「偽装の夫婦 第5話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 陽村超治(沢村一樹)は、弟子丸保(工藤阿須加)に酔った勢いで自分の気持ちを告白してしまった。結果、保は「ドン引き」して、超治は告白したことを後悔していた。

2) ヒロは、超治のことが好きになりつつあったが、そんな気持ちをつゆ知らず、超治は「『後輩として好き』という意味だと伝えて欲しい」と言われる。ヒロは、困惑する保のため、超治の言葉を伝え、保はホッと胸を撫で下ろした様子だった。

3) 超治は、保を自宅のホームパーティーに招こうと提案し、ヒロはいやいや参加させられる。そのパーティーの最中、いとこの八重子、甥と姪がやってきて、その様子がおかしいとヒロは感じる。

4) 八重子は、夫に離婚を申し入れられており、家を出ていたのだった。そんな八重子や甥・姪のために動いてくれた超治のことを、ヒロは好きになって気持ちを伝えようとする。だが、その最中に超治は、ヒロの言葉に勇気をもらってしまい、「保君に自分の気持ちを伝えてくる。ゲイだってことも言う!」と言って出かけてしまうのだった。

起:超治の悩み

嘉門ヒロ(天海祐希)は、元カレでゲイの陽村超治(沢村一樹)と偽装結婚したものの、本気で好きになりつつあった。そんなヒロの気持ちをつゆ知らず、超治は宅配業者・弟子丸保(工藤阿須加)に恋をしていた。

超治は、保に酔った勢いで自分の気持ちを告白してしまった。結果、保は「ドン引き」して、超治は告白したことを後悔していた。ヒロは、超治に「保君との関係を取り持ってくれ」と懇願されるも、断る。ヒロは、そんな超治に呆れ、勤務先の図書館へ向かおうとする。だが、超治の母・陽村華苗(富司純子)が、玄関先に寝ていて驚く。

華苗は、ヒロが「超治さんと結婚したいため、妊娠したとウソをついていました」と言われ、怒っていた。だが、それほどまで息子と結婚したかったのだと思い、「ヒロさんのことを許します」と言いにやってきたのだった。

さらには、本当に子供を作るよう、「高齢出産をした人の本」や医学書、スタミナドリンクや精力剤、セクシーな下着まで渡され、ヒロや超治は困惑する。

承:超治と保

超治は、ヒロの職場に電話を掛けてまで「保君に連絡してくれ」と頼まれるが、断る。だが、図書館に借りていた本を返しに来た保は、困惑している様子を見兼ねて、「主人は、後輩として『好き』と言ったんです」と、フォローする。保は「誤解してすみませんでした、とお伝えしてください」とホッと胸を撫で下ろす。

自宅で保にどのようにメールをすべきかと悩む超治に、ヒロは「あなたの言ったように言っておいたら、安心した様子でした」と伝えると、超治は大喜びする。そして、「良いこと考えた!保君を招いて、ホームパーティーをしよう。1対1だと警戒して来てくれないし、俺の手料理を食べたら、好きになってくれるかもしれない」と言い出す。

さらに、超治はパーティーに、水森しおり(内田有紀)やユウ(井上琳水)親子も呼ぼうと言い出す。そんな提案に、ヒロは「悪い予感しかしない」と密かに思う。

転:ホームパーティー

ホームパーティーの日、ヒロや超治、保、しおり、ユウが家に集まる。保は、川で溺れた犬を助けるため、ずぶ濡れだった。シャワーを浴びる保のシルエットを見て、超治は興奮する。そんな様子の超治に、ヒロは冷ややかな視線を送る。

ユウが寝た後、お酒も入り、しおりはホーキング博士の伝記の「恋を諦めるな」という言葉について語る。そして、「私は、女性しか愛せないんです」と打ち明ける。超治はしおりに、「どうしてそんなに堂々としていられるんですか?」と訊き、しおりは「前の夫に振るわれていた暴力のことを考えれば、全然問題ありません。それより、ユウには、個性を伸ばせる子でいて欲しい」と言う。

しおりは、超治に「もし隠していることがあるなら、話した方が楽になりますよ」と言う。超治は困惑するが、しおりはさらに保へと「ゲイと付き合うのはどうですか?」と訊き、「無理ですね、イメージが沸かないから」と保は答える。

さらに、ヒロと超治は、大学生の頃の付き合っていた当時を語る。ヒロは、「絡まれて、振り回されている内に、いつの間にか一緒にいるのが楽しくなって…」と、超治と付き合うことになった理由を話す。そして、時に初めて結ばれた25年前の夜のことにまで話が及ぶ。

誕生日を訊いても答えないので、超治が業を煮やして怒ってしまい、そのことでケンカになってしまった。泣き出したヒロは、「3歳の時に、自分の誕生日に両親が火事で亡くなってしまった。それから、誕生日を祝ってもらうことがイヤだった」と明かす。その晩、2人は結ばれたのだという。

しおりの「どうして別れたんですか?」という質問に超治は窮するが、そこで八重子(坂井真紀)と甥・姪がやってくる。八重子はすぐに帰ったが、様子がおかしかったため、ヒロは心配する。

結:告白

八重子のことを心配したヒロは、叔母・照乃(キムラ緑子)に電話をかける。すると、「ダンナと上手くいってなくて、泣いていた」と知らされる。

ヒロは八重子に電話をかけようとするが、そこで実家から姿を消していたヒロのいとこ・天人(佐藤二朗)から電話が掛かってくる。天人は、「八重子のダンナが随分前に家を出て、離婚を申し入れられている。ダンナは、脱サラして農業をやりたがっているけど、八重子は当然、反対してて…」と打ち明ける。

図書館にやってきていた天人は、腹話術をしながら「ヒロちゃんのことが小さい頃から好きだった。でも、いとこだし、俺とヒロちゃんじゃ吊り合うわけないし」と、気持ちを伝える。その様子を見ていたしおりは、ヒロに「自分の気持ちを伝えたらどうですか?ゲイだからって、気持ちを伝えてはいけないってことはないはずです」と話す。

「お前の助けが必要だ」という超治のメールで呼び出されたヒロは、指定された場所に向かう。そこには、夫のことを会社前で待ち伏せする八重子がいた。だが、夫は話し合いを完全拒否して逃亡する。追いすがろうとする八重子に、ヒロは「帰ろう」と声をかける。

八重子は、子供の頃からヒロと比較され、惨めな子供時代を過ごしていたのだと告白する。「こんなになったのは、全部ヒロちゃんのせいだからね」と責める。ヒロは、ロマン・ローランの『ジャン・クリストフ』の一節「人は幸せになるために生きているのではない。自分の運命を全うするために生きているのだ」と引用し、「私はあなたのことが羨ましかった。みんなから愛されて…私と幸せ比べしても無駄だよ」と言うのだった。

甥・姪は、超治が遊び相手になってくれていた。泣く八重子に、「これからは君たちがお母さんを守るんだ。困ったら、いつでもおいで」と言う超治に、ヒロは「やっぱりこの人のことが好きかもしれない」と思う。

ヒロは、「ユウちゃんママに、『好きな気持を伝えることが大事だ』と言われました…」と、超治に思いを伝えようとするが、そんな言葉に超治は励まされてしまい、「これから保君に告白してくる!」と言って出て行ってしまう。

ヒロは、1人になった部屋で「人生最悪の日だ」と思う。

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