アニメ「僕だけがいない街 第12話 宝物 最終回」あらすじ・ネタバレ

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藤沼悟は、八代学が連続誘拐殺人を企てていたことを知っており、それを阻止していた。だが、11歳の時に車ごと川に落とされ、辛くも一命を取り留めた。15年間も眠ったままであり、悟は目覚めた時には記憶を失っていた。

そんな悟は、市議会議員となった元・担任教師 八代学とともに病院の屋上にいた。八代に対し、悟は「俺の記憶は戻っているぞ、八代」と言い放つ。悟は、雛月加代に再会し、記憶を取り戻していたのだった。

八代は、悟が意識を取り戻し、なぜ自分の計画を予期してことごとく阻止したのか、その答えを知りたかった。そこで、八代は悟が親しくなった少女・久美の点滴に、「筋弛緩剤を混ぜた。もちろん、君の指紋を付けてね」と言う。久美の命と引き換えに、八代は悟に”答え”を教えろと迫る。

悟は、ケンヤに八代との会話を携帯電話で伝えていた。だが、そのことを八代は読んでおり、携帯電話の電源を切る。

悟は、自分自身が八代の「心の欠落を埋める存在」であり、自分を殺害することはできない、と言う。悟は八代が15年もの間待ち続けた”答え”だったのだ。悟は、車椅子ごと屋上から飛び降りようとする。だが、八代はそんな彼の車椅子を引き止め、救おうとする。

その事実を突き付けられ、八代は認める。だが、八代は車椅子から手を放す。車椅子は落下し、地面に叩きつけられる。だが、悟は母親やケンヤが下に用意したマットに助けられ、無事だった。

八代は、自らも飛び降りようとしていたが、悟の様子を見て自らの敗北を認める。八代は、15年前の悟の殺人未遂の事件について罪は問えなかったが、久美の殺人未遂容疑で逮捕された。

悟は、15年もの時間を失った。だが、その時間を悟は、加代やヒロミたちが救われたかけがえのない「宝物」であると思っていた。

悟はその後、東京で漫画家として成功する。そんな彼は、北海道へ戻り、と仲間たちと会いに行き、幸せな時間を過ごす。

東京に戻り、悟は漫画を描いている気晴らしに、散歩をしに行く。「雪宿り」をしていた悟のもとに、片桐愛梨がやってくる。「一緒に雪宿りをして良いですか?」と言う愛梨に、悟は「この瞬間を待っていた」と思うのだった。

前話:アニメ「僕だけがいない街 第11話 未来」あらすじ・ネタバレ

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