ドラマ「掟上今日子の備忘録 第8話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 掟上今日子(新垣結衣)は、いつも通りの朝を迎える。記憶が1日しかしかもたないという今日子は、毎朝、自分の手足に書かれた文字を確認し、自分が探偵業を行っていると理解する。

2) 今回の依頼は、警視庁捜査一課長・遠浅警部の妻(石田ひかり)からのものだった。彼女は、事件現場であるアパレルショップ「ナースホルン」に居合わせ、今日子に事件の推理を依頼したのだった。

3) ナースホルンのフィッティングルームで、屋根井刺子という女性が、木製のハンガーで殴られ、死亡しているのが発見された。監視カメラや店員・客がおり、衆人環視の中で「密室殺人」が行われたのだった。

4) 今日子は、店員の1人が犯人であると推理。更衣室で殺害されたのではなく、オープン前に被害者は殺害され、更衣室に入れられていた。犯人は、在庫の靴に履き替えては、更衣室前の靴を取り替えていたため、ずっと更衣室に遺体があったことを気づかなかったのだった。自分の靴を回収できず、在庫の靴を履いていたことから、犯人は特定される。

原作:

掟上今日子の挑戦状 / 西尾維新 ニシオイシン 【単行本】

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原作あらすじ:西尾維新「掟上今日子の挑戦状 第2話」あらすじ・ネタバレ

起:今日子の日常風景

1日で記憶がリセットされる”忘却探偵”こと掟上今日子(新垣結衣)は、手足に探偵として生計を立てていることなどが書かれており、毎朝、それらを確認してから、自分がどのような状況に置かれているか理解していた。

だが、亡くなった推理作家・須永昼兵衛の死の真相を調査する件で、隠館厄介(岡田将生)と数日間一緒にいたことや、厄介が今日子の身を案じて行動してくれたことから、「厄介さん、信頼できる」と書き記していた。

必要最低限のものしか置かれていない部屋を出て、アパルトマン「サンドグラス」のオーナー・新井法郎(及川光博)らに会いに行くと、これまた毎朝のように自己紹介を行う。喫茶店もやっているため、今日子は朝食をそこで摂る。

厄介のことが誰だか分からない今日子は、「サンドグラスのスタッフは、他にいますか?」と訊くが、也川塗(有岡大貴)はなぜその質問をされたのか分からず、首をひねる。

承:依頼

今日子は、仕事の依頼を受け、アパレルショップ「ナースホルン」に向かう。依頼人は、店に居合わせた警視庁捜査一課長・遠浅警部の妻(石田ひかり)だった。被害者は、屋根井刺子という女性であり、オープン当初からのお得意様だったという。木製のハンガーで殴られ、死亡しているのが発見されていた。

事件当時、店内は多くの客で賑わい、被害者は試着室に入る姿が目撃されていた。20分後、試着室の中で遺体となって発見されたが、監視カメラ映像や、近くの人間の証言からも、出入りする人間は目撃されておらず、”密室”状態だった。

事件の第一発見者は、臨時バイトの厄介だった。太ももに書かれた文字が「厄介(やっかい)」ではなく、「厄介(やくすけ)」であると、ようやく今日子は分かる。

店長に言われ、靴の品出しをしていたところ、更衣室近くで厄介は周囲に靴をぶちまけて転倒。更衣室のカーテンの隙間から倒れていた女性がいるのを見かけ、厄介は屋根井刺子の遺体を発見した。その場に、遠浅警部の妻も居合わせたのだった。

転:今日子の推理

今日子は、厄介や店員の事情聴取を行う。結果、皆「誰も何も見ていない」と証言した。その状況から今日子は推理を行い、犯人が分かる。だが、調査費用が半額だということもあり、今日子は犯人を指摘せず、「ヒントだけ」と言い、ワトソン役である厄介にヒントをもとに推理させる。

今日子は、「更衣室内で、ハンガーで撲殺することは不可能。考えられることは、この更衣室内で殺害されたのではない」と指摘。さらに、「店員が誰も被害者を見ていない」という事実から、「犯人が被害者の姿に扮装して、更衣室内に入った。被害者がその時間まで生きているように見せかけて。被害者は、本当はオープン前に殺害され、更衣室に運ばれた」と推理する。

「犯行が可能だったのは、店側の人間だけ。つまり、犯人は店員の中にいる」と今日子は大ヒントを出す。

「15分以上中にいるお客様は、確認するように」と店員は指導されているが、更衣室前にある靴が変わっていたので、まるで更衣室に入った客が入れ替わっているように店員は思わされていたのだった。

犯人は、自分で靴を履き替え、更衣室前の靴を15分ごとに入れ替え続けた。そのままでは埒が明かず、犯人は一度店外に出て、被害者を装って再入店。その際、監視カメラ映像で他の店員と鉢合わせしないように入った。

さらに、被害者の遺体がある更衣室の横の更衣室に入って、自分の服に戻った。全ては上手くいくと思われたが、在庫の靴に紛れこませていた自分の靴を、他の在庫の靴とともに、厄介が持ってきてしまった。

品出しされないよう、犯人は厄介の脇腹をくすぐって靴をぶちまけさせ、回収しようとした。ところが、遠浅警部の妻も居合わせており、回収できなくなってしまった。現在も、在庫の靴を履いている店員こそが犯人だと判明する。

犯人は、社長と婚約していた。だが、屋根井刺子がオープン前の店内にやってきた。刺子が「社長と結婚の約束をしている」と言っているのを聞き、逆上した犯人の店員はその場にあったハンガーで撲殺してしまったのだ。社長は、店員全員と結婚の約束をちらつかせ、関係を持っていた。

結:今日子の過去

厄介は、法郎に会って今日子の部屋の天井に書かれた「お前は今日から掟上今日子 探偵として生きていく」という文字の意味を訊く。だが、法郎ははぐらかすばかりで答えようとしない。

今日子は、1人で佇んでいると、婚約者だったという男(要潤)が突然現れる。今日子は、「私をご存知なのかもしれませんが、ナンパならもっと上手くやってください」と言って立ち去る。

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次話:ドラマ「掟上今日子の備忘録 第9話」あらすじ・ネタバレ

前話:ドラマ「掟上今日子の備忘録 第7話」あらすじ・ネタバレ

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