「2040年のメリークリスマス(世にも奇妙な物語)」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 漫画家志望の多喜田利彦(萩原正人)は、デパート警備員のバイトを続けながら、漫画を描き続けていた。だが、原稿を持ち込むも、なかなか連載には至らない。

2) 利彦は、「おじいちゃん?」と言われる電話を職場や自宅で受けるようになる。彼女は、未来から電話をかけてきており、利彦の孫なのだという。イタズラかと思っていた利彦だったが、彼女の話が未来を予言するかのように的中し、ついに利彦は信じるようになる。

3) 琥珀という名前の彼女は、「おばあちゃんが琥珀の宝石が好きで、その名前がつけられた」「既におじいちゃんは亡くなっている」ということを告げる。そして、本来は違法である過去の人物に電話をかけることが見つかってしまい、もう電話をかけられないという。別れを告げる彼女に、「未来で会えるじゃないか。また会おう」と言う。

4) 利彦は警備のバイト中、女性がクリスマスツリーの下にいるのを見つける。彼女は、受付嬢の片桐由美子(木村佳野)だった。由美子は、アクセサリーをなくしてしまったのだという。そのため、利彦は一緒に探し、「琥珀」のペンダントを見つける。利彦は、由美子こそが結婚相手なのだと悟るのだった。

詳細なあらすじ

漫画家志望の多喜田利彦(萩原正人)は、デパート警備員のバイトを続けながら、漫画を描き続けていた。だが、原稿を持ち込むも、なかなか連載には至らなかった。利彦は、原稿をゴミ箱に捨ててしまい、漫画家の夢を忘れてしまおうとすら思う。

そんな中、利彦は深夜のデパートの事務所で、かかってきた電話に出る。すると、少女のような声で「おじいちゃん?」と言われ、「間違い電話ですよ」と言って電話を切る。そこから、デパートだけでなく、自宅にも電話がかかってくる。

利彦は、イタズラであると考え、万引きをしようとして捕まえた女子高生が復讐のためにやっているのではないか、と思う。「学校に言いつけるぞ」と言うも、彼女は「いいよ」と言う。何のためにこのようなことをしているのか、そしてなぜ自分のことを「おじいちゃん」と呼ぶのか、利彦は疑問に思う。

電話をかけてくる少女は、「デパートの女子トイレで火災が起きる」と予言する。利彦は信じていなかったが、本当に火災が起き、早期に発見することができてボヤ騒ぎで済んだ。「ありがとう」と感謝するも、
利彦は彼女が放火したのではないか、と疑ってしまう。「ヒドイ」と少女は電話を切り、再びかかってきた電話で利彦は疑ったことを謝罪する。

さらに、「今、描いてる漫画を急いで完成させて」と言われる。利彦は、再び漫画を描き始める。ちょうどそのとき、急に連載されている漫画に穴があき、「君の漫画を掲載したい」と言われ、利彦は漫画を掲載してもらえることになる。

利彦は、彼女に礼を言う。電話をかけてきているのは、「多喜田琥珀」と名乗る。そして、彼女は利彦の孫であるという。2040年という遠い未来から、琥珀はクロノトーキーという機械を使って電話をかけていると明かす、本来は違法であるが、危険をおかしてまで、祖父である利彦に電話をかけたかったのだという。

琥珀は、利彦が近いうちに結婚して子供が生まれることを告げる。利彦は、大きな木の下でその結婚相手に出会うという。そして、その彼女が好きな宝石・琥珀から、自分は名前をつけられたのだと明かす。

利彦は、琥珀という孫がかけてきているのだと信じる。自分がまだ生きているのかを聞くと、琥珀は言葉を濁す。既に、利彦は他界しているのだという。利彦はさらに話を続けようとするが、「おじいちゃんにかけたのがバレて、もうかけられない」と琥珀は明かす。

琥珀は、別れを告げようとするが、利彦は「未来で会えるじゃないか。また会おう」と言って、電話を切る。その後、利彦は警備のバイト中、女性がクリスマスツリーの下にいるのを見つける。彼女は、受付嬢の片桐由美子(木村佳野)だった。

由美子は、アクセサリーをなくしてしまったのだという。そのため、利彦は一緒に探し、「琥珀」のペンダントを見つける。利彦は、由美子こそが結婚相手なのだと悟るのだった。

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