映画「search/サーチ」(原題 serching)あらすじ・ネタバレ・結末

デイヴィッド・キムは、妻の死後、娘のマーゴットとは関係がぎくしゃくとしていた。そんなマーゴットは、ピアノのレッスンに参加しに行ったあと、勉強グループに参加することになっていた。

デイヴィッドは夜、彼女に電話をするのだが、彼女は出なかった。翌朝、マーゴットからの着信履歴はあったが、その後の電話にも出なかった。ところが、ピアノの教師に問い合わせしたところ、6ヶ月前にすでにマーゴットはやめていたことが明らかとなる。レッスン代2,500ドルはすでに引き落とされていた。

翌日、デイヴィッドはマーゴットの幼馴染の母親に電話をする。キャンプに行く予定になっていたが、彼女は現れなかったという。デイヴィッドは、マーゴットが行方不明になったと考え、警察に相談する。すると、ローズマリー・ヴィック刑事が捜索を行うこととなった。

ヴィック刑事は、デイヴィッドにマーゴットについて何か情報がないか探って欲しいと依頼する。デイヴィッドは、マーゴットのフェイスブックにログインし、友人全員に連絡をとる。

デイヴィッドは、マーゴットが母親の死後、学校でも孤立していることに驚く。さらには、マーゴットがニセの身分証明書を作成していたことが判明し、彼女がピアノのレッスン代をもって失踪してしまったとデイヴィッドは気付くのだった。

さらには、マーゴットのYouCastというライブ配信を行っていたことも判明し、デイヴィッドは驚く。そこで、マーゴットは「fish_n_chips」というIDの人物と頻繁にやりとりをしていたことが判明する。

マーゴットのSNSのアカウントにより、デイヴィッドはマーゴットが頻繁にバルボサ湖を訪れていることが分かった。バルボサ湖に向かうと、そこで娘の使っている車が発見される。中に現金はなかった。

デイヴィッドは、車内に弟のピーター(マーゴットにとっての叔父)のジャケットがあるのを発見する。メールでのやりとりで、ピーターとマーゴットの不適切な関係を疑うのだが、ピーターは「マリファナを渡しただけだ」と明かすのだった。ピーターはデイヴィッドに、マーゴットとコミュニケーションがとれない父親失格であると罵る。

そんな中、ランディ・カートッフなる元受刑者がネット上で犯行を自供したと明らかになる。ランディは、マーゴットを暴行し、殺害したと明かしていた。だが、彼はその直後に自殺していた。

だが、その動画をアップしたIDが偶然、「fish_n_chips」と同じアイコン画像を使っていることに疑問を持つ。デイヴィッドは、真犯人が「fish_n_chips」であると確信していた。

デイヴィッドはその後、ヴィック刑事が警察とは無関係であり、さらにはヴィックとランディとの接点に関する記事を発見するのだった。デイヴィッドは彼女のことを疑って警察に相談し、ヴィックは逮捕されることとなった。

ヴィックは、彼女の息子ロバートが「fish_n_chips」というIDでマーゴットに接触していた。ロバートは、マーゴットに女性であると偽り、さらには「母親が癌で治療中」と嘘をついていた。マーゴットは、治療費としてピアノレッスン代2,500ドルを渡していたのだった。

だが、ロバートはそのことに罪悪感を覚え、マーゴットに返金しようと考えていた。ロバートは夜、湖近くでマーゴットの後ろを歩いていた。その後、ロバートは何も言わずにマーゴットの車に入り、驚いたマーゴットはロバートに殴りかかった。

その後、ロバートは父デイヴィッドに電話をかけたのだが、彼は電話に出なかった。その後もロバートはマーゴットを追跡し、ついには誤って彼女を谷へと突き落としてしまったのだった。

ロバートの犯行を知ったヴィックは、意図的に捜索チームを攪乱するように動き、さらにはデイヴィッドの監視のために刑事として近づいたのだった。ヴィックは、「もう5日間、飲まず食わずだから、生きているはずがない」と言うのだが、デイヴィッドは雨が降っていたこともあり、「水を飲んでいない期間は、2日だけ」と気づくのだった。

警察官とともにデイヴィッドがマーゴットが落ちた谷に向かうと、彼女は生きており、病院へと搬送された。

マーゴットは快復し、大学でピアノを専攻するつもりであるという。デイヴィッドとマーゴットの関係は改善し、会話をするようになっていた。デイヴィッドはマーゴットに、「お父さんも君のことを誇りに思っているし、お母さんもそう思っていた」とメッセージを送るのだった。

解説

アジア系俳優とインド系映画監督という、ハリウッドでは異色の取り合わせである本作がヒットし、さらには同時期に公開された『クレイジー・リッチ!(原題 Crazy Rich Asians)』もアジア系俳優で固めた作品のヒットもあり、こうした流れはハリウッドに衝撃を与えたという。

サスペンス要素のみではなく、親子の関係をも描き、さらには感動をもたらす本作品を作り出したことについて、アニーシュ・チャガンティ監督は「スティーブン・スピルバーグ監督、M・ナイト・シャマラン監督を尊敬しているからだ」と語ったという(町山智浩、映画『search/サーチ』は「恐怖と感動が両立」した作品であると語る「スピルバーグ監督とシャマラン監督を尊敬」)。



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