「大貧乏 第4話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 柿原新一(伊藤淳史)は、裏金30億円が海外へと運ばれることを許してしまう。だが、DOH倒産の原因となった、濱中電子工業のデータ流出事件には裏があると睨み、その250億円の賠償金に狙いをつける。

2) 新型リチウムバッテリーには欠陥があり、派遣社員にその設計図データをわざと流出させ、DOHに250億円もの損賠賠償金を支払わせたのだと柿原は仮説を立てる。その証拠を手にするため、加瀬春木 (成田凌)は七草ゆず子(小雪)に、派遣社員として潜入することを提案する。

3) 月島レイコ(泉里香)は、DOHの派遣社員が、社内規則で禁じられている、「データをUSBで持ち帰って自宅で仕事」をしており、その事実は同じ部の社員は知っていたことを明かす。柿原は、USBに細工がなされており、データが流出するよう仕組まれたのではないか、と考える。

4) 濱中電子工業とDOHの話し合いの内容については、元DOH社長・天満利章(奥田瑛二)は沈黙を貫く。その内容を知るため、柿原は不正を行っていたと知りながら、浅岡礼司(滝藤賢一)と手を組むのだった。

詳細なあらすじ

柿原新一(伊藤淳史)は、裏金30億円が海外へと運ばれることを許してしまう。だが、DOH倒産の原因となった、濱中電子工業のデータ流出事件には裏があると睨み、その250億円の賠償金に狙いをつける。

濱中電子工業は、新型リチウムバッテリーを発表しようとしていたが、その発表直前、設計図のデータが流出してしまう。その流出の原因は、DOHの派遣社員がデータを持ち出し、ネット上に流出させてしまったことだった。

だが、新型リチウムバッテリーには欠陥があり、その設計図を密かに利用したPCが、発火するというトラブルが多発していた。設計ミスがあると発表直前に気づいた濱中電子工業は、損失補填のため、DOHに責任を負わせ、250億円を手にしたのではないか、と柿原は仮説を立てていた。

その証拠を手にするため、加瀬春木 (成田凌)は七草ゆず子(小雪)に、派遣社員として潜入することを提案する。ゆず子は3ヶ月間の契約で派遣社員となる。そこで、ゆず子は「デパートの化粧品売り場で働いていた」と前職を偽りつつ、月島レイコ(泉里香)、橋本亜香里(沢井美優)らに近づく。

一方、柿原はDOHの元社長・天満利章(奥田瑛二)に、濱中電子工業との和解の場での話を聞く。だが、天満は「賠償については、先方と契約を交わしており、話せない」と断る。そのため、柿原たちは別のアプローチで濱中電子工業について探る必要があった。

ゆず子は、レイコに合コンへと誘われ、戸惑いながらも、新型リチウムバッテリーのことについて聞きだせるかと思い、合コンに参加する。だが、その場に柿原も参加しており、慌てた柿原は「濱中電子工業の情報を手に入れるためだ」と弁明する。

柿原に狙いを定めたレイコは、柿原に熱烈なアプローチをする。柿原もまた、「仕事のためだ」とレイコの誘いに乗るが、やはりゆず子への思いは捨てきれず、レイコをホテルの一室に置いて出て行ってしまう。

そんな中、ゆず子から「あいしてる」などといったメールが送られてきて、驚く。だがそれは、翔太(今井暖大)、実結(野澤しおり)たちが送ったものだった。子供たちは、柿原に「父親になって欲しい」と思い、繋ぎとめるためにそんなメールを送った。そのことを知ったゆず子は、子供たちを叱りつける。

柿原は、七草家を訪れる。だが、そこにレイコがいたのだった。レイコは、ゆず子と柿原が密かに付き合っていると考え、傷ついてしまう。ゆず子は誤解を解こうとするが、レイコは出て行ってしまう。ゆず子は、柿原に怒り、「子供たちに変な期待をさせないで」と言い、もう家には来ないで、と言う。

だが、傷ついたレイコを加瀬は慰め、レイコから「社内規則で禁じられているにも関わらず、USBでデータを持ち帰り、家で仕事をしていた社員がいた。そのことはみんな知っていた」という情報を聞き出す。柿原は、USBに細工がなされており、データが流出するよう仕組まれたのではないか、と考える。レイコが落ち込んでいないと知ったゆず子は、柿原を許し、家に来ても良いと言うのだった。

濱中電子工業とDOHの話し合いの内容を知るため、柿原は不正を行っていたと知りながら、浅岡と手を組むのだった。

次話:「大貧乏 第5話」あらすじ・ネタバレ

前話:「大貧乏 第3話」あらすじ・ネタバレ

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