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「99.9 刑事専門弁護士 第7話」あらすじ・ネタバレ

      2016/06/05

簡単なあらすじ

1) 大手玩具メーカー・オロゴンホビーの社長・河村幸一が、息子で副社長・河村英樹(高嶋政伸)に殺害される。だが、現場に落ちていた凶器と考えられる花瓶の破片から、取締役・西岡徹(嶋田久作)の指紋が検出され、西岡が逮捕されてしまう。

2) 深山大翔(松本潤)たちは、西岡の弁護を担当することになる。深山は、現場に落ちていた花瓶の破片を繋ぎ合わせ、指紋が検出された破片が外部から持ち込まれ、故意に混入されたものであると突き止める。

3) 凶器の花瓶は、会社創立40周年記念で社長が配ったものであり、社員全員が持っていた。深山は、西岡専務の仕事部屋を訪れ、西岡の指紋がついた花瓶を、犯人が自分の花瓶とすり替えたのだと考える(西岡の指紋がついた破片を手に入れるため)。

4) 部屋にはいくつか花瓶があり、凶器と同じ花瓶だけ花が枯れていた。他の花瓶は花を長生きさせるためにサイダーが入れられていたが、すり替えられた花瓶は、水が入れられていたのだった。

5) 西岡専務の裁判が始まる。そこで、西岡専務の仕事部屋にあった花瓶の底のシリアルナンバーを提示し、その花瓶は河村英樹のものであると証明する。英樹の花瓶がそこにあるということは、西岡専務の花瓶をすり替え、凶器の花瓶の破片に指紋つきの破片を混入したのが英樹にほかならぬという証拠だった。

起:息子の殺意

大手玩具メーカー・オロゴンホビーの社長・河村幸一が、息子で副社長・河村英樹(高嶋政伸)に殺害される。

幸一は、英樹に社長を継がせると言っていたが、同社専務取締役・西岡徹(嶋田久作)に社長を継がせようとしていた。幸一は、付き合いを禁じた会社と取り引きを行っており、「辞任しなければ、取締役会で公表する」と言われ、幸一を撲殺するに至ったのだった。

英樹は、西岡の弁護を斑目法律事務所に依頼する。「殺害されたのは父ですが、西岡さんの罪をできるだけ軽くしてやって欲しい」と頼む。

深山大翔(松本潤)、佐田篤弘(香川照之)、志賀誠(藤本隆宏)たちは、幸一の接見を行う。そこで、英樹が口にしていた「決定的な証拠」について話を聞く。西岡は社長宅に行ったことがなかったが、現場で発見された凶器の花瓶の破片から、西岡の指紋が検出されたのだという。

立花彩乃(榮倉奈々)は、西岡の娘・明奈に話を聞く。西岡は自宅におり、「一緒に家にいたから、アリバイがある」と話したが、身内の証言は信用されなかったという。

承:現場検証

河村邸では、進入路とされる窓のガラスが破られ、破片が飛び散っていた。深山は、「靴跡もない。犯人はどうやって侵入したんだろう?」と不思議に思う。

武豊の名言「勝利で得た一番は自信である」と書かれた花瓶が凶器として使われ、なおかつその花瓶に指紋がついていたのだという。その花瓶は、創立40周年に幸一社長により、社員に配布され、幸一の部屋にもその花瓶が置かれていたのだった。

深山は、手袋をしていながらも花瓶の破片に指紋がついていたことに疑問を感じる。そこで英樹は、「手が滑って、指紋がついてしまったのではないか」と話す。

西岡専務の仕事部屋には、社長の配布した花瓶以外にも、複数の花瓶が置かれていた。西岡専務の亡くなった前妻は、フラワーアレンジメントの仕事を行っていたのだという。

西岡の家から河村の家の間に、防犯カメラはなかった。そんな中、西岡明奈が「お父さんは、河村社長の電話に留守番電話を残していました。そこに、私がお父さんに話しかけた声が残っているはずです。そうすれば、アリバイの証明になるはずです」と言う。だが、英樹は留守番電話のメッセージを消去しており、証拠とはならなかった。

転:花瓶の持ち主

深山は、河村邸を訪れた際、スリッパにガラス片が入っていたことから、そのスリッパを「デザインが気に入ったのでください」と言ってもらって帰る。そのスリッパには、裏面に花瓶の破片が食い込んでいた。一方、窓ガラスは付着しておらず、犯人は玄関からスリッパに履き替えて社長の部屋に行ったと考えられた。

深山は、同じ花瓶で再現実験を行う。花瓶を落とすも、現場にあった凶器ほど粉々ではなく、故意に破壊された可能性があった。

深山は、西岡専務の部屋の花瓶で、花が枯れている花瓶と枯れていない花瓶があることに気づく。40周年で配られた花瓶は枯れていた。枯れている方の花瓶は単なる水であり、枯れていない方の水は、サイダーだった。普通の水よりも、サイダーの方が花が長生きする。そのことから、西岡専務の部屋に置いてある花瓶は、西岡専務のものではないと深山は考えたのだった。

凶器の破片を繋ぎ合わせると、指紋の検出された破片は余ってどこにもハマらなかった。さらに、志賀弁護士はオロゴンホビーの内部資料を佐田たちに渡す。

結:裁判の行方

西岡の裁判が始まり、英樹が証人として出廷する。侵入経路の窓ガラスを踏まず、どのように侵入したのか、そして玄関にあったスリッパに凶器の破片が挟まっていたことを明かす。

深山は、玄関でスリッパを履いて現場に向かい、被害者を殺害。さらに、外から侵入したかのように見せかけるため、窓ガラスを割ったのではないか、と可能性を指摘する。

さらに、花瓶を破片の写真で再現すると、余った破片が出てきた。そして、その破片から指紋が検出された。英樹は、西岡専務の花瓶を奪い、その破片を凶器の破片に混ぜて置いておいたのだった。

西岡専務の花瓶を、自分の花瓶とすり替えた人物が犯人であると深山は指摘。西岡専務の部屋にあった花瓶は、「002」というシリアルナンバーが刻まれていた。それは、英樹の花瓶であることの他ならぬ証拠であった。

英樹は、企業と提携する見返りにリベートを受け取っており、そのことを告発されるのを恐れ、犯行に及んだのだった。

斑目法律事務所に、刑事たちがやってくる。彼らは礼状を取り出し、「殺人容疑で逮捕する」と言う。

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