「おんな城主 直虎 第14話 徳政令の行方」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 井伊直虎(柴咲コウ)は、徳政令を出さなかったことから、瀬戸村や祝田村の百所たちは、今川に徳政令を出すよう願い出る。そのことを聞いた方久は、小野但馬守政次(高橋一生)による「今川の名を借りた井伊乗っ取りではないか」と指摘する。

2) だが、直虎は方久が「龍潭寺に寄進した」ことにして、今川の命令を無効とするのだった。そのことを聞いた小野但馬守政次(高橋一生)は、蜂前神社の禰宜(ダンカン)と結託し、百姓たちに方久を襲わせて「徳政令を出さねば、命はない」と直虎を脅すのだった。

3) 百姓たちは、逃散して村には一人もいなくなっていた。直虎は、苗代に放置された苗を田んぼに植え始める。そのことを見た百姓たちはその場に現れ、直虎は「方久の所領とすれば、借金と年貢で二重に苦しまずに済む。…徳政令など目先の話ばかりするな借金がなくなったとしても、その後どうする?」と言い、説得を行う。

4) 奥山六左衛門(田中美央)は、直虎の言葉に心を動かされ、「殿」と認めるのだった。一方、しのたちには、祐椿尼の化粧料などが充てられることになった。だが、しのは「祝田村ではなければ意味がございません。私は、あの方を後見には認めません」と言う。寿桂尼(浅丘ルリ子)は政次に、「謀反の意あり、と思われても仕方あるまい…直虎を駿府に申し開きに来させよ」と命じるのだった。

詳細なあらすじ

井伊直虎(柴咲コウ)は、徳政令を出すことができず、豪商・瀬戸方久(ムロツヨシ)を家臣に加えようとするが、中野直之(矢本悠馬)や奥山六左衛門(田中美央)らは反発する。

徳政令の約束を反故したことで、甚兵衛(山本學)ら百姓たちは、今川に徳政令を出すよう願い出る。そのことを聞いた方久は、小野但馬守政次(高橋一生)による「今川の名を借りた井伊乗っ取りではないか」と指摘する。

政次は、しのやなつめに直虎が瀬戸村や祝田村を方久の支配下に置こうとしていることについて報告する。さらに政次は、「私が後見となれば、このようなことを致しません」と言う。

三河の一向一揆で、家康が大きな被害をこうむって外に打って出られないことから、「味方に刃を向けられるのは、まことに怖いこと」と政次はつぶやく。

中野や六左衛門らは、政次に後見をしてもらいたい、と直虎に言う。そんな中、政次は蜂前神社の禰宜(ダンカン)を通して、今川に徳政令の発布を直訴したことを告げ、さらに今川は「徳政令をすみやかに発布するように」と命じていることを明かす。

そこで直虎は、方久が「荷が重く、瀬戸村と祝田村を龍潭寺に寄進してしまった」と明かす。「守護不入」により、今川の命令は届かないこととなったのだった。

直虎は、「今の井伊には、カネも人もない。これからの井伊のためには、方久のような才覚が必要」と言うが、中野たちは聞き入れない。

蜂前神社の禰宜(ねぎ)は、政次に「徳政令が骨抜きにされた」ことを知らされる。禰宜は、そなたたちは、「方久に売られた」と甚兵衛たちに言う。そこで百姓たちは、方久の屋敷を夜襲し、方久を拉致する。

百姓たちは、禰宜や政次らに裏で糸を引かれているようであり、「徳政令を出さねば、方久の命はない」と書状を直虎に送りつける。直虎は、瀬戸村へと出向くが、百姓たちは隠れていた。

直虎は瀬戸・祝田村を巡るが、誰もいなかった。逃散と呼ばれる抗議行動に出られ、直虎はどうすべきか思い悩み、百姓の願いを聞き入れるしかないと考える。「徳政の発布は、ゆめうたがいなし」と直虎は書状をしたため始める。

だがそこで、一匹の亀が現れ、紙の上に居座る。直親のことを思い出した直虎は、「これは違うか…我も違うと思う」と言い、書状を書くことを中止する。

直虎は瀬戸村に戻り、そこで苗代で成長しきった稲の苗を発見する。直虎は、傑山に「これから瀬戸村を取り返します。手伝ってください」と言う。直虎は、田んぼのことを心配した百姓が必ず帰ってくると予想していた。

政次は、「2~3日待てば音を上げる」と直虎のことを踏んでいた。だが、直虎は僧侶たちを引き連れて、田んぼに稲を植える。瀬戸村の百姓たちは、自分たちを捕らえるのではないことを知って驚く。

甚兵衛たち現れ、そこで直虎は「方久の所領とすれば、借金と年貢で二重に苦しまずに済む。…徳政令など目先の話ばかりするな借金がなくなったとしても、その後どうする?」と言い、説得を行う。その話を聞いていた六左衛門は心打たれるのだった。

「清風打明月 明月打清風」と言い、清風と明月は互いに協力し合うのだ、と言い、甚兵衛は村を潤すために身を捧げると約束するのだった。

六左衛門は、「それがしは、武術はからきしで、馬術も父上から見放されるほどです。ですが、稲の植え方はこれからの井伊のため、お教えください…殿」と直虎に言うのだった。百姓たちは、読み書きができないことから、「字を教えてもらいたい」と言う。

しのたちには、祐椿尼の化粧料などが充てられることになった。だが、しのは「祝田村ではなければ意味がございません。私は、あの方を後見には認めません」と言う。

寿桂尼(浅丘ルリ子)は政次に、「謀反の意あり、と思われても仕方あるまい…直虎を駿府に申し開きに来させよ」と命じるのだった。

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