ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第2話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 田丸三郎(西島秀俊)は、フリージャーナリスト・古垣伸一郎から、「今夜、会っていただけないですか?国家の危機に関することなんです」という電話を受ける。田丸は古垣の指定した場所へと向かうと、古垣はシアン化合物により殺害されてしまう。死の間際、古垣は「アリス」という言葉を残す。

2) 古垣は、田丸に住宅の写った写真を送っていた。その画像のGPS情報から位置を割り出し、そこに公安機動捜査隊特捜班のメンバーは向かう。近隣住民から、その家には中年女性、少女2人が暮らしていたこと、そして2年前に少女の内1人が救急搬送されていたことが判明する。

3) 搬送された少女は、「アリス」であり、意識を戻すことなく入院し続けていた。アリスともう一人の少女・ドロレスは、家出少女だった。彼女たちは政治家や政治評論家らを「客」にとり、売春していたのだった。そして、アリスはその客に暴力を振るわれ、意識不明の重体になったのだった。

4) 暴力をふるったのは、官房長官に就任した神谷透議員だった。鍛治大輝(長塚京三)は、捜査から手を引くのを条件に、アリスの治療費を一生払い続けるよう約束させる。神谷は、暗殺者・若松を病室へと差し向けるが、稲見朗(小栗旬)は阻止し、手を出さないよう約束させるのだった。

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詳細なあらすじ

田丸三郎(西島秀俊)は、フリージャーナリスト・古垣伸一郎から、「今夜、会っていただけないですか?国家の危機に関することなんです」と連絡を受ける。直後、古垣は住宅地の写真を送ってきた。

だが、古垣は田丸と会う直前、何者かにぶつかっていた。そして、会うなり嘔吐し、「アリス」という言葉を残すとともに死亡してしまう。田丸は、上司に相談しようと電話をかけるが、出なかったたためにその場を立ち去る。

古垣は、「急性心筋梗塞」と死因を診断されていたが、田丸は、「あれはシアン化合物による中毒死だ」と断定する。古垣にぶつかった人物が、瞬間的に毒物を注入したと田丸は指摘する。

古垣の「アリス」という言葉、そして住宅の写真をもとに特捜班は捜査を開始する。古垣の自宅に、捜索をする人物・若松がいた。彼は、ノートPCを探し出し、中をあらためる。そこに、田丸もまたやってきた。

田丸は、若松に倒される。田丸から応答がなく、稲見朗(小栗旬)がエレベーター前で待ち受ける。稲見は、若松と格闘となる中、若松はたまたまやってきた多喜子を人質にとる。若松は、多喜子を道路に放置して逃げ出す。

有栖川公園の近辺に、写真の住宅は存在していなかった。そんな中、大山玲(新木優子)は写真の画像のGPSから、その家の位置を割り出す。古垣が写真を撮った場所に出向くと、そこにUSBメモリーが隠されていた。

警視庁警備局長・鍛治大輝(長塚京三)は、部下・青沼に「死んだジャーナリストはどのようにあの家を知ったんだ?」と言う。その後、特捜班が家までたどり着いた報告を受ける。その後、「アイツらはゴールまで走らせる」と言う。

田丸、稲見、吉永三成(田中哲司)、樫井勇輔(野間口徹)らは家の中に侵入する。樫井は、「最近まで何人かが泊まったニオイがする」と言う。近所の女性に話を聞くと、「西尾」という家族が住んでいたと話す。家には、母親らしき人物と、娘2人が住んでいたのだという。そして、2週間前、娘が夜間、救急車で搬送されていた。調べると、世田谷西病院に搬送されていた。家の不動産所有者は、島田誠一郎という人物だった。

田丸と稲見は、世田谷西病院を訪れて搬送された娘のもとへと向かう。病室では、人工呼吸器につながれた若い女性が横たわっていた。そこに、見舞客の女性・ドロレスが現れる。

ドロレスは、古垣に取材を受けたのだという。入院している女性は、アリスという名前なのだという。2年前、家出少女のアリスとドロレスたちは、家で一緒に暮らし、客をとっていた。アリスは、「乱暴なお客さんがいて、殺されてしまうかもしれない」と怯えていたのだという。

USBの中には、政治家、政治評論家、マスコミ関係者などの「客」の写真が入れられていた。玲は、「この最低なヤツらを告発してやる」と息巻き、さらには「救急搬送された日時に客としてやってきた男を調べれば、犯人が分かる」と言う。

田丸は、鍛冶に呼ばれる。鍛冶は、「道徳的に生きている人間の欠点が分かるか?その道徳的な生き方を他人に押し付けることだ…他人の下半身事情は、放っておけってことだ」と言う。

田丸は、「殺人と児童買春の話です。アリスと呼ばれる少女を、二度と目が覚めない状態にした卑劣な犯人がいる。この件を見逃すわけにはいきません」と言う。だが、鍛冶は「摘発しても、また新たな同じような施設が生まれる。それならば、監視を続けるべきではないか?」と言う。

鍛冶はさらに、「暴力を振るった人間に話をしてきた。彼女の治療費を一生払い続けさせるよう約束させたよ」と言う。そして、鍛冶は古垣に「分かったなら、あれを出せ」と、USBを渡すよう求め、田丸は渡す。田丸は、「この腐ったシステムを、俺は変えてみせます」と言って立ち去る。

若松は、アリスの病室を訪れてきた。稲見は、若松を取り押さえる。「死にたかったら、動いていいよ。俺は、人に言えないような仕事をしていたんだ。だが、もうそっちに戻らないと決めたんだ…この子と、この子の友達に何かあったら、お前とお前の雇い主を許さないぞ。深い闇に引きずりこんでやるからな」と言う。

田丸は、林千種(石田ゆり子)に現金を渡す。千種は、「夫はいつ戻ってくるんでしょうか。夫は今の任務について、2年帰ってきません」と言う。千種の夫は、宗教法人「神の光教団」に潜入捜査していた。

神谷透議員は、官房長官に就任する。アリスに暴力を振るったのは、神谷だった。神谷の官房長官就任のテレビ中継を観ながら、鍛冶は苦々しい表情を浮かべる。

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