映画「リミットレス」あらすじ・ネタバレ・結末

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あらすじ(ネタバレなし)

ニューヨークに住む作家のエディ・モーラ(ブラッドリー・クーパー)は、恋人のリンディ(アビー・コーニッシュ)に振られ、さらには仕事にも行き詰っていた。そこで彼は元妻の弟であるヴァーノン・ギャント(ジョニー・ホイットワース)から、「NZT-48」というドラッグを手に入れる。ヴァーノンは製薬会社と関わりがあり、来年発売予定のNZTを試しで渡したのだった。

ヴァーノン曰く、NZTは「普段は20%しか使われない脳を、100%使う」ことができるスマートドラッグであり、疑いつつもエディがそのドラッグを飲むと、一晩で原稿を書き上げることができ、その内容を編集者に絶賛される。

NZTの効果を実感したエディは、さらにその薬を売ってもらおうとしてヴァーノンに会いに行くのだが、彼の顔は血まみれであり、殺害されていた。さらに部屋は荒らされており、エディは犯人がNZTを奪おうとしたのではないかと考える。

エディは通報し、警察が到着する前にヴァーノンの部屋でNZTと現金、顧客リストを探し出していた。そんな中、元妻のメリッサ・ギャント(アンナ・フリエル)から連絡がある。ヴァーノンは、メリッサの弟だった。会って話そうと提案するのだが、メリッサはなぜか拒否する。

エディは、NZTを使用して語学、ピアノなどを習得していく。さらに、驚異的な情報処理能力と集中力で、高利貸しのゲナディ(アンドリュー・ハワード)から借り入れた資金を元手に株のトレードで大金を稼ぐ。有名になったエディは、投資家カール・ヴァン・ルーン(ロバート・デ・ニーロ)と知り合い、ハンク・アトウッド(リチャード・ベキンス)との提携話を持ち掛けられる。

さらに、エディはリンディと再会し、よりを戻すことに成功する。公私ともに順風満帆に思われたエディだったが、そんな彼をコートの男(トーマス・アラナ)が尾行していた…

あらすじ(ネタバレあり・結末まで)

エディの体には、NZTの連用により副作用が生じ始めていた。喧嘩をしたり、飲み歩いたり、一夜限りの関係をもったりしていた。さらには、幻覚を見たり、さらには記憶を失っていた。そんな中、関係を持った女性が殺害されてしまい、自分が殺害してしまったのではと疑う。

エディはメリッサから再び連絡があり、今度は会うことになった。メリッサもまたNZTを使用しており、現在は副作用に苦しんでいたのだった。依存症状態になった今、急に服用をやめてしまうと、死ぬ恐れもあるのだという。実際、ヴァーノンの顧客リストの人物は、死亡もしくは入院中であった。

エデイは、高利貸しのゲナディにNZTを奪われるようになり、ついには手持ちのNZTが尽きてしまう。NZTの禁断症状で苦しむ中、リンディに「NZTをとってきて欲しい」と頼む。彼はリンディの家にNZTを隠していたのだった。だが、そんなリンディを尾行していたコートの男が彼女を襲う。リンディは、NZTを内服することで事なきを得たが、彼女はNZT依存症のエディに再び別れを告げる。

エディは、NZTの実験を行い、副作用が起きにくい内服量、睡眠スケジュールなどを探る。さらには、実験室を開き、そこでNZTを研究するための研究者たちを雇うのだった。

アトウッドとの提携話は進んでいたが、そんな中、アトウッドが倒れる。彼もまたNZT依存症であり、さらには、コートの男がアトウッドの運転手であると判明し、アトウッドがコートの男を雇っていたと判明する。

顧問弁護士のモリス・ブラント(ネッド・アイゼンバーグ)に、ジャケットに入っていたNZTを奪われてしまう。さらにはボディガードも殺害され、ゲナディもNZTを奪いにやってきた。絶対絶命の中、エディは自殺を考えるが、最後の一個、NZTを隠していた場所を思い出し、とりに向かう。

ところが、そこにゲナディがやってきて、NZTを奪われてしまう。ゲナディはその最後の一個を奪い、注射器で自らに打つ。エディは、ゲナディを刺殺し、その血液を舐めてNZTを補給し、手下と戦うことができたのだった。さらに、アトウッドの死亡後、エディはブラント弁護士からNZTを奪い返すのだった。

1年後、エディは上院議員に立候補する。投資家のカールは、エディのもとを現れ、NZTを生産していた製薬会社を買収し、エディの研究所を閉鎖したことを明かす。「個人的なロビイストになることを条件に、NZTを供給する」とカールは提案するのだが、エディはその提案を拒否する。エディは未完成のNZTをさらに研究し、副作用のないNZTを完成させたと明かすのだった。

エディはカールのもとを立ち去り、その後、よりを戻したリンディと中華料理屋で会い、見事な中国語でオーダーを行う。

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