「僕は旅をする(世にも奇妙な物語)」あらすじ・ネタバレ

簡単なあらすじ

1) 田代ひとみ(桜井幸子)は、「日曜の夜に帰るから」と言い残し、家を出た。そんな彼女は、踏み切りの遮断機をくぐって渡ろうとして、電車に轢かれてしまう。弟の田代克也(稲垣吾郎)は、父親とともに姉の遺体を確認しに行く。

2) ひとみの遺体はバラバラになり、頭部がなかった。遺体近くにはひとみの免許証、腕時計などがあり、彼女に間違いなさそうだったが、克也はその死を受け入れることができなかった。そして、ひとみが持って出かけた、黒いカバンが発見されていなかったことを不思議に思う。

3) ひとみは、金沢に父の元妻・飯田とも子、腹違いの妹・孝子と会いに行くつもりだった。克也は、ひとみの足取りを追う。すると、彼女が事故に遭ったとき、金沢の旅館にいたことが明らかになる。また、ひとみは父の元妻の家にも行っていた。ところが、旅館従業員、孝子に聞いても、「顔をよく覚えていない」という。

4) 克也が家に戻ると、そこにひとみは帰ってくる。お茶を淹れに台所へと向かい、再びひとみの部屋に行くと、彼女はそこにいなかった。代わりに、部屋には黒いバッグが置かれていた。克也は、おずおずとそのバッグを開ける。そこには、ひとみの頭部が入れられていた。克也は、「慌て者。自分が死んだことも気づかずに旅行を続けるなんて。でも、ちゃんと帰ってきたね。良かった」と、ひとみの顔に向かってつぶやくのだった。

詳細なあらすじ

田代ひとみ(桜井幸子)は、「日曜の夜に帰るから」と言い残し、家を出た。そんな彼女は、踏み切りの遮断機をくぐって渡ろうとして、電車に轢かれてしまう。弟の田代克也(稲垣吾郎)は、父親とともに姉の遺体を確認しに行く。

遺体が入れられた黒い袋が開けられる。体を見た後、克也は「顔を見ないと分からない」と言うが、ひとみの顔は事故による切断でどこかに行ってしまっていた。遺体近くにはひとみの免許証、腕時計などがあり、彼女に間違いなさそうだったが、克也はその死を受け入れることができなかった。そして、ひとみが持って出かけた、黒いカバンが発見されていなかったことを不思議に思う。

ひとみの部屋に、北陸のガイドブックが置かれていた。そんな中、彼女が宿泊していた旅館から電話が掛かってくる。確認すると、事故に遭った日、その旅館に彼女が宿泊していたのだという。克也は、旅館を訪れ、確認しに行く。

ひとみが金沢を訪れたのは、父の元妻・飯田とも子、そして腹違いの妹・孝子に会いに行くためだった。父が、元妻と文通をしていたため、ひとみは父に元妻がいたこと、同じ年の娘が彼女にはいることを知ったのだった。その腹違いの姉妹に、ひとみは会いに行ったのだという。

従業員に確認すると、事故に遭った日、確実にひとみは宿泊していた。だが、写真を見せても「顔は分からない」と言われてしまう。

克也は、姉が本当に生きているのか、今、何をしているのかと考え始める。克也は、ひとみに姉であること以上の感情を抱いており、寝ている彼女にキスしていたことを思い出す。その一方で、克也は母親から連絡を受ける。遺体の指紋から、亡くなったのはひとみ本人であるのだという。

翌日、克也は姉が会いに行く予定だった、腹違いの妹・飯田孝子に会う。孝子は、ひとみそっくりであった。ひとみは、孝子の家を訪れ、一晩泊まったのだという。だが、顔について質問すると、やはり「覚えてない」と言われる。

克也が家に戻ると、両親は葬儀の準備のために出かけていた。だが、ひとみの部屋に克也がいると、そこにひとみが帰ってくるのだった。「疲れたぁ。熱いお茶淹れて」と、ひとみは何事もなかったかのように克也に言う。

克也は、しかたないな、と言って笑いながら、台所に行ってお茶を淹れる。そのお茶を持って部屋に向かうと、ひとみはそこにいなかった。代わりに、部屋には黒いバッグが置かれていた。克也は、おずおずとそのバッグを開ける。そこには、ひとみの頭部が入れられていた。

克也は、「慌て者。自分が死んだことも気づかずに旅行を続けるなんて。でも、ちゃんと帰ってきたね。良かった」と、ひとみの顔に向かってつぶやくのだった。



世にも奇妙な物語

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