アニメ「僕だけがいない街 第11話 未来」あらすじ・ネタバレ

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藤沼悟は、担任教師・八代学によって、クルマごと冷たい水の底へと沈められてしまう。八代は、数々の人間を殺害してきて、雛月加代やヒロミ、中西彩らもまた、殺めようとしており、悟はそれを阻止した。

八代は、悟が計画を阻止したことで目をつけ、亡き者にしようと機会を伺っていた。そんな中、悟は墓穴を掘るかのように八代と2人きりになり、水の底へと沈められる結果となっていた。だが、悟は意識不明になるも、命を取り留めていた。

それから15年後の2003年、悟は母・佐知子の献身的な介護の甲斐あってか、目を覚ます。だが、悟は記憶を失っており、八代が犯人であることすら忘れていた。悟が入院する病室に、ケンヤやヒロミが訪れてくる。ケンヤは弁護士、ヒロミは医師になっていた。

さらに、赤ん坊を抱いた女性がやってくる。その女性は、雛月加代であり、ヒロミと結婚して子供をもうけていたのだった。悟は、加代の姿を見て、思わず涙していた。悟はそこから、リハビリに打ち込んで次第に歩けるようになっていた。

秋を迎え、悟はリハビリ室で出会った少女・久美と出会う。2人は会話を行うようになり、骨髄移植を受けようとしていた久美を、悟は励ます。そんな中、西園学という市議会議員が現れる。

西園学とは、八代学のことだった。彼は婿養子に入り、名前を変えていたのだった。西園は、記憶を失っていた悟を監視していた。一方、悟は西園が自らを酷い目に遭わせたことも忘れており、かつての担任教師として接していた。

そんな中、悟は西園に「一緒に話ませんか?」と提案する。西園はそれを快諾し、悟を貨物用のエレベーターで屋上へ車椅子を押して連れて行く。あいにくの雨で残念がる西園に、悟は思わぬ一言を告げる。

「八代、俺の記憶は戻っているぞ」と伝え、西園の正体を知っている、と明かすのだった。

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