「大貧乏 第7話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 七草ゆず子(小雪)の提案で発足した、元DOH社員たちの「被害者の会」が結成する。柿原新一(伊藤淳史)は、時間のかかる法廷での戦いよりも、濱中電子工業との和解に乗り出す。

2) 濱中は、すみやかに40億円という和解金、そして不具合に関する情報を公表しないことなどを条件とする和解案を提示する。だが、ゆず子は「新たな犠牲者が出る前に、公表はすべき」と、和解案を拒否する。

3) 柿原は、加瀬春木 (成田凌)が濱中側の内通者であると考える。だが、天満 元社長に騙されていると言われた柿原は、加瀬の生い立ちについて調べ始める。加瀬は、DOHの前身となる会社の社長の息子だった。そして、その社長を会社から追放したのが天満利章(奥田瑛二)であると明らかになる。

4) 加瀬は、天満に強い恨みを持っており、天満の悪事を暴こうと動いていたのだった。被害者の会の弁護士を解任された柿原は、加瀬に再び接触し、天満の悪事の証拠を手渡されるのだった。

詳細なあらすじ

七草ゆず子(小雪)の提案で発足した、元DOH社員たちの「被害者の会」が結成する。だが、訴訟ともなると時間がかかってしまうため、柿原新一(伊藤淳史)は濱中電子工業との和解に乗り出す。

濱中電子工業は、速やかに和解案を提示し、「和解金40億円」を払う代わりに、「リチウムイオンバッテリー・アウセルの不具合についての情報を公表しないこと」などを条件とする。天満利章(奥田瑛二)は、社内預金が37億円であり、「それを取り戻し、社員に配分できればいいんじゃないか」と、濱中と和解すべきではないか、と主張する。

だが、柿原は、「40億円」という数字に疑問を抱く。社内預金の総額がまとめられたのは2日前だった。そのため、柿原は「情報が漏れている。内通者がいるのではないか」と考える。

そんな中、柿原は加瀬春木 (成田凌)が、自分のPCを操作しようとするのを発見する。そして、「君の目的は?」と訊ねる。加瀬は、「天満社長に騙されて」と言い残して立ち去る。

柿原とゆず子は、元DOHの地方営業所社員たちに向けた説明会に出向く。翔太(今井暖大)と実結(野澤しおり)は、外出を喜ぶ。そんな中、柿原は部下・木暮祐人(神山智洋)から送られた加瀬の情報を見て、加瀬が近くの古谷村出身であること、そしてDOHの前身である会社の社長の息子であることが明らかになる。

古谷村を訪れた柿原は、食べすぎで体調を崩し、温泉宿に泊まることとなった。柿原はゆず子たちと同室となり、どきどきの一夜を過ごす。

後日、温泉宿の元主人から話を聞くと、加瀬の父親と天満社長との関係性が明らかとなる。加瀬の父親は、あくまで地方の一会社であることを願っていたが、天満は全国展開を望んだ。結果、加瀬の父親は会社から追放されてしまったのだった。そして、妻も亡くなってしまい、父親は失意の中で暮らしていたのだという。加瀬は、天満へ強い恨みを持っていたものと考えられた。

柿原とゆず子が東京へと戻ると、天満と浅岡礼司(滝藤賢一)が、勝手に和解話を進めていることが明らかとなる。ゆず子は「バッテリーの不具合は公表すべきだ」と主張していることもあり、柿原はその和解案を却下する。

だが、被害者の会で柿原は、天満たちにより解任されてしまう。そして、天満の用意した新たな弁護士が引き継ぐこととなった。ゆず子は、天満に「君は残ることはできるよ」と言うのだが、その場を立ち去る。

柿原は落ち込むが、ゆず子は「私がいる」と、2人濱中と新たな方法で戦うことを決意するのだった。

柿原は、加瀬と会い、事情を聞く。加瀬は、天満を潰すことを狙っているのだという。そして、天満の悪事を暴く証拠を柿原へと渡すのだった。

前話:「大貧乏 第6話」あらすじ・ネタバレ

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