「お義父さんと呼ばせて 第4話」あらすじ・ネタバレ

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バレンタインで賑わう中、花澤美蘭(蓮佛美沙子)は大道寺保(遠藤憲一)との待ち合わせ場所へと向かっていた。

…2月7日、花澤紀一郎(渡部篤郎)は、娘・美蘭を保から奪い返すため計画を考えることで仕事も上の空だった。紀一郎は、砂清水誠(山崎育三郎)を利用して、「手段を選ばない」計画を進める。砂清水に対し、「美蘭のこと好き?結婚してみないか?」と言う。

紀一郎は、病院で健康診断を受けていた。胃のバリウム検査を実施し、「影がありますね。内視鏡検査をしてみましょう」と言われる。その他、血圧や血糖値など、年齢を感じさせる異常が見つかっていた。

美蘭は、何日も徹夜して、保の上司から発注されたパソコン会議のシステム作りに取り組んでいた。しかし、上司は「これ、必要なの?」と手のひら返しをし、話し合いの場で美蘭は怒り出す。

保は、買収先の会社との会食の席で、砂清水に会う。そこで、砂清水は「美蘭ちゃんの元カレです」と言い出す。砂清水は、会食をすることを美蘭に知らせており、その場に美蘭までやってきて飲み会となってしまう。美蘭は、砂清水のことを「元カレなんかじゃない。とにかく明るいストーカー」と言う。

美蘭は、専務について愚痴るが、保は「この件、俺に任せてくれないか」と言う。そんな保に、美蘭は「専務の肩を持つの?年とると、守りに入っちゃって…」と反発するが、保は「みーちゃんにはまだ分からないんだよ」と言う。

保は、美蘭がやまびこ商事のシステム開発の仕事から外されるという噂を聞き、美蘭と話をする。美蘭は、「どうして私が外されるの?なんで私が悪者なの?」と怒っていた。保は、「この件は俺に任せて」ととりなす。

そんな中、部下が取引先の専務に怒鳴って反論したと聞き、血相を変える。取引先がメールを確認しなかったことが問題であったにも関わらず、保は土下座して謝る。その様子を見て、部下は「保身のために情けない」と落胆する。美蘭は、複雑な思いで保のことを見ていた。

保は、美蘭を「バレンタインデーは、レストランで食事をしよう」と誘う。美蘭は、「無理しなくていいよ。仕事が入るかもしれないし…」と言うが、「都合が空いてたらでいいよ」と言う。

美蘭は、上司とともにやまびこ商事の専務に謝罪に出向く。やりきれない思いを抱えて帰宅すると、紀一郎が祖父・昭栄(品川徹)に呼ばれて、部屋に間仕切りのカーテンを取り付けさせられており、「強い人の言いなりなのね」と美蘭はつぶやく。

一方、紀一郎は砂清水を自宅に招いていた。紀一郎は、用事を終えると、そそくさと帰ってしまう。その様子を美蘭は、何か言いたげに無言で見つめていた。紀一郎は、砂清水をバレンタインデーも自宅に招くと言う。

美蘭は、母・静香(和久井映見)に保の不甲斐なさを愚痴る。だが、静香は「あんたが間違ってる。ビジネスの世界は、そんな単純なものじゃないの」と言う。

紀一郎は、取引先との交渉を進めていなかったため、副社長の機嫌を損ねてしまう。そんな副社長の様子に慌てふためく砂清水を尻目に、紀一郎は「頭を使うんだ」と落ち着いた様子だった。

バレンタインデー前日、美蘭は保からの「デートは無理?」とLINEを送る。だが、美蘭は仕事が忙しく、返信ができなかった。一方、保は内視鏡検査を受けていた。

バレンタインデーを迎え、花澤家に砂清水がやってくる。砂清水は、食事の際に紀一郎が副社長を土下座で宥めた。副社長が期日を間違っていたことが原因だったが、紀一郎は「もし俺が言い返していたら、ぐうの音も出ない。だが、それでは俺を恨むだけだ。それなら、俺が大げさに謝って丸く収めることができ、一個貸しを作ることができる。こうして信頼関係ができるんだ」と言う。

その言葉で、美蘭は保の真意が分かる。さらに、保の部下・八千草千代(伊藤修子)が、問題の専務に、証拠を固めて専務に否があったことを指摘。さらに、「出入り業者にも、仕事の相手として敬意を払うべきです。謝られたらいかがでしょうか」と敢然と言っていた明かされる。美蘭は、保の良さに改めて気づき、保のもとへと走る。

美蘭は待ち合わせ場所に向かうが、そこに保の姿はなかった。電話もつながらず、心配する美蘭だったが、そこにリムジンに乗った保が、タキシード姿で登場する。美蘭は驚き、大喜びする。そして、美蘭は保に感謝の言葉を告げる。

一方、砂清水はチョコアレルギーにも関わらず、静香に出されたチョコレートを食べて、アレルギー症状を起こしてしまい、救急車で搬送される。

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