「好きな人がいること 第9話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 櫻井美咲(桐谷美玲)は、柴崎夏向(山﨑賢人)に告白の返事をするつもりだった。だが、千秋(三浦翔平)に突然、後ろから抱きしめられて驚く。夏向の待つ家に美咲は帰るが、動揺しや美咲は仮病を使って自室にこもる。

2) 千秋(三浦翔平)は、高月楓(菜々緒)と別れて美咲に告白する。千秋は、夏向に「美咲に告白した。返事は待ってるって言ってある。だけど、夏向には言っておきたくて」と言う。

3) 夏向は、美咲が千秋に片思いしていたことを持ち出し、嫉妬する。美咲と夏向は言い合いになり、言葉をかわさなくなってしまう。だが、ダイニングアウトで美咲が旬の食材を使うことを提案し、夏向はその案を採用する。夏向は客へのあいさつで、美咲のことを「彼女は、自分にとってなくてはならない存在になっていました」と言う。

4) 美咲は、ダイニングアウトが終わって夏向のもとへと向かう。だが、美咲が着く間に、夏向のもとへ大橋尚美(池端レイナ)から電話がかかってきていた。美咲は夏向に告白するが、夏向は「俺はもう、お前のことが好きじゃなくなった」と言う。

起:揺れ動く美咲の気持ち

櫻井美咲(桐谷美玲)は、ダイニングアウトの料理プレゼンに成功し、柴崎夏向(山﨑賢人)と「一緒にお祝いをしよう」と誘った。美咲はそこで、夏向の告白に答えるつもりだったのだ。

ところが、『Sea Sons』でケーキを作っていたところ、千秋(三浦翔平)に突然、後ろから抱きしめられる。驚いた美咲は、作ったばかりのケーキを落としてしまう。

美咲が夏向のもとに戻ると、夏向は料理を用意して待っていてくれた。「私、ケーキを作ったんだけど、うっかり落としちゃって…」と美咲は言い訳をする。さらに、千秋の姿を見た美咲は、仮病を使って自室に戻る。

承:千秋の告白

翌日、美咲は石川若葉(阿部純子)に電話で恋愛相談する。若葉は、「なんとも思ってない女を抱きしめたりしませんよ」と、千秋が美咲のことを好きだと言う。さらに、夏向との約束を破ったことについて、「好きな人のドタキャンは一番傷つく。タイミングを逃しちゃダメですよ」と言う。

美咲は、意を決して部屋を出る。だが、夏向はダイニングアウト会場の下見に出かけていた。「下見に行くなら、誘ってくれてもいいのに」と言う美咲に、夏向はどこか距離を感じさせる態度だった。

美咲は、「ごめん…2人でお祝いしようとしたのに。せっかく料理作ってくれたのに、本当にごめん」と謝る。だが、夏向は「具合悪いならしょうがない。今日も体調悪いと思って誘わなかったんだ」と言う。

千秋は、高月楓(菜々緒)に「話があるんだ」と呼び出す。話を切り出そうとするが、楓は、「話を聞く前に、一緒に行きたいところがあるんだ」と言って、遊園地に連れて行く。夕暮れ時が近づき、千秋は「話を聞いてくれる?」と言うが、楓は「あと一つだけ、願いを聞いてくれる?」と言う。

一方、美咲は夏向とラムネを飲んでいた。美咲は、「ラムネのビー玉を取り出したかった」と話すが、夏向は「そんなの取り出してどうするんだ?」などと言う。夏向は、ずっと父親の料理を手伝っており、遊んだ記憶があまりないという。さらに美咲は、「海外のケーキ屋で働くのが夢だったけど、大人になるとどんどん夢を捨ててしまうのよね」と言う。

夏向は、「夢なんか案外、簡単に叶ったりする」と言い、ビー玉を取り出す。美咲にビー玉を渡し、夏向は「だから、夢を捨てるなよ」と言う。

美咲は「ダイニングアウト終わったら、今度こそアンタに話したいことがある」と告げる。「またそれかよ」と言われながらも、「またそれです…だから、一緒に頑張ろうね」と美咲は夏向に言うのだった。

楓は、千秋と一緒に花火をする。そして、「これで私の夏は本当に終わり…私ね、千秋に話したいことがあるの。千秋、私と別れて」と切り出す。楓は、ボストンで働きながら音楽学校に通い直すことにしたのだという。

「もっと素直になりなよ。千秋が自分の気持ちに我慢してることで、傷つく人もいるんだよ」と言い、「今、千秋が一番一緒にいたい人のところに行って」と楓は美咲の背中を押す。

千秋は、美咲がいる『Sea Sons』に走る。ダイニングアウトの準備をしていた美咲に、千秋は「俺…美咲が好きだ」と告白する。「今さら遅いってことは分かってる。美咲の気持ちが誰にあるかってことも。だけど、それでも俺は、美咲が好きだ」と気持ちを伝える。さらに、「返事はすぐじゃなくていいから、考えておいてくれないか」と言う。

千秋は、夏向に「俺、美咲に告白した。でも、返事はすぐじゃなくていいと言ってある。…お前にはちゃんと言っておきたかったんだ」と告げる。

転:すれ違う気持ち

美咲は、気持ちの整理がつかぬまま帰宅する。夏向は、「ちょっと待て」と美咲を引き止め、「昨日の夜、何してたんだよ?本当は、兄貴と一緒にいたんじゃねぇのかよ?」と問いただす。

美咲は、「いた…ごめん、ウソついて」と謝るが、夏向は「よかったな、また夢が叶って。ずっと兄貴と両思いになりたかったんだろ」と皮肉を言う。そんな夏向に、美咲は「最低…私の話も聞かないで」と言う。

夏向は、「お前なんか来なければよかった」と言い、美咲は「アンタなんかと会わなきゃ良かったよ」と言い合いになってしまう。夏向は、美咲を傷つけるような言葉を言ってしまったことを後悔する。

そこから、美咲と夏向は言葉をかわさなくなってしまう。美咲は、夏向にもらったビー玉も捨ててしまう。

なかなか仲直りをしない2人を見かねた冬真(野村周平)は、美咲と話をする。「ケンカしたいわけじゃないのに…」と言う美咲に、冬真は「どっちを選んでもいい。じっくり考えて答えを出せばいいんじゃないかな」という。

結:告白

ダイニングアウト当日、時間を迎えても美咲は姿を現さない。夏向、千秋、冬真は美咲が来ないことを気にしていた。あと2品でデザートというところで、美咲がやってくる。

美咲は、メインの食材に、旬であるかぼすを使ってはどうかと思いたち、調達してきたのだった。美咲は夏向にかぼすを渡し、夏向はその食材を使用する。美咲は、味の確認で夏向と話をする。

ダイニングアウトは無事成功に終わる。東村了(吉田鋼太郎)は夏向へ、美咲と夏向について「素敵なマリアージュでしたよ。一緒にいただきたくなりました…これから、面白いことになりそうですよ」などと言い置いて立ち去る。

夏向は、ダイニングアウトを楽しんだ客に挨拶を行う。夏向は、「今日のメインディッシュは、自分の想像していたものと異なったものになってしまいました。想像を超えたものになりました。それができたのは、ある人のお陰です…本当にイラつくんですが、一緒にいると刺激をもらえます。彼女のお陰で今日は、自分でも想像できない料理を作ることができました。それが、あそこにいるパティシエの櫻井美咲です。彼女は、自分にとってなくてはならない存在になっていました」とスピーチを行う。

夏向は、ビー玉をゴミ箱から拾っており、美咲に渡し、「捨てんなよ。持っとけって言ったろ」と言う。

美咲は、千秋に「お話したいことがあるんです。私は…」と話をしようとするが、なかなかできずにいた。そんな美咲を見かねて、千秋は「夏向が携帯電話を忘れててさ。届けてくれるかな?美咲の気持ち、ちゃんと伝えておいで」と言うのだった。

美咲は、夏向のもとへと走る。だが、『Sea Sons』にいた夏向に、大橋尚美(池端レイナ)から電話がかかってくる。

美咲は、『Sea Sons』で夏向に「アンタに話をしたいことがあってきた…ねぇ、聞いて」と言う。話を聞こうとしない夏向に、美咲はキスをする。美咲は、「アンタが好き。私が好きなのは、夏向です。アンタのそばにずっといたい」と告白する。

だが、夏向は「俺はもう、お前のことが好きじゃなくなった」と告げる。

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次話:「好きな人がいること 第10話 最終回」あらすじ・ネタバレ

前話:「好きな人がいること 第8話」あらすじ・ネタバレ

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