「IQ246 華麗なる事件簿 第6話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 弁当工場に勤務する平凡な男・鈴木守(今野浩喜)は、6億円の宝くじに当選する。そのことを知った笠原亮次(和田聰宏)は、自らの借金を返すべく、鈴木を殺害して宝くじを奪う。

2) 売れない画家で亮次の兄である笠原壮一(平岳大)は、「13」に完全犯罪の方法を伝授され、亮次の妻で彼と離婚調停中である妻・葵(MEGUMI)と結託し、亮次を殺害する。壮一は、亮次のふりをして離婚裁判を担当する弁護士に連絡し、アリバイ作りを行う。

3) 法門寺沙羅駆(織田裕二)は、彼らが亮次を殺害したのだと見抜き、推理を語って聞かせる。壮一は、自らの身を守るべく、葵に沙羅駆を呼び出させる。壮一は、沙羅駆を背後から殴り、気絶させた上で、「13」からもらった装置で沙羅駆を殺害しようとする。

4) 沙羅駆は、装置から噴霧された液体を顔に浴びてしまい、その場に倒れる。感染性のある細菌やウィルスなどを想定した沙羅駆は、賢正(ディーン・フジオカ)に命じて人払いをさせる。そんな彼のもとに、「13」ことマリアTが現れる。彼女の正体は、監察医の森本朋美(中谷美紀)だった。

詳細なあらすじ

画家の笠原壮一(平岳大)は、なかなか絵が売れずに困窮していた。ギャラリーに絵を置いてもらおうにも、「飾るのに月20万円」と言われて諦める。

法門寺沙羅駆(織田裕二)は、スポーツ新聞に掲載されていた未解決の殺人事件の記事に興味を抱く。それは、3週間前、橋の下で鈴木守(今野浩喜)という男が他殺体で発見されたという記事だった。沙羅駆は、「殺す価値のない死体か…面白い。暇つぶしに現場に向かってみよう」と言う。

鈴木の家を訪れると、高額なフィギアがいくつも置かれていた。沙羅駆は「何らかの方法で、カネを手に入れていたんだ」と言う。さらには、「この殺人はリンクする。また事件が起こる」と言うのだった。

鈴木を殺害したのは、壮一の弟・亮次(和田聰宏)だった。亮次は証券会社に勤務しており、鈴木は「株を買いたい」と言ったのだった。鈴木は、6億円もの宝くじに当たったと明かし、鈴木を襲って宝くじを奪ったのだった。

壮一のもとに、「あなたの才能を認めさせる危険な方法を教えます 13」というメールが届く。その後、壮一は亮次の家を訪れる。「兄貴には、絵の才能なんかないんだ」と言われ、壮一は亮次を眠らせ、階段から突き落とす。その直前、亮次の背中にワインがこぼれ、壮一は亮次を着替えさせる。

壮一と亮次の妻・葵(MEGUMI)は不倫関係にあった。ワインがついてしまったため、壮一は亮次を着替えさせる。

事件現場に、壮一が現れる。そこで、弁護士のもとに遺体発見の1時間前、亮次から電話がかかってきたと判明する。

壮一が資産運用パンフレットなどを持っていたことから、沙羅駆は「最近、あなたは大金を手に入れた」と指摘する。

沙羅駆は、亮次の遺体には傷があったにも関わらず、服に血痕がみられなかったことから、「死亡後に何者かが着替えさせた」と考える。

沙羅駆は、壮一が当選した宝くじを手にしたと指摘する。沙羅駆は、購入した宝くじの購入店を訊ねる。だが、その情報は、亮次が調べており、答えることができた。

葵は、賢正(ディーン・フジオカ)に離婚理由を訊ねられ、「あの人の借金です」と答える。亮次には借金があり、借金取りに追われていた。そのこともあり、亮次は鈴木を殺害して宝くじを手に入れたのだった。

葵は、沙羅駆に「事件現場に履いていった靴を見せて欲しい」と言う。現場には、ハイヒールで踏んだ亮次の携帯電話が落ちていたのだった。葵のハイヒールには、ガラスでできた傷がついていた。

沙羅駆は、自らの推理を語る。「殺害後、壮一さんは亮次さんの電話で、弁護士に電話をかけた。その後、壮一さんは宝くじの換金に行った。一方、葵さんは弁護士と現場に向かった。だが、その道中で携帯電話の中を見た葵さんは、不倫相手との写真を見つけてしまい、カッとなったあなたは携帯電話を踏んで壊してしまった。その後、弁護士と現場に駆けつけたあなたは、携帯電話を現場へ戻したんだ」と言う。

葵は、「証拠がないじゃない」と反論する。沙羅駆は、「犯行を認める気になったら、こちらに連絡を」と、自分の電話番号を伝える。

沙羅駆は、「鈴木さんが、宝くじの当たりくじに、いつも持ち物に描くマークが描かれていた」と言う。そのマークを問うが、壮一は答えられなかった。その後、沙羅駆は「葵さんにも話を聞きに行きます」と言う。壮一は、「リスクは取り除かねば…」とつぶやく。

葵は、沙羅駆に「2人で話をしたい」と言い、人気のない場所に呼び出す。壮一は、沙羅駆を背後から殴り、気絶させる。だが、沙羅駆は帽子に鉄板を入れており、気絶したふりをしただけだった。賢正は、壮一を取り押さえる。

さらに、沙羅駆は壮一の自白する会話を録音していた。罪を認めた壮一に、沙羅駆は「あなたは自分の才能を信じ続けようとせず、カネに転び、身内を殺した。この犯罪、醜悪至極なり」と言う。さらに、壮一はベネツィアのコンクールで入賞したことを告げる。入賞したのは、弟を殺害する前日であり、愕然とする。

そんな中、沙羅駆を殺害しようとして壮一が置いた装置を和藤奏子(土屋太鳳)が見つける。制限時間30分のタイマーが早められ、沙羅駆は奏子をかばう。装置から噴霧された液体を浴びた沙羅駆は、賢正に「すぐにここを封鎖しろ」と命じる。

倒れ込んだ沙羅駆のもとに、「13」ことマリアTが現れる。彼女の正体は、監察医の森本朋美(中谷美紀)だった。

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