簡単なあらすじ
1) 七草ゆず子(小雪)は、濱中電子工業の訴訟にあたり、「被害者の会」を発足しようと提案する。柿原は、それほど甘くはないと考えていたが、ゆず子の意気込みもあり、サポートを行うこととした。だが、あまり参加者は増えなかった。
2) 被害者の会で参加者を集めるため、浅岡礼司(滝藤賢一)は天満利章(奥田瑛二)を連れてくる。結果、参加者は一気に増えていく。そんな中、ゆず子は週刊誌記者に取材を受けることとなった。
3) だが、その記事は「企業をゆする悪女」としてゆず子をバッシングする内容となってしまっていた。結果、七草一家は厳しい世間の目に晒されてしまう。だが、ゆず子は子どもたちのため、戦い続ける。加瀬春木 (成田凌)らの調査により、週刊誌の記者も、濱中が買収して記事を書かせたいたことが判明する。
4) ゆず子は、再び記者にインタビューしてもらうよう依頼。しかし今回は、取材の様子をネット中継し、ゆず子の話をそのまま流すようにする。ゆず子の話は、確実に流れを変えた。結果、被害者の会の参加者は増え、マスコミの論調も濱中バッシングへと変わっていった。
詳細なあらすじ
七草ゆず子(小雪)は、濱中電子工業の訴訟にあたり、DOHの元社長である天満利章(奥田瑛二)に「原告団で一緒に戦っていただけないでしょうか?」と言うのだが、天満は「濱中の企みを見抜けなかった自分にも非がある」と断る。
柿原新一(伊藤淳史)は、バレンタインデーが近くなり、モテない柿原はいつものように心を落ち着けようと平静を心がけるが、ゆず子のことを思い出さずにはいられなかった。
ゆず子は、元DOHの社員に呼びかけ、一緒に濱中電子工業と戦うため、「被害者の会」を発足しようと提案する。濱中は大企業であり、マスコミを巻き込んで騒動になれば勝ち目があるとゆず子は考えていたのだった。
柿原は、それほど甘くはないと考えていたが、ゆず子の意気込みもあり、サポートを行うこととした。だが、あまり参加者は増えなかった。
そんな中、被害者の会で参加者を集めるため、浅岡礼司(滝藤賢一)は天満社長を連れてきて、求心力を高めようと提案する。天満は、それぞれの部署で中心的な人物を指名し、その人たちに被害者の会参加を呼びかけてもらう。その狙いは奏功し、参加者は一気に増えていった。
そんな中、ゆず子は週刊誌記者に取材を受けることとなった。ゆず子はそこで、社内預金を失って生活のための大事な資金が失われてしまったこと、濱中の悪事により多くの人が困っていること、そして濱中の設計した新型バッテリーにより、爆発事故が今後も起きかねないことを訴えた。
だが、実際の記事としては、「企業をゆする悪女」としてゆず子をバッシングする内容となってしまっていた。また、ゆず子と天満の愛人関係という、根も葉もないことまで書かれていたのだった。結果、ゆず子だけでなく、子供たちにも世間の厳しい目にさらされてしまう。被害者の会の参加者も、それに伴って去っていってしまう。
だが、ゆず子は子供たちのためにも、恥じることなく、正義のために戦い続けようと決意する。加瀬春木 (成田凌)らの調査により、週刊誌の記者も、濱中が買収して記事を書かせたいたことが判明する。
ゆず子は、再び記者にインタビューしてもらうよう依頼。しかし今回は、取材の様子をネット中継し、ゆず子の話をそのまま流すようにする。その中で、ゆず子は「社内預金があれば、子供たちの学費にすることができた。でも、それがなくなってしまい、子供たちの夢を叶えてやることができなくなるかもしれない」と語る。
ゆず子の話は、確実に流れを変えた。結果、被害者の会の参加者は増え、マスコミの論調も濱中バッシングへと変わっていった。
濱中の社長は、マスコミの追求により追い詰められていく。そんな彼が頼って、相談していたのは、天満だった。天満は、「予想外の展開の方が面白いじゃないですか」と言うのだった。
柿原は、バレンタインチョコがメッセージつきでデスクに置かれていたことに喜んで舞い上がる。だが、そのチョコは、柿原の弁護士事務所全員に配られていたと判明し、柿原はガッカリする。