ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第4話」あらすじ・ネタバレ

スポンサーリンク

簡単なあらすじ

1) 公安機動捜査隊特捜班は、東京工業工科大学の有馬丈博教授(小市慢太郎)を警護することになる。有馬は、航空宇宙工学を専攻しており、ミサイル設計を得意としていた。大学構内で、有馬は暗殺者・石立(浜田学)、石黒(近藤公園)に襲撃される。

2) 出国は1週間後であり、すみやかに出国することは認められなかった。そんな中、有馬は「家族を警護してもらいたい」と言い、離婚した妻、息子の警護を求めるが、拒否される。そんな中、有馬はひと目だけ家族を見たい、と言い、バンの中から2人の姿を見るのだった。

3) 有馬は、田丸三郎(西島秀俊)不在の中、大山玲(新木優子)を襲って隔離部屋から逃げ出す。その直後、特捜班は警護の任を解かれる。有馬は重大な国家反逆の罪を犯しており、「見殺し」にすることが決定したのだという。

4) 有馬は体に時限爆弾をつけられ、樫井勇輔(野間口徹)は解除を試みる。その際、「私はハニートラップに引っかかり、”先方”にジェットエンジンの設計を求められた」と明かす。その後、公安に「ニセの設計図を渡せ」と命じられ、「さもなくばスパイとして摘発する」と言われた。追い詰められた有馬は、”先方”に公安の情報を売ったのだった。

5) 有馬は出国しようとしたが、そこに特捜班が現れた。結果、有馬は出国することができず、有馬の国家反逆の罪が確定すると、見殺しにされることとなったのだった。樫井たちは、有馬のもとから去るよう命じられる。有馬は、「国家を信用するな」と言い残し、爆殺されるのだった。

詳細なあらすじ

吉永三成(田中哲司)は、公安機動捜査隊特捜班メンバーに、東京工業工科大学の有馬丈博教授(小市慢太郎)を警護することになったとメンバーに伝える。有馬教授は航空宇宙工学を専攻しているということは分かっていたが、それ以外の背景は知らされていなかった。

暗殺者・石立(浜田学)は、「どんな手を使っても構わない」と石黒(近藤公園)に有馬殺害を依頼される。

吉永は、稲見朗(小栗旬)や田丸三郎(西島秀俊)らを連れ、有馬教授の警護に向かう。だが、有馬は非協力的であり、予定を訊かれても「好きなように動く」としか言わない。

稲見に「過去の自分と決別するためにはどうしたらいい?」と言われ、田丸は「さぁな…どこに行っても同じだが、誰といるかが重要」と言う。

有馬の自宅は荒れていた。3年前に離婚し、一人暮らしをしているのだという。田丸と大山玲(新木優子)が有馬の家で見張りを行うことになった。

稲見は、「自宅待機」であり、バーに行ってもジンジャーエールを注文する。そこで、彼氏に振られた芳(はな)に「今日の昼に聞いたばかりなんだけど…過去の自分と決別するには、誰と一緒にいるかが重要なんだって」と言う。

有馬の研究室に、爆薬が仕掛けられており、樫井勇輔(野間口徹)が察知する。言うことを聞かずに有馬はドアを開けてしまい、爆破が起こる。有馬を庇いながら、次の攻撃に稲見たちは備える。

待ち伏せした石立を、稲見は発見して、銃を突きつける。激しい肉弾戦の後、稲見たちの乗ったクルマに乗り、その場から逃げ出す。

吉永は、「背景を教えてください」と言い、鍛治大輝(長塚京三)は「北が今、ミサイル発射にやたらと失敗しているだろう。だから、優秀な頭脳を欲しがっている。殺そうとしているのは、手に入らないのなら、壊してしまえばいいという考えかもしれん…出国はまだできない。残りの日数、踏ん張ってくれ」と言う。

有馬は、「話があるんだ」と吉永に言う。有馬は、「家族が心配なんだ。そっちにも警護をつけてくれ」と頼む。さらに、「もし警護をつけないのなら、全てをマスコミに暴露すると伝えてくれ」と言う。

有馬は、爆弾の図面を引く樫井に、「私はロケットエンジンの研究者だった。私も図面を引くのが幸せだった。用紙に線を引くだけで…」と言う。そして、爆破から守ってくれたことに感謝する。稲見は、有馬の話が全て過去形であることに気づく。

有馬の家族の警護は、「別れて3年であるから」と認められなかった。田丸は、すぐに有馬が諦めたことを不思議に思う。そこで有馬は、「家族に会いたい…遠目で見るだけでもいい…これは最後通告だ。認められなければ、全てを暴露する」と言う。

有馬は、妻・咲枝と息子の隆義をバンの中から眺める。その夜、有馬は「お腹が空いた。できればおにぎりがいい」と言い、田丸は買い出しに出かける。その後、有馬は「トイレが詰まってしまった」と大山玲(新木優子)に言う。玲は隙を突かれ、後ろから殴られる。有馬は、隔離場所から逃げ出してしまうのだった。

有馬は、公衆電話で電話をかけ、「改めて交渉したい」と言う。特捜班は、任務を解かれる。有馬は、国家に反逆する行為を行っていたことが明らかとなったため、国家から見放されたのだった。

だが、「一度は救った命なんです」と言い、稲見は有馬を探しに行く。そんな中、咲枝に「元夫のことが知りたいのなら、自宅へ行ってみろ」と見知らぬ人物から電話がかかってくる。

稲見と樫井は、咲枝の自宅へと向かう。玄関の外から声をかけると、有馬が「助けてくれ」と言う。家の中に入ると、樫井は爆薬のニオイを嗅ぎつける。有馬は、時限爆弾が体に装着されていた。

樫井は、有馬が発信機付きの地雷を踏まされていることを発見する。さらに、体の爆弾には水銀スイッチも仕掛けられており、凍結もできなかった。「1時間半では解除不可能かもしれない、だが、やるしかない」と稲見に言う。樫井はさらに、半径50 mの住民たちを避難させる。

有馬は、4年前にハニートラップにかかってしまった、と告白する。ジェットエンジンを設計するよう指示され、有馬は政府に通報し、公安が接触してきた。有馬は、「ニセのジェットエンジンの設計図を渡せ」と指示されたのだった。

公安に「手を引きたい」と言うと、「スパイとして摘発する」と脅されたのだった。逃げ道を失い、有馬は酒と女に溺れて家族を失った。カネを必要とした有馬は、公安の情報を売った。たくらみが発覚したところ、有馬は出国を試みようとした。そこに特捜班が現れる。

有馬は「もういい…私は、助けられるに値する人間ではない」と言う。隔離部屋から出た際、有馬は特捜班の情報を”先方”に売るつもりであると告白する。

爆弾解除中、青沼祐光(飯田基祐)がやってきて「2人は、部屋の外へ出ろ」と命じる。「お前たちの任務は、犯人たちを捕まえることだ」と告げ、稲見と樫井は出るしかなかった。その直前、有馬は「家族写真をとってくれるか」と頼む。そして、「君たち…国家を信用するな」と言う。

有馬の家から爆発が起こり、樫井と稲見は振り返りもせずに立ち去る。

稲見が1人バーで飲んでいると、芳がやってきた。落ち込む稲見の横に、芳はただ黙って座るのだった。

次話:ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第5話」あらすじ・ネタバレ

前話:ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第3話」あらすじ・ネタバレ

タイトルとURLをコピーしました