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ドラマ「わたしを離さないで 第7話」あらすじ・ネタバレ

      2016/03/04

保科恭子(綾瀬はるか)は、珠世(馬場園梓)から「友(土井友彦)の介護人をやるつもりはない?それは、幸せになるという真実(中井ノエミ)の宿題をやることにならない?」と言われる。だが、恭子は「今、美和(酒井美和)の介護人をしているから…」と断る。

そんな恭子のもとに、提供予定を知らせるカードが届けられる。恭子は、「介護人をしている間、もう1人、担当することはできますか?」と役所に問い合わせに行く。だが、役所の職員は「間違いですね。まだ提供は始まりません」と言う。

恭子は、自分から土井友彦(三浦春馬)を奪った、憎いはずの酒井美和(水川あさみ)の介護人を続けていた。一方、恭子は友彦のから介護人のリクエストに対し、応じることを決めきれずにいた。

そんな中、恭子は「終わりが近い。美和は、どう人生を終えたいんだろう?そして、私はどのように人生を終えたいんだろう…」と考えていた。

恭子は、美和に画材や粘土細工の道具一式を届ける。美和は、レンタルビデオ店で借りたDVDを恭子に「返しておいて」と言う。返しに行った恭子は、そこで中身が異なっており、美和が恭子から盗んだCDが入っていたことに気づく。

美和がどうしてこんなことをするのか、美和に振り回されてこのまま人生を終えていいのか、などと思いはじめる。そのことを、介護人として世話をする加藤(柄本佑)に話すと、「提供者って、そういうところがあるから」と言う。「自分の悪事を知られたいということですか?」と、恭子は不思議に思う。

友彦のもとに、新たな介護人がやってくる。恭子かと思い、喜び勇んで会いに行くが、介護人は中村彩(水崎綾女)という別人だった。

恭子は、回復センターの職員から、美和の次の提供についての資料を受けとる。3種同時提供を行う予定となり、それはつまり「即時解体=死」であった。恭子は、職員に問いただすが、「酒井さんはお金がかかるんです。快復まで時間がかかって」と、決定は覆らないと告げられる。

介護人には、提供者に提供についての告知を行う義務がある。恭子は、美和がどう思うのか、激しく怒るのではないかと考え、途方に暮れる。だが、そのことを実際告げると、美和は淡々と受け止めていた。

恭子は、美和が盗んだCDを見せ、「何か言いたいことがあるんだよね?今から話そう」と言う。だが、美和は「…なんかもういいや。恭子は、”恭子マン”だもんね」と言い、話そうとしない。一方、1人になった美和は、「急がなきゃな…」とつぶやく。

友彦は、介護人の中村から「陽光は、授業とかあったんですよね?こっちは、読み書きとか覚えたきゃ勝手にって感じで」と言われ、陽光以外の提供者の生育環境の違いに驚く。

美和は、恭子に「陽光に行きたい。3人で」と、「友彦とともに陽光学苑に行きたい」と言い出す。陽光学苑は既に廃校となっていた。だが、美和はそこに行きたいのだという。「3人で会ってどうするの?」と恭子は躊躇うが、美和は「恭子は介護人でしょ?私の最後の望みも叶えようとしてくれないわけ?」と言い、恭子は了承する。

恭子は、職員に外出許可を依頼する。「提供前に、体調を崩すかもしれない。許可できない」と言われるが、恭子は「また”事故”が起きるかもしれません。階段から落ちたり。今、提供前で酷く動揺しているんです」と言い、許可を取り付ける。

恭子は、美和に友彦への手紙を書かせる。渋る美和だったが、恭子は「言い出したのは美和だから」と言い、それは譲らない。美和は手紙を書き始める。

友彦は、グラウンドでサッカーを行う。だが、無理をして友彦は右脇腹を押さえて倒れこんでしまう。そんな友彦に、美和からの手紙が届いていた。手紙は、驚いた中村がグラウンドに落とし、置き去りにされたまま友彦は担架で運ばれてしまう。

美和は、作品の制作を行いながら、友彦の返事を待っていた。一方、美和は3種提供を目前に、様々な検査を受ける。美和は恭子に、「普通、3回で提供は終わるけど、体力があってとか、組み合わせで3回で終われずに、苦しみながら4回を迎える人もいる。それに比べれば、私は幸せかも」と言う。

返事がなかなかこないことで、美和は「恭子が手紙を出せば良かったんじゃない?」と言う。だが、恭子は「提供も始まってるんだし、友彦の状態がどうなっているか分からないよ」と、返事を書きたくても書けない状態かもしれない、と告げる。そんな恭子は、職員から美和宛ての手紙を受け取る。

その手紙は、友彦の介護人・中村が代筆したものだった。友彦は手紙が苦手で、代筆したのだという。友彦は、提供後の体力低下で外出許可が下りなかったのだった。手紙の封筒の中には、もう一枚、友彦の絵が入っていた。友彦は、コテージを出る前まで絵を描き続けていたのだという。その絵を見て、美和は泣き出す。

「他人のことで泣くような人ではない」と思っていた恭子は、美和の変わりように驚く。そのことを加藤に話すと、彼は提供のために運ばれていった。

恭子と美和は、友彦に会いに行く。恭子は、美和に自分が出て行ったあとの友彦の様子について訊く。美和は、「友は相変わらず、私に興味がなくて」と答える。美和は別の男性と交際し、友彦とと別れたのだという。

美和は、友彦が花と交際をしていたのではと匂わせる。さらに、「花って、恭子に似ているよね」と言う。そんな美和の言葉に、恭子は「私たちって、何もかも似ているのよ。だからこそ、異なる部分を見つけると、驚いたり戸惑ったりするの」と言う。

さらに美和は、CDを盗み、そのCDをあからさまに置いていた理由について、「恭子を怒らせたかったの。そうすれば、親友になれると思って」と言う。

友彦のいる回復センターに向かうと、友彦が慌てて恭子たちのクルマに乗り込む。仲間たちに1日誤魔化してもらっており、外出許可が出ていないにも関わらず、友彦は陽光に向かおうとしていたのだった。

恭子、友彦、美和は陽光に向かう。3人で顔を揃え、「陽光は別の何かの輝かしいものに変わっているのではないか」と恭子は密かに考えていた。だが、辿り着いた先には、有刺鉄線が張り巡らされ、封鎖された入り口がそこにはあった。

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