる。

小牧は、メディア良化隊に逮捕されてしまう。罪状は、障害者と知りながら、その障害者を虐めるような作品を勧めたというものだった。

毬江の同級生が、図書隊が障害者と知りながら、聴覚障害のヒロインの本を勧めるのは問題ではないか、と教師に伝えたことが発端で、世間の風当たりを強めて図書隊の弱体化を狙うメディア良化隊が小牧を逮捕するに至ったのだった。

転:毬江の会見

小牧は、自分が逮捕されたことを毬江に伝えるな、と言うのだったが、郁は毬江に伝えてしまう。結果、毬江は「小牧さんを救いたい。何でもします」と言うのだった。

すると、玄田竜助(橋本じゅん)図書特殊部隊隊長は、「あなたを名誉毀損で訴えます」と言い出す。名誉毀損で訴え、メディアの注目を集めた上で、今回の事件の真相を記者発表で説明して欲しいということだった。毬江はそれを了承する。

ホテルでの記者会見を控え、その会見の真の目的や、開かれる場所を、柴崎は朝比奈に伝えてしまう。だが、朝比奈は「未来企画」という組織の一員であり、良化隊にその情報をリークしてしまう。

結:小牧の奪還

毬江を記者会見場にクルマで連れて行くのを、良化隊は尾行していた。そして、会場となるホテルを封鎖して会見を阻止しようとする。だが、柴崎が朝比奈に伝えていた会見の場所はダミーであり、郁たちは無事に毬江を送り届けることに成功する。

毬江は、小牧が自分を傷つけるために本を勧めたのではないと訴え、好きな本が読める自由の大切さを訴え、世論を変えたのだった。

一方、勾留期限が過ぎた小牧を、移送中の良化隊から堂上たち図書隊は奪還する。小牧は毬江と再会し、「もう子供には見えなくて困ってるよ」と、毬江に恋愛感情を抱いていることを明かす。

郁は、両親が自宅に帰るのを見送りにやってくる。そこで、思い出の本を母親に渡し、自分がいかに図書隊のタスクフォースチームで働きたいかを訴え、母親に理解してもらうことができるのだった。

今回の騒動について、裏で糸を引いていた「未来企画」の代表である手塚慧(松坂桃李)は、図書隊員・手塚光の実の兄であることが明らかとなる。

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