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「歩く死体(世にも奇妙な物語)」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) カメラマン・斎藤一景(渡辺裕之)は、カモシカの写真を撮るために、雪山に入った。だが、予測不能なブリザードで、恋人でアシスタントの篠田明子とともに遭難してしまう。

2) 明子は、過酷な雪山の状況に対応できず、死亡してしまう。斎藤は、明子の遺体をテントの外に運び出す。だが、眠った後に目を覚ますと、明子の遺体はテント内に戻っていた。

3) 遺体を運び出すも、そのたびに目を覚ますと遺体が戻っている…「死体が歩いているのか」と、そんなことを斎藤は思うようになる。そんなことが繰り返される中、斎藤はついに夢と現実が分からなくなっているのか、と思い、5分ごとにシャッターが切れるようにはカメラをセッティングする。

4) その写真には、斎藤自らが遺体をテント内に運び込んでいる姿が映しだされていた。斎藤は助けだされ、病院に収容される。そんな彼は鎮静剤で眠らされた後、遺体安置所に置かれた明子の遺体を引きずり、運んでいた。

詳細なあらすじ

カメラマン・斎藤一景(渡辺裕之)は、カモシカの写真を撮るために、雪山に入った。だが、予測不能なブリザードで、恋人でアシスタントの篠田明子とともに遭難してしまう。

斎藤は生存していたが、明子は死亡していた。斎藤は入院し、元助手・村田京介(小宮孝泰)は心配していた様子で出迎える。斎藤は、錯乱した様子であり、「写真、写真を見せてくれ」「死体が歩くんだ」と口走っていた。

また、鎮静剤を打とうとすると、斎藤は眠ることに拒否反応を示し、「眠らせないでくれ…死体が歩くんだ!」と叫ぶ。

村田は、そんな斎藤の様子を心配しながらも、警察に出向く。そこで、斎藤が遭難時に書いていた手記を手渡される。対応した警察官は、「遭難などでは、よくあることですが、混乱されているようで」と、その手記の内容について話す。

村田は、手記を読むと、遭難してビバークした後、明子は既に死んでいたことが書かれていた。遺体をそのままテント内に放置することはできず、仕方なく斎藤は明子をテントの外に安置する。

斎藤は、明子と交際して3年目であった。だが、すでに潮時を迎えていたようで、斎藤は「もう、これ以上は付き合うことはできない」と考えていた。また、明子は雪山への同行を希望していたものの、斎藤は一緒に雪山に入ることを良しとはしていなかった。だが、明子の強い希望もあり、同行することになったのだった。

遭難し、死亡した明子を斎藤は雪混じりの強風が吹き荒ぶ中に安置する。だが、斎藤が目をさますと、明子の遺体が傍らにあった。仕方なく、再び明子を木に括りつけるが、再び目をさますと、明子の遺体が同じように存在していた。

「まさか、死体が歩いてきたのか」と半信半疑の斎藤であったが、そのようなことが何度となく繰り返される。次第に、夢と現実の区別がつかなくなっているのでは、と考えた斎藤は、5分ごとにシャッターが切れるようにカメラをセッティングしたのだという。

村田は手記を読んでいる最中、看護師に声をかけられて驚く。看護師は、警察から預かったという写真を持っていた。その写真を見た村田は、驚愕する。そこには、斎藤自身が、テントの外に放置した遺体をテント内に戻していた姿が映っていた。

遺体を運びこんだ斎藤は、明子にキスをする。そして、「一緒にいてくれ…永遠に」とつぶやく。

「死体が歩く」現象の真相を知った村田は、斎藤の病室へと向かう。だが、そこに斎藤の姿はなかった。彼は、安置所に置かれた明子の遺体を引きずり、運んでいたのだった。

 - 世にも奇妙な物語