「IQ246 華麗なる事件簿 第1話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 法門寺沙羅駆(織田裕二)は、IQ246の天才であり、暇を持て余していた。そんな彼のもとに、お目付け役として警視庁捜査一課の和藤奏子(土屋太鳳)刑事が訪れてくる。

2) 沙羅駆は、近所の桜庭彬子(伊藤かずえ)から、「お抱え寿司職人・宮田がいなくなってしまった」と相談される。嫌々ながら沙羅駆は調査し、宮田が殺害された可能性を指摘する。そんな中、桜庭家の家業・サクラバウェアのCMを担当するCMプランナー・早乙女伸(石黒賢)がやってくる。

3) 早乙女は、独立を画策していた部下・鈴木なつ実(広澤草)を殺害し、強盗の犯行に見せかける。共犯者にオフィスにいさせ、その様子を警備員に見せたのだった。共犯者は、花屋の草野キクエ(加藤貴子)だった。キクエは借金に困り、宮田を殺害して金を奪った。そのことを知っていた早乙女は、キクエを脅して共犯者にしたのだった。

4) キクエが沙羅駆の追求に怯えていたため、早乙女はキクエを殺害しようと試みる。だが、キクエは奏子と入れ替わっていた。沙羅駆に犯罪やなつ実のCM盗作を指摘された早乙女は逃げ出すが、執事・賢正(ディーン・フジオカ)に捕らえられる。早乙女は、「13という人物に、犯罪方法を指南された」と明かす。

詳細なあらすじ

北鎌倉の豪邸で、法門寺沙羅駆(織田裕二)が暇を持て余していた。そんな中、警視庁捜査一課の和藤奏子(土屋太鳳)刑事が訪れてくる。

奏子は、住み込みで沙羅駆の護衛を命じられていたのだった。だが、沙羅駆は奏子の隙を突いて逃げ出す。奏子は、部屋を訪れると、そこに執事の89代目・賢正(ディーン・フジオカ)がいて、執事を初めて見た奏子は、思わず写メを撮ってしまう。沙羅駆が消えたことで、執事たちは大慌てとなる。

駐車場で、若い女性の遺体が発見される。警察が呼ばれ、渋滞が起こっていた。沙羅駆は、タクシーを降りて遺体の女性が「美容形成外科医」であると見抜く。さらに、正確に鎖骨下動脈から心臓にかけてアイスピックのようなもので貫いているため、犯人も外科医の可能性が高いと考える。さらに、防御創がないため、被害者が警戒しておらず、同性の可能性が高いと考える。

CMクリエイティブディレクター・早乙女伸(石黒賢)は、数々の賞を総なめにし、テレビ番組の密着取材が行われるなど、業界でも有名な人物だった。だが、そのCM案のほとんどは鈴木なつ実(広澤草)が考えたものだった。

なつ実は、「私、独立しようかと思って」と言い出す。「無名のプランナーのCMが採用されるほど甘くない」と早乙女は言うが、なつ実は「早乙女のCM、私が作ったと言っても?」と脅す。そんな中、早乙女のスマホに、「完全犯罪の方法、教えます」というメールが届く。

沙羅駆は、IQ246の天才であり、発明品や多くの著書を残す天才だった。だが、頭が良すぎるが故に、暇を持て余してしまったのだった。そこで彼は、「私が解くに値する謎はないものか」とつぶやく。

監察医・森本朋美(中谷美紀)は、駐車場で発見された遺体を司法解剖する。そこで、森本は遺体の状況から、同性の女医が怪しいと考える。ほぼ同じような推理を、沙羅駆がしていることを聞いた朋美は、沙羅駆に興味を持つ。

奏子は、上司に「護衛というのは建前で、本当はお目付け役。法門寺家が余計なことをしないようにしろ」と命令される。沙羅駆の妹・瞳(新川優愛)は、「法門寺家はありとあらゆる学問を研究してきた一族。中でも、犯罪研究に力を入れてきた学究派の家系なんです。さらに、嫡男にだけIQ246の頭脳が代々遺伝するんです」と明かす。

桜庭彬子(伊藤かずえ)は、沙羅駆にお抱えの寿司職人・宮島が行方不明になったことを相談する。沙羅駆は桜庭家を訪れ、調査を行う。使用人たちに話を聞き、「宮島さんがいなくなった日、部屋の前に光のようなものを見たんです」との証言を得る。

宮島が包丁、砥石を置いたたまいなくなっているため、「独立するためにいなくなったというのはおかしい」と言う。さらに、包丁が床に落ち、刃先が折れているのを見かけ、「誰かにキッチンで襲われたのではないか」と沙羅駆は推理する。

その場にいた秘書、メイド、花屋はそれぞれカネに困っている様子があり、沙羅駆は「容疑者がたくさん」と言う。

早乙女は、桜庭社長(佐戸井けん太)の家にプレゼンに行くことになっていた。オフィスにいた早乙女は、手袋をしてなつ実を扼殺する。さらに、腕時計の時間を進め、壊す。さらに、なつ実のバッグの中身をバラマキ、強盗の仕業に見せかける。

桜庭家にやってきた早乙女は、CMプランをプレゼンする。早乙女は、時計をたびたび見て時間を気にしていた。

オフィスでは、不審な人物が現れ、その様子を警備員に目撃されていた。その連絡を受けた早乙女は、「部下が殺されたようなんです」と言い、オフィスへと向かう。

早乙女は、「18時半にオフィスを出て、19時に桜庭家でプレゼンを行った後、食事をいただいていました」と話す。沙羅駆は、朋美に声をかけられる。朋美は「18時半から19時半」と死亡推定時刻を推測し、死後硬直の状態から、沙羅駆もそれに同意する。朋美は、沙羅駆に「あなたの脳細胞のファンになりました」と言う。

早乙女のオフィスに、沙羅駆がやってくる。沙羅駆は、「仕事は裏切りません。人はどうか分かりませんが」と言う。ロッカーから、なつ実はコートを取り出していたのにも関わらず、指紋が検出されなかった。そのため、沙羅駆は犯人が手袋をしてコートを取り出し、着せたのではないかと指摘する。

さらに、事件が起きた晩、携帯電話の位置をジャケットの上から確認している様子があったことから、「虫の知らせでもあったんですか?」と沙羅駆は言う。

沙羅駆は、早乙女の妻を共犯と疑うが、妻は脚を骨折していて偽装工作に協力は無理だった。沙羅駆は、早乙女が弱みを握る誰かが共犯と考える。そして、桜庭家で宮田を殺害した人物が共犯であるのではないか、と指摘する。

オフィスでは、犯人の足跡に花粉の粒子が発見される。さらに、花屋の店主・草野キクエ(加藤貴子)は、宮田が消えて間もなくして借金を返済していた。キクエは、早乙女の共犯者であった。

借金を断られたため、キクエは宮田を殺害。宮田の遺体を隠したのが早乙女だった。その見返りとして、早乙女はキクエに共犯となるよう依頼したのだった。

キクエは、沙羅駆に疑われ、早乙女に電話をする。不安そうなキクエは、「あんなことしなければよかった」と言う。早乙女は、キクエに「仕事の依頼だ。サクラバウェア30周年記念のパーティー会場に花を飾って欲しい」と言う。

早乙女は、仮CMの上映が行われる中、パーティー会場で花を飾るキクエをロープで絞殺しようとする。その場に賢正は現れ、「何をしているんです?」と言う。

CM上映会場に、沙羅駆が現れる。そこで、パーティー会場で覆面をした男がキクエを絞殺した様子が流される。早乙女が絞殺しようと試みたのは、身代わりになっていた奏子だった。

早乙女は、ジョウロに入っていた水を浴びた。だが、そこに入っていたのは、特殊な塗料であった。UVライトを当てると、早乙女のズボンは光った。

「いつから疑っていたんですか?」という早乙女の質問に、沙羅駆は「このCM絵コンテを見た時からです。この絵コンテのセリフの一文字目を繋げると、『スズキナツミ』になるんです」と言う。CMが早乙女の作品ではない、と指摘した沙羅駆は、「この犯罪、醜悪至極なり!」と断じる。

早乙女は、会場から逃げ出そうとするが、賢正に取り押さえられる。そこで早乙女は、「13という人物か殺害方法を指南された」と言う。その「13」の意味を奏子に問われた沙羅駆は、「アルファベットの13番目の文字という意味だ」と言う。

次話:「IQ246 華麗なる事件簿 第2話」あらすじ・ネタバレ

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