「コンフィデンスマンJP 第10話 最終回・コンフィデンスマン編」あらすじ・ネタバレ・結末

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登場人物・キャスト

鉢巻秀男 / 孫秀男(佐藤隆太):中国系マフィアの父親が「子犬」という名前の詐欺師に、15億円を騙しとられたため、その「子犬」を見つけ出して復讐をしようとしている。

あらすじ(ネタバレなし)

ボクちゃん(東出昌大)は、勤務先の引っ越し屋で、鉢巻秀男(佐藤隆太)に「結婚詐欺に遭った」と相談される。ボクちゃんは、犯人がダー子(長澤まさみ)とリチャード(小日向文世)であると知り、鉢巻をダー子の部屋へと案内する。

だがそこで、鉢巻は豹変し、仲間を引き入れる。鉢巻は本名を「孫秀男」と言い、中国系マフィアのボスだった。そして、その父親もマフィアのボスであり、「子犬」という名前の詐欺師に15億円を騙しとられていた。そのため、父親の仇を取るべく、鉢巻はボクちゃんに近づいたのだった。

鉢巻は3人を脅し、「子犬」の正体を吐かせようとする。だが、ダー子たちは「知らない」の一点張りであった。そこで鉢巻は、1人ずつ別室に連れ出し、3人の素性を調べ上げた情報をぶつけ、揺さぶりをかける。

鉢巻は、ダー子の本名は「藤沢日奈子」、ボクちゃんの本名は「西崎直人」リチャードの本名は「鎌田潔」であるのだと指摘し、彼らの家族についての情報を知っていた。

コンフィデンスマン3人は大ピンチを迎え、ストーリーは意外な結末を迎える。

あらすじ(ネタバレあり・結末まで)

鉢巻は、命乞いをする3人に、「銀行口座に有り金を振り込め」と命令する。そうすれば助けてやる、ということでダー子たちはスマホで振り込みを行う。だが、振り込みを確認すると、鉢巻は3人を殺すと改めて言う。

鉢巻は、リチャードとボクちゃんが、ダー子をかばっていたことを明かす。ダー子はそれを聞いて満足そうな表情を浮かべるのだった。

そんな中、パトカーのサイレンが鳴る。リチャードがスマホ操作で通報をしていたのだと明かす。だが、鉢巻は殺してから逃げると言うのだった。銃声が鳴り響き、3人は倒れるのだった。

警察が駆けつける中、鉢巻たちは逃げ出す。鉢巻は、ダー子の「見ておきたかった映画がある」という最期の言葉を聞いて、そのDVDを持ち出していた。そのDVDを車内で見ると、「ピストルから血糊が出るようになっている」「駆けつけた警察も偽者」「3人の犯人の名前は…」と探偵がトリック解説を行っており、その3人の名前は、ダー子たちの本名そのものだった。

鉢巻は、慌てて部屋に戻ろうとするのだが、そこで銀行から連絡がある。銀行口座に入っていた、元々の15億円、そしてダー子たちから奪った15億円、計30億が引き出されているのだという。

鉢巻は、ダー子の部屋に戻るのだが、そこに死体はなく、警察官たちが詰めかけていた。その警察官が偽者だと思い、鉢巻は襲いかかるのだが、その警察官は本物であり、逮捕されるのだった。その間、ダー子たちはそれまでいた2901号室から、さらに上階の000室へと移動していた。

ダー子たちは、鉢巻が復讐のためにダー子たちの周囲を嗅ぎ回っていると知っていた。それを逆手にとり、鉢巻からカネを奪い取るつもりであったのだった。当然、鉢巻が得ていた、ダー子たちの素性の情報は、ダー子たちが用意したものだった。

命乞いをする中で、「母親の誕生日」「生まれた地の住所」を聞き出し(父親の教えで、鉢巻は銀行口座のパスワードをそうせよと命じられていた)、そのパスワードで銀行口座からカネを引き出したのだった。

このエピソードは、時系列的に言って、第1話の直前である。第1話で「お魚」にしていた矢代久美子と石崎社長の詐欺計画をダー子は語る。なお、鉢巻の仲間で、途中で暴行されて部屋に放置された人物を、部屋のバトラーとして雇うのだった。

冒頭の名言・セリフ

アンドレ・ジッド「真実を探しているものを信じよ。真実をみつけたものを疑え」

「目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で、何が嘘か。この世界は現実なのか、あなたが見ている夢なのか。コンフィデンスマンの世界に、またいつか」

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