「お義父さんと呼ばせて 第3話」あらすじ・ネタバレ

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1月30日、美蘭(蓮佛美沙子)は誕生日を迎えた。家族だけで祝う、と父・紀一郎(渡部篤郎)が強引に決めたが、当日、保(遠藤憲一)を連れてきたのは、当の紀一郎だった。

誕生日の5日前、保は花澤家での失態に落ち込んでいた。一方、紀一郎は「美蘭、誕生日当日は家族だけで誕生会をやる」と言う。紀一郎は、保の裸踊りと酒癖の悪さを目撃し、「なんとか美蘭をコイツと別れさせる」と宣言する。さらに、真理乃(新川優愛)と

の誕生日までに何としても2人を別れさせ、保を花澤家から排除しようと考えていた。そして早速、美蘭を説得するよう、マイレージをエサに真理乃(新川優愛)をけしかける。また、紀一郎は、会社の人間を使って保の経歴を調べ上げさせる。

保は、花澤家での失態を引きずり、美蘭との食事や仕事でも上の空だった。見かねた部下・八千草千代(伊藤修子)に、美蘭との関係を指摘されて、思い切り動揺する。保は、千代に相談し、「強気で行くべきです」とアドバイスされる。

紀一郎は、「美蘭とアイツを土曜日までに別れさせる」と決意。保に「今日、お会いできませんか?」と飲みに誘う。そこで、紀一郎は保の年収、両親の介護の心配などを行う。考え方の丸っきり違う2人は、すぐに衝突する。

その中で、紀一郎は「私は、年収3千万円の生活をしてきた。本当に美蘭を幸せにできるのか?」と言われ、保は落ち込んでいた。美蘭は、いつもと様子の異なる保を気遣う。保は、「俺、みーちゃんを幸せにできるのかな…」と冗談めかしてつぶやく。

真理乃は、姉・美蘭を保と別れさせようと「あんな人のどこがいいの?」と話をする。だが、美蘭は真理乃が買収されたと感づく。

紀一郎は、部下・中森愛(中村ゆりか)に、砂清水誠(山崎育三郎)を紹介する。砂清水は愛に好意を寄せるが、愛は紀一郎にあこがれていた。

保と美蘭がスポーツジムにやってくると、そこに紀一郎が現れ、2人は驚く。紀一郎は、そこでも「完膚なきまでに叩き潰す」と言う。2人は、ランニングマシーンで全力疾走するなど、張り合う。その後も腹筋運動勝負や、ボルダリング、水泳、スカッシュでも勝負を行う。その中で保はぎっくり腰となり、倒れこんでしまう。

勝負に勝利した紀一郎は、「誕生日は家族だけだ」と美蘭に伝える。紀一郎は、保のケータイ電話を持ち帰ってしまっていた。思わず保のケータイの写真を見ると、美蘭が良い笑顔をしていることに気づく。

紀一郎は、保にケータイを返しに行く。そこで「スポーツでも仕事でも、君は何一つ私に勝てない」と言うが、保は「そういうところにみーちゃんは嫌気が差したんじゃないですか」と言う。

2人が乗ったエレベーターが停まり、紀一郎は慌てふためく。保は、「落ち着いてください」と紀一郎を宥める。紀一郎は、閉所恐怖症であると判明し、保は意外な弱点を見つける。

保は、紀一郎はとピンクレディーやキャンディーズなどの同年代ならではのトークを行い、紀一郎を落ち着かせる。その後、紀一郎は「美蘭と子供を作るつもりはあるの?美蘭を本当に幸せにできるつもりはある?もし自信がないなら、大人の分別として、身を引いてやってもらえませんか」と言う。

エレベーターが動き、紀一郎は「あんた、俺が落ち着くように話をしてくれたのか。…美蘭の誕生日会、来るか?」と保を誘う。そして、「明日から、俺が言ったこと、また考えてくれないか?」と言う。

紀一郎が保を連れてきたことで、花澤家の面々は驚く。戸惑いながらも、誕生日会は進み、食の進まない保に、紀一郎は「大道寺さんは、美蘭を幸せにする自信がなくなったんだって」と言う。その言葉に美蘭は「誰が、幸せにしてくれって頼んだ?私は、仕事や結婚相手も、自分が幸せになるために選んだの。私は今、十分幸せなの。余計な心配しないで!」と激昂し、家を出ていってしまう。

保は、美蘭を追う。保は、「みーちゃん、子供好きなんだって?そんなこと、俺に言ったことなかったじゃない」と話をする。美蘭は、「将来なんか分からない。欲しくなったら、その時に対処すれば良い。でも今は、今の自分の気持ちを大切にした。それは、51歳の保っちゃんが好きだってことなの」と言う。そんな美蘭を、保は抱きしめ、「愛してる」と言う。2人はさらに愛を深めることができたのだった。

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