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「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子 第3話」あらすじ・ネタバレ

      2016/08/02

簡単なあらすじ

1) 「幽霊屋敷」と呼ばれる廃虚のような家屋で、若い女性4人の遺体が発見される。殺害後に、彼女たちはそれぞれ腕や下肢、臀部などそれぞれのパーツを奪われていた。そして、イブニングドレスやネグリジェなどを着せられていた。

2) 比奈子は、「幽霊屋敷で、黒い雨合羽を着た幽霊を見た」と証言する吉田遙香(住田萌乃)という少女に出会う。その母・佐和(中島亜梨沙)は、ストーカー被害を受けていたことが分かり、さらには被害者たちも同様に後をつけられていたことが判明する。

3) 佐和が勤めるキャバクラの客で、彼女につきまとっていたのは、永山宗一郎という男であると判明する。警察は、永山が犯人だと考え、永山をストーカー行為により逮捕するが、弁護士は佐和に訴えを取り下げさせる。

4) 精神科医・中島保(林遣都)は、「犯人は、体の一部を奪い、廃墟に配置することで、『完全な不完全』という状況を意図的に作り出している。ただ、その行動は犯人のコンプレックスを強く投影している。自分が奪われた完全な自分を取り戻すため、被害者たちの体の一部を奪い去り、復讐しようとしている…すなわち、犯人は女性であり、被害者に親しい存在」とプロファイリングする。

5) 東海林泰久(横山裕)が、中島のプロファイリングにより佐和の友人・佐藤都夜(佐々木希)が犯人であると思い至った頃、比奈子は佐和とともに都夜によって連れ去られていた。

起:切断遺体

若い女性が逆さ吊りで吊るされていた。手足は縛られ、体を動かすこともできない。犯人は、黒い雨合羽に身を包み、女性にハサミを見せると、斬りつける。鮮血が飛び散り、犯人は血液を浴びる。

藤堂比奈子(波瑠)は、中島保(林遣都)と話をしていた。比奈子は、犯人たちと平気で対峙できる理由を、「恐怖というのを感じることができないんです。他の感情も特に感じられません…子供の頃からずっとそうでした」と明かす。

比奈子は、中島に感情が欠落していることを指摘され、「笑みも上手くなったつもりですけど、分かる人には分かるんですね」と言う。中島は、比奈子のことを「反社会的性格、サイコパス」などと分析していた。

比奈子は、東海林泰久(横山裕)の妹が殺害された事件についての調書を読む。その晩、夢の中には、冷凍殺人の犯人・ケンジが登場していた。

比奈子の住むマンションの近くには、「幽霊屋敷」と呼ばれる廃虚のような家屋があった。大学生が肝試しで侵入したところ、3名の遺体を発見する。頸部には切り傷があり、それぞれ体の一部が切り取られていた。

被害者は、いずれも若い女性。犯人は女性たちを殺害後、遺体に自ら用意したイブニングドレスなどを着せ、さらには体の一部を切断し、持ち去っていたのだった。女性たちは、それぞれ腕、臀部、下肢などが欠損していた。

承:ストーカー

冷凍殺人事件(第2話)で、中島保(林遣都)が行ったプロファイリングが的中していたことから、厚田巌夫(渡部篤郎)は中島に、この切断遺体の事件についてのプロファイリングを行ってもらうよう、比奈子に依頼する。

比奈子が倉島敬一郎(要潤)と聞き込みに行くと、同級生のいじめられている吉田遙香(住田萌乃)を見かけ、倉島は堪らず助けに行く。遥香の母・佐和(中島亜梨沙)と友人である佐藤都夜(佐々木希)は、倉島を不審者と思うが、比奈子は「警察官です」と言う。

遥香は、遺体発見の前日、「幽霊屋敷に雨がっぱを着たオバケがいるのを見た」と証言する。遙香は、一週間前にも自宅近くで同じオバケを見たという。さらに、母・佐和に訊ねると、ストーカーの男に後をつけられていたと明かす。

都夜は、クリーニング店を営んでおり、比奈子は話を聞きに行く。彼女は、クリーニングではなく、ボタン付けや裾直しなどの細かい作業の方が得意なのだという。さらに、「あんな事件があって不安だから、連絡先、教えてくれる?」と比奈子に言い、比奈子は名刺を渡す。

遺体に着せてあった服が、被害者にぴったりのサイズだったことに比奈子は疑問に思う。「デザイナーでもないかぎり、彼氏でもサイズなんか分からない」と言う。さらに、凶器がラシャ切り挟み、裁ちバサミであり、デザイナーではないか、という推理を石上妙子(原田美枝子)は「良い線」と評価する。また、「頸部を切って失血死させたのは、奪ったパーツの腐敗を遅らせるためだ」と石上は指摘した。

石上は、宮原、大友、鮫島ら逮捕された後に拘置所や刑務所で自殺した犯人たちが、脳内の同じ位置に腫瘍が発生していたことを比奈子に伝える。それらが何らかの関連を持っているのではないか、と言う。

転:プロファイリング

捜査本部に、中島がやってくる。中島は、「遺体の一部を持ち帰るだけでなく、服まで着せて一箇所に置いていたのは、なんらかの儀式的な意図が感じられる」と指摘する。

被害者の女性の1人である二階堂は、「雨合羽を着たストーカーに、後をつけられていた」のだと明らかになる。

佐和をストーカーしていた男・永山宗一郎に事情聴取することになる。被害者たちは、永山の父親が所有するマンションに住んでいたのだが、それ以上の決め手はなかった。被害者たちに顔立ちはバラバラであり、比奈子は「それぞれの女性の一番美しいパーツを奪った」のだと推理する。

永山は、弁護士を雇って佐和へのストーカー行為について、訴えを取り下げさえる。佐和は、多額の示談金を受け取り、引っ越ししようとしていた。

比奈子は、遥香に「お姉さん、怖い。ウソっぽいから」と、表情を取り繕ろっていることを見抜かれる。また、都夜についても「あの人も怖い」と指摘する。

そんな中、都夜は比奈子に「佐和さんが男にさらわれた」と電話をかける。緊急配備がかけられ、Nシステムにより追跡が始まる。遥香もまた、自宅で眠らされていた。都夜は比奈子に、「何かあったときのため、遥香ちゃんの服を預かってるの」と言い、クリーニング店に連れて行く。そして、「これでも飲んで落ち着いて」と、比奈子にお茶を出すのだった。

中島は、プロファイリングの結果をメールで伝える。「犯人にとっては、廃墟と遺体は作品。体の一部を奪い去り、館に各場所に配置した」と指摘。「『完全な不完全』という状況を意図的に作り出している。ただ、その行動は犯人のコンプレックスを強く投影している。自分が奪われた完全な自分を取り戻すため、被害者たちの体の一部を奪い去り、復讐しようとしている」と中島は指摘していたのだった。

結:都夜の本性

都夜は、比奈子に飲ませたお茶へ睡眠薬を入れていた。比奈子は眠ってしまい、連れ去られてしまう。一方、東海林たちは、永山が頸部に傷をつけた状態で死亡しているのを発見する。

Nシステムの解析結果から、「通報から2時間も前に、クルマは遺体発見現場に到着していた」と明らかになり、永山は犯人でないと考えられた。厚田たちにもプロファイリング結果が送信されていた。そこには、「犯人は女性。しかも、被害者たちの身近な人間である」と書かれていた。そこで、東海林は「都夜が犯人だ」と考える。

都夜は、被害者たちの皮膚を使い、「皮膚のスーツ」を作っていた。佐和も拉致しており、背中の皮膚を奪おうとしていた。比奈子からは、顔の皮膚を奪い、マスクも作ろうと考えていたのだった。

比奈子は、ナイフを隠し持ち、襲いかかろうとする時を狙って、都夜に反撃をしようと狙っていた。
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