映画「ハッピー・デス・デイ」あらすじ・ネタバレ・結末

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「ハッピー・デス・デイ」前半部分(ネタバレなし)

8月18日、大学生のテレサ”ツリー”ゲルブマンは、同じ寮にいるカーター・デイヴィスの部屋で、誕生日用の着信メロディーで目を覚ます。その日は、ツリーの誕生日だったが、二日酔いで体調が悪かった。そんな彼女は、つい父親とのレストランでの食事をすっぽかしてしまう。

ツリーは、ルームメイトのロリが作ってくれたカップケーキを捨て、不倫関係にあるグレゴリー・バトラー教授に会いに行くが、バトラーの妻がやってきて邪魔される。その後、パーティー会場に向かう途中、大学のマスコットのお面をつけた人物にトンネル内で殺害されてしまう。

ツリーは再び、カーターの部屋で目を覚ます。彼女は同じ8月18日に、誕生日用の着信メロディーで目を覚ましたのだった。ツリーは、同じ失敗をしないように、穏やかに過ごそうと試みる。

パーティー会場に向かう途中、殺害されたトンネルを迂回する。だが、ツリーがクラスメイトのニックといると、同じく大学のマスコットのお面をつけた人物によって2人は殺害されてしまう。

8月18日を再び繰り返すツリーは、自室から出ないようにする。だが、再びマスコットのお面をつけた人物に殺害されてしまう。ツリーはカーターに相談すると、冗談であると思われてしまうのだが、彼は「繰り返している中で、誰が犯人なのか分かるんじゃないかな」とアドバイスする。

誕生日に、殺害されては同じ日をループするツリー。果たして犯人は誰なのか、どうすればループは止まるのか、ツリーの悪戦苦闘は続きます。

「ハッピー・デス・デイ」後半部分(ネタバレあり、結末まで)

ツリーは、カーターのアドバイス通り、容疑者である一人一人を注意深く見るようにする。容疑者をリストアップして監視するが、犯人ではなかった。

そんな中、彼女が再び8月18日に目を覚ますと、カーターの部屋で倒れてしまう。病院に運ばれた彼女は、犯人から殺されまいと病院から抜け出す。途中、警察官に助けを求めようとするのだが、犯人は警官を殺害し、車に火をつけてツリーは爆死する。

再び同じ誕生日を繰り返し、そこで「連続殺人犯のジョゼフ・トゥームズが大学の附属病院に運ばれた」とのニュースがテレビから流れる。ツリーは、トゥームズこそが犯人だと考える。

トゥームズは、ツリーを殺害しようとするのだが、カーターが彼女を助ける。カーターは犯人に殺害されるが、ツリーはバールでトゥームズを殴りつけ、形勢逆転してとどめを刺そうとするのだが、それではカーターが死んだままになってしまう。そのため、ツリーは自ら首を吊って再びループすることを選ぶ。

ツリーは、不倫関係にあるグレゴリー・バトラー教授との関係を終わらせ、さらには父親と会い、友人たちに親切にする。その上で、トゥームズの凶行を止める準備をする。トゥームズがキャンパスの停電を利用したことを逆手にとり、トゥームズを倒すのだった。ツリーはカーターと誕生日を祝い、ロリがくれたカップケーキを食べる。

だが翌朝、彼女は再び8月18日に目を覚ました。トゥームズを倒したにも関わらず、タイムループが止められなかったことに、ツリーは混乱する。

たしかに、病院にいたらトゥームズに殺害されることは考えられますが、学校近くのトンネルで殺害されたり、自室で殺害されたことを考えると、わざわざトゥームズがやってきているとは考えにくいですよね。

では、一体誰が犯人なのか…

カーターと誕生日を祝い、ロリの作ったカップケーキを食べたところで自分が死んだことから、ツリーはルームメイトのロリが犯人だと思い至る。ロリは病院で働いていたため、トゥームズを逃がすことができた。

ロリは、バトラー教授と不倫関係にあるツリーに嫉妬していたと告白する。ロリに襲われ、殺されそうになるが、ツリーは応戦し、ロリの口にカップケーキを放り込み、窓の外に蹴りだしてロリは死亡する。

ツリーとカーターは、レストランで一緒に過ごし、そこでカーターは、彼女の状況を「映画『恋はデジャ・ブ』のようだね」などと言うが、その映画をツリーは知らなかった。

ツリーは翌朝、誕生日用の着信メロディーで目を覚まし、「またループに入ってしまったのか」と思うのだが、それはカーターの悪ふざけであり、ツリーは19日を迎えていた。2人は笑い合い、キスをする。

「ハッピー・デス・デイ」簡単なあらすじ

1) 誕生日である「8月18日」に、大学生のテレサ”ツリー”ゲルブマンは、同じ寮にいるカーター・デイヴィスの部屋で、誕生日用の着信メロディーにより目を覚ます。彼女はパーティー会場に向かう途中、大学のマスコットのお面をつけた人物にトンネル内で殺害されてしまう。

2) だが彼女は再び目を覚まし、「8月18日」を何度となく繰り返すのだった。彼女は殺されまいと行動に気を付けるのだが、同様の犯人に何度も殺害されてしまう。そのループの中で、彼女は連続殺人犯のジョゼフ・トゥームズが入院先の病院から脱走していることを知る。

3) ツリーは、トゥームズが自分を殺害する犯人であると考え、なんとかお面をつけた犯人を倒すのだが、カーターが殺害されてしまったため、自ら首を吊って再び18日の朝に戻る。その中で犯人の襲撃をかわすのだが、彼女はルームメイト・ロリからもらったカップケーキを食べて死亡してしまう。

4) ロリは、ツリーが教授と不倫関係にあることに嫉妬していたのだった。ツリーはロリの襲撃を回避し、ついに被害を受けず19日を迎える。朝、誕生日用の着信メロディーが流れたため、また18日を繰り返すはめになるのかと思いきや、それはツリーから話を聞いて事情を知っていた、カーターのイタズラであった。2人は笑い合い、キスをする。

トリビア、映画情報

・マスコットのお面をデザインしたトニー・ガードナーは、映画『スクリーム』のゴーストフェイスをデザインした人物。今回のお面は、妻が第1子妊娠したため、「赤ちゃん」のイメージになったという。

・当初のエンディングは、「ループを抜け出したが、ロリに襲撃されたため入院することになったツリー。だがそこで、不倫関係にあったバトラー教授の妻ステファニーに殺害される」というものだった。だが、試写会で不評であったため、現在の形となっている。

・監督:クリストファー・B・ランドン

・脚本:スコット・ロブデル

・製作:ジェイソン・ブラム

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