ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第6話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 11年前、地下鉄車両内で無差別爆弾テロを起こした、容疑者の1人である里見修一(山口馬木也)の姿がコンビニの防犯カメラに映っていた。公安機動捜査隊特捜班は、里見を捕らえるよう命じられる。

2) 里見は、狂信的なカルト教団の信者で、他の信者たちに匿われていた。だが、他の防犯カメラ映像や、巨大掲示板に罠を仕掛けたところ、健康食品会社に里見がいると判明し、稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)は急行する。他の信者たちとの激しい乱戦の後、里見は逃げ出す。

3) 里見は、元・公安の警察官であり、カルト教団に潜入捜査していた。だが、彼はテロが起こると公安に報告したにも関わらず、その報告は無視されることになったのだった。結果、里見に残された道は、テロを実行することだけだった。

4) 里見は、公安時代の上司であり、警視総監となった乾陽一(嶋田久作)を狙っていた。乾と対峙したところ、稲見・田丸は乾を守り、里見を逮捕する。里見は、報告を無視され、仲間から裏切られたことがテロを実行した理由であると明かし、留置場で首を吊って自殺するのだった。

詳細なあらすじ

吉永三成(田中哲司)は、特捜班の捜査員に新たな任務を伝える。11年前、地下鉄車両内で無差別爆弾テロを起こした、容疑者の1人である里見修一(山口馬木也)が、コンビニの防犯カメラに映っていたことから、里見を捕らえることが任務だった。

里見が、新たな象徴的なテロを企てていえるのではないか、ということで、特捜班は里見を探し始める。稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)は、里見の情報が得られるまでの間、待機を命じられる。

田丸は、稲見を現場に連れていく。里見は、スーツケースに仕込んだ爆弾を電車に置いて降り、遠隔操作で爆破させたのだった。「予測はできず、偶発的なものである」と公安は断定していた。

怪しげな男がホームにいたが、別人だった。「恐怖に怯え、二度と平穏な日常は訪れない」とテロの恐ろしさを田丸は語る。

鍛治大輝(長塚京三)は、里見について「靴の中に入っている小石だ。健やかに歩きたいのなら、石を取り出さねばならない。それを率先して俺がやろうとしている」と言う。警視総監・乾陽一(嶋田久作)に呼ばれ、鍛冶は「もしこの件を穏便に解決してくれたら、僕があの連中の後ろ盾になる…君もこの椅子に座りたいなら、失敗はするな」と言う。

テロを計画したカルト教団の信者・羽田(山口翔悟)たちは、表向きは吉川健康食品という会社の部屋に、里見を匿っていた。そして、駅には厳戒態勢が敷かれている、と里見に報告する。

里見は、用賀駅周辺の防犯カメラ映像に映っていた。特捜班は、用賀駅に隠れ家があると考える。大山玲(新木優子)は、巨大掲示板に「用賀駅周辺で、里見に似た男を見た」と書き込む。その書き込みに反応した羽田は、里見を移動させる。

羽田たちは撹乱のために投稿を始め、IPアドレスから発信場所を特定する。吉永は、健康食品会社に里見がいると考え、田丸・稲見たちが向かう。そして、里見を乗せたクルマを発見して追跡を始める。

羽田たちは追跡に気づき、ホームセンターへと田丸・稲見を誘い込む。羽田たちは警棒を使って襲いかかり、田丸たちは応戦する。激しい格闘の最中、里見は逃亡する。

稲見は、「こんなに足跡を完璧に消せる人間はいないでしょ…11年間も逃げられるなんてありえない。里見は、元々こっち側の人間なんですか?」と言う。田丸は、里見が元 公安の警察官で、教団に潜入し、寝返ってテロを起こしたという噂がある、と言う。

稲見は、「里見がテロまで起こした理由ってなんでしょうか」と疑問を口にする。そして、「本当の自分の生活に戻れる、大事な何かを見失ったか…」とつぶやくのだった。稲見は、「ヤクザとして潜入していた際、俺は銃撃されました。あの時に殺されていたら、俺はヤクザとして処理されてたんですかね…アイツの足跡を見つけてやることが必要なんじゃないでしょうか」と言う。

警察学校のデータベースにより、里見修一の本名は「鍋島豊」であり、警察官と判明する。稲見は、「早く捕まえて、任務から解放してやりましょう」と言う。

田丸は、吉川健康食品の所有するマンションを探すよう大山に指示する。南大井のマンションが該当し、稲見・田丸は向かう。里見は、彼らが近づいてくるのを素早く察知し、身構える。

稲見たちは踏み込むが、そこに里見の姿はなかった。里見は、ドアに細工をして2人を閉じこめる。里見は、2度も取り逃がすことになってしまう。一方、鍛治は、里見の「狙い」に辿り着いていた。

稲見は、里見が個人的な動機でテロを起こそうと考えていると思い至る。田丸は、11年前に公安で里見の上司だった人間をターゲットにしていると考える。当時、総務課の課長だった乾が警視総監になったことから、里見はテロを起こそうとしているのではないか、と稲見は考える。

稲見たちは、乾の警護を守るべく動き出す。里見は、茅場町で乾が出勤する時間帯を狙って待ち伏せしていた。里見は、ボディガードを殺害し、乾に「久しぶりだな」と言う。だが、稲見と田丸が現れ、乾を守った上で里見は捕らえられる。

稲見は、里見に「どうして寝返った?」と訊ねる。里見は、「俺が教祖からテロを命じられたのが、決行日の5日前だ。俺はすぐ公安に報告した。だが、決行日の3日前、俺は教祖に監禁された。そこでひたすら仲間がやってくるのを待ち続けていた。だが結局、何も起こらず、決行日に出された。仲間に裏切られた気持ちが分かるか?俺に残された道は、テロを実行するだけだ」と明かす。

そして、「俺の報告が無視された理由は分からない…だが、俺は仲間から裏切られ、そっちの世界に戻るきっかけを失ってしまったんだ。だからテロを実行した」と言う。

稲見は、「お前がもし警察官なら、リンチで殺されてもテロを起こすべきではなかった」と言う。里見は、「理屈としては正しい。だが、本当にお前らがその立場になったなら、どうなるか分かるはずだ…すぐに」と言う。

里見は留置場で首を吊って自殺した。

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