「IQ246 華麗なる事件簿 第7話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 法門寺沙羅駆(織田裕二)が解決してきた事件を、犯人たちに指南してきたのは「13」ことマリアTであり、その正体は監察医の森本朋美(中谷美紀)だった。朋美は、新種ウィルスで沙羅駆を殺害しようとするが、沙羅駆はワクチンで対抗する。だが、ワクチンの効果が現れるまで時間がかかり、沙羅駆は動けなくなってしまう。朋美はその隙に立ち去る。

2) 若手女優・千草あやめ(佐野ひなこ)が主演を務めるテレビドラマ『麗しの探偵』の撮影が行われる。犯人役を演じる女優・美園麗子(山口紗弥加)は、本来は主演を務めるはずだったが、病気により助演を行うこととなった。だが、『麗しの探偵』の元ネタとなる映画は、彼女が女優を目指すきっかけとなった作品であり、非常に思い入れのあるものだった。

3) あやめは、元の映画を観ていないことを知り、麗子は殺意を募らせる。そんな中、朋美のメールが届き、麗子はあやめを殺害することにした。あやめは、専属ヘアメイクの男性と交際していた。だが、マスコミに追われており、なかなか会うこともできなかった。そこで麗子はあやめと「服とクルマを交換して、マスコミを撒こう」と提案する。そして、自分を狙っているストーカーが殺害したかのように見せかけ、あやめをボーガンで射殺するのだった。

4) 麗子が、あやめを殺害したストーカーを装って警察に電話し、アリバイを作ったことを沙羅駆は見抜く。そして、本物のストーカーを刺激し、麗子が「ストーカーがいるかのように偽装するため、脅迫状を書いた」ことを認めさせるのだった。麗子は犯行を認め、逮捕されるのだった。一方、朋美もまた街中で逮捕され、沙羅駆に向けて「残念だわ。捕まるならあなたと思ってたのに」とメッセージを送る。

詳細なあらすじ

法門寺沙羅駆(織田裕二)が解決してきた事件を、犯人たちに指南してきたのは「13」ことマリアTであり、その正体は監察医の森本朋美(中谷美紀)だった。

朋美は、新種ウィルスで沙羅駆を殺害しようとするが、沙羅駆はワクチンで対抗する。沙羅駆は、以前にも朋美に対峙していた。朋美は、全身整形で別人になりすましてしたのだった。だが、ワクチンが効果を発揮するまで時間がかかり、沙羅駆は倒れてしまう。朋美を拘束する前に、彼女は立ち去る。

若手女優・千草あやめ(佐野ひなこ)が主演を務めるテレビドラマ『麗しの探偵』の撮影が行われる。犯人役を演じる女優・美園麗子(山口紗弥加)には、脅迫状が届けられていたのだった。

あやめは、麗子と同じマンションの最上階に住んでいることを明かす。さらに麗子は、メイクアップ担当の男性・矢代幸太郎(遠藤雄弥)とあやめが交際しているのに気づく。そんな中、「13」から「完全犯罪の方法、教えます」というメールが届く。

朋美のPCを調べると、緯度と経度が記されたデータが表示された。沙羅駆は、テレビ局を訪れる。だが、沙羅駆は、ウィルス罹患による症状が重く、奏子と賢正が代わりに捜査を行う。

テレビ局では、有毒ガス発生騒ぎが起こる。その機に乗じ、麗子はあやめと「服とクルマを交換して、記者を撒きましょう」と提案する。マンションの駐車場に入ったあやめを、麗子はタクシーで先回りし、ストーカーの格好をしてボーガンで射殺する。その後、ボイスチェンジャーで男の声を出し、「美園麗子を殺した」という通報を行う。

沙羅駆は、服装や持ち物がちぐはぐであること、クルマには灰皿がないにも関わらず、あやめがタバコを持っていたことから、「この服やクルマは、被害者自身のものではない」と指摘する。

沙羅駆は、麗子の部屋を訪れる。麗子は、友人たちとホームパーティーをしていた、と語る。その中で、沙羅駆は「あなたの服、あやめさんのものですね」と指摘する。そこで麗子は、服装やクルマを交換したこと、そして自分のストーカーが誤ってあやめを殺したのではないか、と言う。

麗子は、沙羅駆に「髪を切ったのは、失恋かなにかですか?」と言われ、担当のヘアメイクの男性・矢代と交際していたことを明かす。警察は、矢代は元恋人であったが、ストーカーになって殺そうとした可能性がある、と彼の犯行を疑って逮捕する。

麗子は、ついに念願のドラマ『麗しの探偵』の主役に抜擢される。そんな中、沙羅駆は「警察が到着した時点で、クルマのボンネットは既に冷え切っていた。電話があった時間よりも前に、殺害されていた可能性がある」と言う。そのことにより、「ホームパーティーを行っていた」という麗子のアリバイは崩れる。

さらに、「犯人は、麗子さんと間違って殺害したと思い込んでいながら、彼女の指から指輪を抜き取っている。その時点で、彼女が麗子さんではないことに気づきそうなものだ」と矛盾点を指摘する。

朋美は、「宝石商」と偽って瞳(新川優愛)のもとを訪れる。その後、沙羅駆の碁盤に赤い碁石を置いて立ち去るのだった。沙羅駆は瞳の身を案ずるが、彼女は無事だった。朋美は、「ご挨拶に伺っただけよ」と電話で伝える。

麗子は、沙羅駆のもとを訪れる。そこで沙羅駆は、「あなたは盲腸で『麗しの探偵』の主演ができなくなった。結果、あなたは助演となり、あやめさんが主演となった」と指摘する。だが、あやめが死亡したため、麗子が再び主演に返り咲いた。麗子が主演で、『麗しの探偵』はクランクアップを迎えたのだった。

沙羅駆は、麗子を食事に誘う。その後、麗子の”ストーカー”が現れる。だが、そこで麗子は「あの脅迫状は私が送ったものだもの。あなたがストーカーであるわけない」と言う。麗子に襲いかかったストーカーを、賢正は取り押さえる。

沙羅駆は、脅迫状の中に一通だけ「本物の脅迫状」があったことを見抜いていた。そこで、ストーカーを刺激するため、麗子を食事に誘ったのだった。

麗子は『麗しの探偵』に思い入れが強く、どうしても主役を行いたかったのだ、と沙羅駆は指摘する。さらに、「大衆は、若い女優であればいいという愚かな見方しかできない…だが、あなたは殺人を犯した時点で、その大衆の愚かな見方に屈したんです」と言う。その沙羅駆の言葉に、麗子は「あなたにもっと早く出会いたかった」と言う。沙羅駆は、作品を買い取り、最後まで仕上げさせることを決める。

沙羅駆は奏子に、マリアTが監視カメラ映像、PCのカメラをハッキングし、ターゲットとなる人間を選んでいるのだと明かす。そんな中、朋美が確保されたとの報告が奏子の電話に入る。沙羅駆は、「まさか…あり得ない」と思わず言う。

沙羅駆は、携帯電話で撮影する男性の映像を見ていた。そのカメラの先に沙羅駆が見ていると考え、朋美は「残念だわ。捕まるならあなたと思ってたのに」と言う。

次話:「IQ246 華麗なる事件簿 第8話」あらすじ・ネタバレ

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