世にも奇妙な物語「望みの夢」あらすじ・ネタバレ・結末

望美(菅野美穂)は、向かいのマンションに住む片思いの相手・大介(橋爪浩一)を、望遠鏡で覗くのが日課になっていた。だが、大介は親友のトモ子(小島聖)の恋人であった。

10月6日、大介とトモ子が抱き合うのを見て、望美は嫉妬する。そんな中、大介の部屋からトモ子は電話をかけてくる。望美は動揺しながらも話を合わせる。トモ子は、「明日、大介君と遊びに行くんだけど、空いてる?」と誘い、望美はその提案を受ける。

そんな中、自分の思い描いた夢が見られる「夢ソフト」に夢中になり、現実逃避する人が続出して社会問題化しているとのニュースを望美は見る。望美は、「彼に会うために…」と、その夢ソフトを購入していた。

望美は夢ソフトを使い、眠りにつく。すると、大介を自分のものにできる夢を見ることができたのだった。

翌日の10月7日、望美はトモ子と大介たちと遊びに行く。トモ子の目的は、タクヤという男性を望美に紹介することだったようだ。だが、望美は大介がいる手前、逆に辛く感じてしまっていた。

望美はトイレで夢ソフトを使い、眠りこけていた。あまりに遅いため、探しにやってきたトモ子が望美を起こす。

10月8日、望美は夢ソフトを使い、再び眠りについていた。そこで本来は仲のいい親友のトモ子と、口論をする夢を見る。大介を奪ったため、「私から大介君をとらないで」とトモ子は言う。

10月12日、トモ子に誘われて出かける。大介は倉庫の警備員のバイトをしており、望美は彼に会いに行くのに誘われたのだった。望美はじゃんけんに負けて買い出しに出かける。買い物をして帰ってくると、そこでトモ子と大介が抱き合っているのを見てしまう。

望美は現実逃避するため、睡眠薬を飲んで夢ソフトの世界に没入する。そこではトモ子が買い出しに出かけ、自分と大介が抱き合っていた。

望美はトモ子に起こされ、3人で屋上へ行き、食事をする。屋上でも抱き合うトモ子と大介を見て、また望美は夢ソフトを使って眠る。望美はトモ子の前で大介と抱き合う。「いいじゃない、どうせ夢なんだから」と言うが、トモ子は「夢じゃない!」と言って望美を屋上から突き落とす。

望美は屋上から落下した自分を見た後、トモ子に再び起こされる。望美は、「怖い夢を見たの。私、大介君とキスしてて、怒ったあなたに屋上から突き落とされたの」と言う。それを聞いたトモ子は「そんなことあるわけないじゃない」と笑う。

「ずっと仲良くしてくれる?」と望美が言うと、トモ子は「もちろん」と言い、二人は笑い合う…だが、その世界こそが夢だった。

現実では、望美は屋上から落下してまさに瀕死状態だった。望美はトモ子から大介を奪い、トモ子に屋上から突き落とされたのだった。そこで最期の願いとして、「トモ子から大介を奪わず、親友であり続ける」という夢を夢ソフトで見せてくれるよう、トモ子に頼んだのだった。

「ありがとう、最期にこの夢を見たかったの。私がこんなにイヤな女でなく、あなたの恋人をとらない夢。私は内気で、大介君に声もかけられず、あなたたちが抱き合うのを望遠鏡で見ていた、そんな夢…今まで見ていた夢が本当だったら、どんなによかったか。私は内気で、あなたとはいつまでも仲のいい友達。それが私の望みの夢」と言い、望美は息を引き取る。

脚本:中村樹基、星護
演出:星護



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