世にも奇妙な物語 20夏の特別編「燃えない親父」あらすじ・ネタバレ・結末

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女医の松田春香(杏)は、父親の葬儀に参列していた。火葬場で遺体が焼かれるのを待っていたのだが、火葬場職員の鬼瓦(皆川猿時)から、「遺体が焼けません」と知らせを受ける。

春香はありえない、と思いつつ父の遺体を見に行くが、本当に焼けずにそのまま残っていた。鬼瓦の「何かお父様には、心残りがあるのでは?」と指摘され、春香や弟の光一(松下洸平)たちは、「何が心残りなのか」と考え始める。

ファンである田中みな実のサイン入り写真集を一緒に入れて再度燃やすも燃えなかった。愛人がいたのでは、という結論に至り、父親がつぶやいていた「ジャスミン」なる女性、そして男性たちを招集するのだが、やはり父親は燃えなかった。

さらには、春香と光一の不仲(春香は養子、光一は実子だった)を心配しているのではということで、和解した上でもう一度燃やすのだが、やはり父親は燃えなかった。

だがそこで、春香は「鬼瓦」の名字を見てピンとくる。母親の葬儀の時にも担当した職員が鬼瓦だったのだ。鬼瓦は、父親が母親の棺桶に「結婚指輪」を入れようとしたところ、「燃えないものは入れないように」と注意した。

そのことが心残りだったのでは、と思い至り、春香は父親、そして母親の結婚指輪をとってきて、棺桶の中に入れる。結果、父親はとうとう燃えるのだった。なお、母親の名前「茉莉花」は「ジャスミン」のことであり、父親が生前、つぶやいていたのは愛人の名前ではなく、母親の名前だったと判明する。

遺骨を集める鬼瓦は、「指輪がない」ということに驚く。

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