「レンタル救世主 第3話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) レンタル救世主のオフィスに、陽太(田中奏生)という少年が、「お父さんを助けてください」と依頼しにやってくる。陽太の父親・陽介(甲本雅裕)は、仕事をクビになり、カバンを大事そうに抱え、何者かから逃げるかのように、陽太とともにビジネスホテルに身を潜めているのだという。

2) 一方、脚を骨折して車椅子に乗る男性・徳田(佐戸井けん太)が、「横浜観光をしたい」と依頼してくる。だが、徳田はドラッグの売人だった。彼は、ひき逃げされた際、ドラッグを奪った陽介を探していたのだった。

3) 陽介は、中国人マフィアと接触し、薬物を売ろうとするが、奪れてしまう。だが、中身は明辺悠五(沢村一樹)によってすり替えられていた。起こったマフィアは、悠五たちを殺害しようとする。だが、薬物を探していた徳田の取り引き相手であるヤクザが、葵伝二郎(藤井流星)の誘導で、マフィアのもとにやってきて抗争になる。

4) マフィアとヤクザは、警察によって逮捕される。一件落着となるが、陽介は「私は悪いことをした」と言い、バッグを抱えて出頭しようとする。だが、その中に入っていたのは、単なる塩であり、陽介は逮捕されなかった。陽太が1人にならずに済んで、悠五は胸を撫で下ろす。一方、悠五の娘は、父親がレンタル救世主であることをYouTube動画を観て知ってしまう。

詳細なあらすじ

レンタル救世主のオフィスに、陽太(田中奏生)という少年が、「お父さんを助けてください」とやってくる。陽太の父・陽介(甲本雅裕)は、陽太を連れて夜逃げをしていた。今は、ビジネスホテルに滞在しているのだという。

陽介は、会社をクビになり、何かに怯えるかのように逃げ回っているのだという。そして、彼は「白い粉」をバッグに隠し持っていた。

だが、黒宇幹太(大杉漣)は「お金もっている?」と訊き、小銭しか持っていない陽太を追い返す。明辺悠五(沢村一樹)は、陽太のことを心配になり、探しに行こうとするが、依頼の電話がきてしまう。

車椅子の男性・徳田(佐戸井けん太)がやってきて、「横浜の街を観光したいんです」と依頼してくる。悠五は、陽太を探しに行きたかったのだが、観光に連れて行かなくてはならなくなる。

徳田は、「一度来てみたかった」と、寂れた港である、米橋通りに案内させる。悠五は、葵伝二郎(藤井流星)、百地零子(志田未来)に任せて陽太を探しに行く。だが、紀伊ロイ(勝地涼)が陽太を心配して遊び相手になっており、安心する。

悠五は帰宅すると、母娘がケンカしていた。悠五は仕方なく、「イビサに連れて行くよ!」と宣言してしまう。

徳田は、道路を走るクルマの運転手を眺めていた。そして、「実は、一度しか会ったことのない人を探しているんです」と明かす。一方、ロイから「これからバッグを確認します」というメールが届く。

葵は協力し、クルマを停めて一台ずつ確認する。そんな中、零子に「陽太君のところ行きたいんですか?いいですよ」と言われる。悠五は、ロイのもとへ行き、そこでロイから「バッグの中には塩が入っていた」と告げられる。

悠五は、黒宇に職場放棄したことを叱られる。一方、ロイは悠五に説得され、確執のある電気屋を営む父親と話をしに行く。だが、ロイは殴られ、親子関係は改善されなかった。

悠五は、「世の中はギブアンドテイクだ」という葵の言葉を聞き、妻にケーキを買って帰る。帰宅すると、好物の唐揚げと瓶ビールが用意されていた。「ダメ親父」と言ってしまった娘なりの罪滅ぼしだったが、そのせいでやはり借金のことを言い出せなかった。

悠五は陽太に、「もう一度、依頼をして欲しい」と言う。依頼料 485円で、「お父さんを助けて欲しい。お父さんともう一度遊びたい。ハイタッチとかしたい」と陽太は頼む。

悠五は、陽介のバッグをすり替える。中身は「所持するだけで罰せられる薬物」であると判明する。陽介は、バッグを持って運び始めてしまう。だが、彼の持っているのは単なる塩であるため、悠五たちは慌てる。

陽介は、男たちに拉致されてしまう。バッグに仕掛けられたGPSを辿り、悠五とロイは追跡を始める。一方、葵と徳田のもとへヤクザたちが現れた。

陽介は、中国人マフィアの取り引き場所に案内される。そこで、陽介はひき逃げされた徳田から薬物を奪ったことを思い出す。そんな中、陽介はバッグを中国人マフィアに奪われてしまう。

悠五は、陽介のもとを訪れる。陽介はバッグを奪われて落胆していた。そこに中国人マフィアがニセモノだと激怒して再び現れる。悠五は、本物の薬物を渡して許しを請う。そこに葵が現れ、ヤクザを誘導する。ヤクザとマフィアの抗争となるが、そこに警察が現れる。

葵は、徳田が売人であると気づいていた。秦野いろは(中村アン)は、警視総監に情報をリークする。さらに、葵はマフィアとヤクザを引き合わせたのだった。

零子は、陽太を陽介のもとへ連れてくる。陽太は、ラップで父・陽介への感謝の気持ちを伝える。「大好き、お父さん。だから…」と言い、陽太は陽介とハイタッチしようとする。だが、陽介は「お父さんは感謝される資格がない。しばらく、お別れだ」と言う。

陽介は、薬物の入ったバッグを受け取り、立ち去ろうとする。陽介は息子に、「お父さんは、いけないことをしたから、警察に行って来る」と言う。追いすがる陽太に、陽介は「男なら泣くな」と言う。

悠五に促され、陽太は父・陽介にハイタッチしようと促す。陽介はハイタッチし、泣きながら抱きしめる。陽太は「男なら泣いちゃダメなんでしょ」と言うが、陽介は涙を止めることができなかった。

陽介は、ロイに付き添われて警察に出頭する。悠五は、陽太が1人になってしまうことを悔やむが、陽介が持っていたバッグの中身は塩であり、逮捕されなかった。中身は、葵がすり替えていたのだった。

悠五は、陽太にもらった報酬で、唐揚げを買って黒宇に渡す。「ギブしてもらって、テイクしてもらった気分はどう?」と言われ、悠五は「最高です」と言って涙ぐむ。一方、ロイは、父親に謝り、歩み寄ることができたのだった。

YouTube動画を見て、悠五はレンタル救世主を行っていることを娘に知られてしまう。

Huluならすぐに放送済みエピソードが観られます。

次話:「レンタル救世主 第4話」あらすじ・ネタバレ

前話:「レンタル救世主 第2話」あらすじ・ネタバレ

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